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「次世代ワールドホビーフェア '09 Winter」開催
WiiとDSの出展が多数。AC用カードゲームも依然盛況

1月18日 大阪大会(京セラドーム大阪)
1月24日、25日 東京大会(幕張メッセ)
2月1日 名古屋大会(ナゴヤドーム)
2月8日 福岡大会(福岡Yahoo! JAPANドーム)

入場料:無料

大阪大会の様子。今回も京セラドーム大阪を埋め尽くすほどの来場者が訪れた
 キッズとファミリー層を対象にしたホビーイベント「次世代ワールドホビーフェア '09 Winter (第29回次世代ワールドホビーフェア)」が1月18日より開幕した。

 「次世代ワールドホビーフェア」は年2回、夏季と冬季に開催され、冬季は全国4都市の会場で行なわれるのが毎年恒例となっている。今年も1月18日の大阪大会を皮切りに、1月24日、25日に東京、2月1日に名古屋、2月8日に福岡と、計4都市で実施される。入場料は無料。

 家庭用ゲーム関連の出展は、過去数回の傾向と同じく、ほとんどがニンテンドーDSとWiiのタイトルで占められていた。PSPは数点程度で、PS3はSCEJの「リトルビッグプラネット」のみ。PS2とXbox 360の出展はひとつもなかった。

 Wiiの試遊機はニンテンドーDSの試遊機と比較してスペースが必要なため、限られた空間をどのようかに使用するのか、各ブースの個性が出ていて面白い。全体的にWiiの試遊台は数が少なく、人気タイトルは2時間以上の待ち時間となっていた。

 セガの「古代王者 恐竜キング」など、アーケード用カードゲームには多くの来場者が集まり、一時は行列を制限するほど盛況だった。しかも特定のゲームだけが人気なのではなく、どのタイトルにも大勢の来場者が押し寄せており、アーケード用カードゲームの多様化と根強い人気を実感した。



■ 任天堂は今年は新作タイトルなし

 東京ゲームショウには出展していない任天堂が出展しているのも「次世代ワールドホビーフェア」ならでは。今回は発売前の新作タイトルは出展がなく、全体的に落ち着いた雰囲気だが、その代わりに2008年11月に発売したニンテンドーDSiの体験コーナーに大きなスペースが割かれていた。ステージでは、ニンテンドーDSiウェア「うごくメモ帳」の遊び方などを紹介し、DSiの一層の普及を図っていた。

 試遊コーナーには、発売中のWii用「街へいこうよ どうぶつの森」、「Wiiであそぶ マリオテニスGC」を出展。特に「Wiiであそぶ マリオテニスGC」は発売後間もないこともあり、人気を集めていた。

白で統一されたニンテンドーDSi体験コーナー。ソファに座って落ち着いた空間で、じっくりとニンテンドーDSiに触れられる ステージ上では「うごくメモ帳」を紹介。わかりやすい解説や実演を交えたデモが行なわれた
厳密にいえばリメイク作品だが、Wiiリモコンを得たことで別のゲームへと生まれ変わった「Wiiであそぶ マリオテニスGC」 女の子に人気の高いWii用「街へいこうよ どうぶつの森」。熱心にゲームの説明に耳を傾けていた



■ バンダイナムコゲームスは出展作品が多く、華やかなブースに

 バンタイナムコゲームスは、発売前の新作タイトル3本を含む計7本を出展し、大規模なブースを展開していた。発売前のタイトルであるDS用「ひらめきアクション ちびっこワギャンの大きな冒険」とWii用「WE CHEER」は、試遊台を設置。2009年2月5日発売予定のDS用「名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵」はサンデーブースでの映像公開のみとなった。

 DS用「ひらめきアクション ちびっこワギャンの大きな冒険」は、シンプルで軽快なアクションと独特のボスバトルで人気を博した「ワギャンランド」シリーズの15年ぶりの最新作。ジャンプと、相手をシビレさせる音波砲をうまく使いながら、横スクロールのステージを進んでいく。ステージの最後にはボスキャラクタが待ち受けているのだが、ボスとの戦闘は“ちえくらべ”で対決となる。“ちえくらべ”とは、シリーズ恒例のしりとりや、神経衰弱といったミニゲーム。爽快感のあるアクションと、一瞬のひらめきを競う“ちえくらべ”をミックスし、世代を超えて誰でも気軽に楽しめるゲームになっている。1月29日発売予定で、価格は5,040円。

 Wii用「WE CHEER」は、Wiiリモコンをチアリーディングのポンポンに見立てたリズムアクションゲーム。画面に表示されるマークに従ってWiiリモコンを振ることで、チアダンスが踊れるようになっている。Wiiリモコンは1個でも遊べるのだが、2個使って遊ぶと動作がチアリーダーのような動きになるのが面白い。周りからは割と簡単そうに見えるのだが、実際にプレイしてみるとなかなか難しい。中途半端に照れながらやるよりも、思いきって全身を使って動くのが楽しむコツかもしれない。“エクササイズ”というゲームモードは、ダイエットしたいプレーヤにうってつけ。チアダンスとは違うエクサイズ用の振りつけで、楽しく運動をさせてくれる。3月発売予定で、価格は6,090円。

 発売中の4タイトルのうち、Wii用「太鼓の達人Wii」、「ファミリースキー ワールドスキー&スノーボード」、「風のクロノア door to phantomile」の3本はバンタイナムコゲームスのブース内で遊べた。DS用「たまごっちのキラキラおみせっち」は、バンダイブースのたまごっちコーナーに置かれ、多くの人が楽しんでいた。

紹介イベントにはアーケード用エレメカ「ワギャン」が登場し、子供たちの父親世代が「懐かしい……」とため息をもらす一幕も 「名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵」のモニターの前では、大勢のファンが映像を見つめていた
常に人気の高い「太鼓の達人Wii」。笑顔で太鼓を叩く子供たちの姿が印象的だった バンプレストブースには、ポケモンのぬいぐるみが景品になったクレーンゲームなどが並んでいた



■ スクウェア・エニックスはWii「メジャマジ・マーチ」をメインに注目を集める

DS「KINGDOM HEARTS 358/2Days」の試遊機はシングルモードのみプレイ可能。XIII機関の仲間であるアクセルやシグバールとともにミッションに立ち向かう
 スクウェア・エニックスブースでは、発売前のWii用「メジャマジ・マーチ」と、DS用「KINGDOM HEARTS 358/2Days」、発売中のDS用「ピングーのワクワクカーニバル」、「SNOOPY DS」が出展されていた。

 Wii用「メジャマジ・マーチ」はマーチング・バンドの指揮者となり、仲間たちと一緒に行進するリズムアクションゲーム。ゲームの中で出会うたくさんの動物たちを仲間にしながら、さまざまな場所でパレードを繰り広げながら旅をする。 Wiiリモコンを指揮棒に見立て、上下左右に振るだけのシンプルな操作が特徴だ。4月23日発売予定で、価格は6,090円。

 DS用「KINGDOM HEARTS 358/2Days」は、人気のアクションRPG「KINGDOM HEARTS」シリーズの作品。「キングダムハーツII」の重要なキャラクタであるロクサスが、XIII機関に所属していた時代を描く。ロクサスを操作してワールドを巡るシングルプレイモードに加え、シリーズ初となる複数人でミッションをこなすマルチプレイモードを搭載。タッチペンを基本的に使用しないベーシックな操作は、スピード感のある本作にマッチしているように感じられた。2009年春発売予定で、価格は未定。



■ SCEJはピポサルが大活躍。PS3タイトルは新作なし

 SCEJのブースは、「サルゲッチュ」コーナー、「PSP Park」コーナー、「リトルビッグプラネット」コーナーに分けて、注目のラインナップを展示した。

 サルゲッチュコーナーは、シリーズ最新作のPSP用「サルゲッチュ ピポサル戦記」を体験できるコーナー。シリーズ初のRPGということで、小学生の男子を中心に行列ができていた。アクションのイメージが強い「サルゲッチュ」シリーズだが、本作はあえてコマンドバトルを採用。おバカなピポサルと、王道的なRPG路線のギャップが笑いを生んでいた。もちろんミニゲームも健在で、フィールド上で発生するミニゲームをクリアすることで、経験値やチップ(お金)が得られる。3月19日発売予定で、価格はUMD版が4,980円、ダウンロード版が3,800円。

 「PSP Park」コーナーには、発売中の「クランク&ラチェット マル秘ミッション☆イグニッション!」、「パタポン2ドンチャカ♪」、「LocoRoco2」の試遊台を設置。またKONAMIの「ワールドサッカー ウイニングイレブン2009」と、スクウェア・エニックスの「KINGDOM HEARTS Birth by Sleep」は、こちらのコーナーで試遊できた。

 「ワールドサッカー ウイニングイレブン2009」は、チームの一員としてプロサッカー選手の人生を体験できる新モード「ビカム・ア・レジェンド」が搭載されている。今作はインフラストラクチャモードによるインターネット通信対戦が実現されたということで、ファンの注目度は高かった。1月29日発売予定で、価格は4,980円。

 「KINGDOM HEARTS Birth by Sleep」は、シリーズ中、最も古い時代の物語を描いている。本作には新たな主人公が3人おり、それぞれ独立した3本のシナリオが存在。PSPの性能を活かし、携帯機のタイトルながら従来の作品に最も近い感覚で遊べるアクションRPGとなっている。発売日、価格ともに未定。

 PS3コーナーでは「リトルビッグプラネット」の体験会を実施。会場では家族で一緒に楽しむ姿が見受けられた。イベントでは、オンラインで公開されている世界中のプレーヤーが作成したステージを紹介し、魅力を伝えていた。

家族全員で一緒に遊べるという点において、「リトルビッグプラネット」は次世代ワールドホビーフェア向きのタイトルだ 「サルゲッチュ ピポサル戦記」の試遊時には、“紙製のかぶと”を着用。コーナー自体が凝った作りになっていた 「PSP Park」の来場者は、他のブースよりも年齢層が高めのようだった



■ KONAMIは「実況パワフルプロ野球」シリーズ最新作を出展

 KONAMIブースでは、シリーズ最新作のWii用「実況パワフルプロ野球NEXT」と、DS用「パワプロクンポケット11」が出展された。

 「実況パワフルプロ野球NEXT」の試遊は、Wiiリモコンを振って投球や打撃を操作する“リモパワモード”での対戦プレイのみだったが、気軽に遊べる点が小さな子供たちの人気を集めていた。本作に搭載される新しい選手育成モードの主人公は、シリーズ初の小学生ということで、若年層のファン拡大を図っているようだ。3月19日発売予定で、価格は5,980円。また発売中の「パワプロクンポケット11」も、小学校低学年を中心に大勢の子どもたちが楽しんでいた。

 またサンデーブースには、DS用「サンデー×マガジン 熱闘! ドリームナイン」と、PSP用「ハヤテのごとく! ナイトメアパラダイス」が出展された。

 「サンデー×マガジン 熱闘! ドリームナイン」は、少年サンデーと少年マガジンの創刊50周年を記念した特別プロジェクトということで、50年の間に連載された人気野球漫画を中心に、サンデーとマガジンのキャラクタたちがずらりと登場する注目の野球ゲームだ。「パワプロプロダクション」がゲーム制作を担当しているため、基本操作は従来の「パワプロ」シリーズに基づいている。実際にプレイしてみると、確かに「パワプロ」的な手ごたえで、決してキャラクタ人気だけに頼ったゲームではない印象を受けた。それと同時に、各キャラクタの“必殺技”などの要素により、「パワプロ」との違いを打ち出している。2月26日発売予定で、価格は5,250円。

「パワプロクンポケット11」の試遊コーナーは、学校の教室をイメージしていた 「サンデー×マガジン 熱闘! ドリームナイン」では、「巨人の星」の飛雄馬対「タッチ」の上杉達也など、漫画ファンの思い描いた夢の対決がゲームで実現
コロコロブースでは「ペンギンの問題 最強ペンギン伝説!」のパスワードを公開。コロコロで人気の漫画が元になったタイトルだけに、非常に混雑していた 「ハヤテのごとく! ナイトメアパラダイス」は、恋愛要素の強い作品になるという



■ EAは「ぼくとシムのまち パーティー」、「シムアニマル」新作2本を出展

みんなでワイワイ遊べる「ぼくとシムのまち パーティー」や、のんびり森の生活を楽しみたい「シムアニマル」。子どもだけでなく大人や家族で遊びたい、魅力いっぱいのタイトルがそろった
 エレクトロニック・アーツからは、「シムアニマル」、「ぼくとシムのまち パーティー」、さらに好評発売中の「ぼくとシムのまち キングダム」(いずれもDS版とWii版)が体験できるコーナーを設置。ゲーム体験者を対象に各ゲームのオリジナルステッカーがプレゼントされた。

 「ぼくとシムのまち パーティー」は、シムたちともっと遊びたい人に向けたミニゲーム集。Wii版は50種、DS版には40種類のミニゲームが収録されている。プラットフォームにより収録されるミニゲームは異なるため、それぞれのハード特性やデバイスに合わせたゲームが楽しめる。4人対戦も可能で、DS版は1本のソフトで最大4台の本体にゲームシェアリングして遊べるため、家族や友達とワイワイパーティープレイが楽しめそう。3月19日発売予定で、価格はDS版が3,990円、Wii版は5,040円。

 「シムアニマル」は、神の視点で動物の生活を観察したり繁殖を楽しんだりしながら、動物や植物が快適に暮らせる森を作る、森シミュレーションゲーム。プレーヤーは木を植えたり、川を作ったりして森の状態を整え、動物のカップルを作って子どもを増やすなど、ゲーム内に影響を与える。プレーヤーの姿は、大きな手のカタチで具現化されるため、神の視点であることとゲームへの介入具合がよくわかり、動物と触れ合う感覚も味わいやすい。動物は30種、植物は80種とキャラクタも豊富。2月19日発売予定で、4人で1つの森を世話するWii版は6,090円、タッチペンとマイクで動物とコミュニケーションできるDS版は4,980円。



■ コーエーは「モンスター☆レーサー」で本格的にキッズ向けゲームに参入

 歴史シミュレーションや「無双」シリーズが人気のコーエーが、本格的に子ども向け市場に展開する。RPGとモンスターを操っての2Dレースの融合した、1月22日発売予定の「モンスター☆レーサー」を、ひと足早く試遊台と先行発売で体験してもらうブースに注目が集まった。

 世界No.1のモンスターレーサーになるため、世界各地に生息するモンスターを捕まえて育成し、各レースを勝ち抜いていく。ゲームではRPGモードでモンスターを捕獲し、レベルアップして、レースに挑む。レースは横スクロール形式で進む。コース中にはモンスターの性能アップや相手を邪魔するアイテムが落ちており、アイテムの活用がレースのカギとなる。レースに勝つためには、強いモンスターの捕獲、レベルアップは当然のこととして、コース形状とモンスターの相性も考える必要があり、強いだけでは勝てないのも醍醐味だ。レースは1人で遊ぶほか、DSダウンロードプレイやDSワイヤレスプレイにも対応。最大4人での通信対戦も楽しめる。1月22日発売予定で、価格は5,040円。

 また今後のイベント会場では、レアモンスター「ジュピター」のデータ配信サービスも実施。ブースに行く際にはDS本体とソフトを持っていっていただきたい。またレース大会「モンスターレーサーグランプリ」も行なわれ、優勝者にはDSiが贈られる。

1レースが短くすぐに勝負がつくため、軽快でスピーディーなのが小気味いい。シンプルな操作性は、子ども心にマッチしそう 試遊は1レースのみなので、行列が長くならないのも嬉しい。豪華賞品が用意されたレース大会にも多くの子どもが参加した



■ ハドソンは新世代ベイブレードバトルをDSで実現

 タカラトミーから発売されているバトルホビー「ベイブレード」。高速回転するコマを自由にカスタマイズして遊ぶこの玩具を題材にしたDS用アクションゲーム「メタルファイト ベイブレード」がハドソンから発売される。ハドソンのブースには、この試遊台がズラリと並んた。

 ゲームは、最新の玩具データとコロコロコミック連載中のキャラクタを使用。ラスボスには完全オリジナルキャラクタが登場するという。ストーリーモード、バトルコロシアム、クイックバトル、Wi-Fiバトルの4種のゲームモードを有し、全国のライバルとのバトルも楽しめる。

 ゲーム中のベイブレードは玩具と同じように、4つのパーツから構成されており、特性の違うパーツを選んで最強のベイブレードを作り上げる。バトルではまず、タッチペンで画面をこってベイブレードにパワーを貯め、シュートする。玩具ではこのまま見守ることしかできないが、DS版ではベイブレードそのものを操作でき、より戦略的な戦いができる。DSのマイクを使って「ジャンプ」、「アタック」など声に出して指示もでき、派手なアクションを楽しめる。

 ソフトにはゲームオリジナルベイブレード「ケツァルコアトル」限定カラーと、DSのGBAスロットに装着して使う「B.P.R(ベイポイントリーダー)」も同梱。ホビー版のベイブレードとの連携もできる。3月26日発売予定、オリジナルベイブレード、「B.P.R」同梱で価格は5,775円。

バトル準備から終了まで一時の気も抜けない、手に汗にぎる対戦が魅力。ホビー版よりもドラマチックな戦いが期待できそう ステージでは豪華商品の出るバトル大会も開催



■ タイトーは人気の「ママ」シリーズの新作を出展

ママと楽しくガーデニングできる新作「ガーデニングママ」。肥料の上げ方や組み合わせで、育ち方も変化。試遊すると、オリジナルグッズももらえる
 タイトーは新作のDS用「ガーデニングママ」と、発売中の「クッキングママ2 たいへん!! ママはおおいそがし!」で試遊台を設置。女の子を中心にたくさんの人を集めていた。

 「ガーデニングママ」は、家事などを体験できる「ママ」シリーズの新作。今回はガーデニングをテーマに、種・球根を選び、花壇を耕して植え、水をやって植物を育てていく。液体肥料をまいたり、ウイルスを駆除したりと、アクション要素も加わったたくさんのミニゲームをプレイしつつ、庭を飾ったり、育った花でおしゃれをしたりと、ガーデニングらしい魅力も満載。ゲームは主にタッチペンで進めるもので、同シリーズらしい、感覚的に動かせる操作感は「ガーデニングママ」にも生きている。女性の好きな箱庭作りが楽しめる新作は、子どもだけでなく大人の女性にも訴求する。3月19日発売予定で、価格は5,040円。



■ カプコンはDS「流星のロックマン3」イベントが盛況

カプコンの主役は「ロックマン」! というイメージの華やかなディスプレイが目を引く。キャラクタも登場し、賑やかなステージが見られた
 カプコンブースは、今回は新作の出展はなし。しかし、小学生からの人気が高いDS用「流星のロックマン3」の日本一を決定する公式全国大会「ウェーブマスターズ2009」を開催して人気を集めた。経験者や初心者など難易度をわけた試遊台も用意され、それぞれの腕前にあわせてゲームを楽しんでいた。ブースの周囲にはDSを手に盛り上がる子どもたちと、ステージ上で行なわれる大会の参加者・見学者で移動しにくいほどの人が集まり、シリーズ人気が健在であることをうかがわせた。

 またWii用対戦格闘「タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES」や、女の子に人気の「ワンタメ」シリーズの試遊台も設置されたほか、物販コーナー「ビッグウェーブ」では流星シリーズ関連グッズが会場特別価格で販売された。



■ レベルファイブはDS「イマズマイレブン」初の公式大会を実施

ゲーム中では手に入らないレアキャラクタを手に入れようと、DSを開いた子どもたちがブースを囲んだ。公式大会も白熱ムードで進む
 レベルファイブも新作出展はなかったものの、DS用サッカーゲーム「イマズマイレブン」の試遊台とティーチングコーナー、さらに初の公式大会「イナズマコロシアム」を実施。大会で勝利をおさめると、勝ち数に応じてオリジナルキャラクタ缶バッジがプレゼントされた。また、ゲーム中では手に入らないレアキャラクタ「なりた」、「ゴーグル」、「ひじかた」、「カイト」の4名のデータも配信された。

 隣のタカラトミーブースでも、「イナズマイレブントレーディングカードゲーム」初の公式大会が開かれ、多数のファンが押し寄せる人気ブースとなっていた。



■ 女児向けコンテンツを集めたコーナー「ガールズアーケード」

モテ子ファッションを目指す「極上!! めちゃモテ委員長 めちゃモテDays、はじめますわっ!」。オシャレな女の子の足を止めさせていた
 女児向けコンテンツが集まるガールズアーケードの出展は、タカラトミーとKONAMIが中心。以前から人気の「きらりん☆レボリューション」に加え、アニメ化も決まっている「極上!! めちゃモテ委員長」という2つのコンテンツを中心に女の子の注目を集めていた。各ブースはかなり盛況で、試遊台付近は母娘連れで賑わいを見せていた。

 タカラトミーは、最小の個人用カラオケとも言われる「Hi-kara ハイ・カラ」ブースを設置。Hi-karaを体験できるほか、女児限定でカラオケグランプリも開催している。95点以上をマークした人には、Hi-kara本体とベストヒットカートリッジをプレゼント。さらに「きらりん☆レボリューションソング」の限定ダウンロード配信も実施していた。

 KONAMIは、発売中のDS用「きらりん☆レボリューション あつめてチェンジ! クルキラ★コーデ」と「極上!! めちゃモテ委員長 めちゃモテDays、はじめますわっ!」の試遊台を設置。会場先行特典として、「きらりん☆レボリューション」公開衣装2点のプレゼントや、「極上!! めちゃモテ委員長」イベント限定カードプレゼントもあり、DSを持った女の子が押し寄せる姿が見られた。



■ その他の出展社

【バンダイ】
バンダイブースは「百獣大戦アニマルカイザー」、「大怪獣バトルNEO」、「仮面ライダーバトルガンバライド」の3種のデータカードダス(すべて稼動中)を出展。目玉は、新ライダー・ディケイドも登場する「仮面ライダーバトルガンバライド」第2弾の先行投入。プロモーションカードやマシン目指して、ブースへの入場が制限されるほどの子どもたちが集まった
【ポケモン】【am3】
映画最新作「超克の時空へ」の情報を公開。「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」3部作の最終章ということで、来場者の注目度が高かった am3のブースでは、DSで動画を再生できるシステム「DS vision」(発売中)を出展。「劇場版ポケットモンスター」の映像ソフトを体験、購入できるコーナーを設置していた


□「次世代ワールドホビーフェア'09 Winter」のページ
http://www.whobby.com/
□関連情報
【1月16日】「次世代ワールドホビーフェア'09 Winter」
出展ゲームメーカーリンク集
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20090116/whf.htm
【2008年7月12日】「第28回次世代ワールドホビーフェア」開幕
スクエニ、セガ不在でゲームの出展はやや少なめ
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080712/whf.htm

(2009年1月19日)

[Reported by 山科明之進 / 南奈実]



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