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【「RESISTANCE」シリーズレポート】

SCEJ、PSP「レジスタンス 〜報復の刻〜」
PS3と接続しPS3コントローラーでプレイ可能な「PLUS」など新要素が盛り込まれる!

11月18日 取材

会場:米カルフォルニア・Insomniac Games

【レジスタンス 〜報復の刻〜】
2009年3月12日 発売予定

価格:4,980円 (UMD版)、3,800円 (ダウンロード版)



日本で2009年3月12日に発売となるPSP「レジスタンス 〜報復の刻〜」のプレゼンテーションを行なったのはSCEAのアシスタントプロデューサー・ケイリー・ロバーツ氏
 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCEJ) は、PSP用アクション・シューティング「レジスタンス 〜報復の刻 (とき)〜」を2009年3月12日に発売する。価格はUMD版が4,980円、ダウンロード版が3,800円。CEROレーティングは審査予定。

 「レジスタンス」は米Insomniac Gamesの開発によるアクション・シューティングシリーズで、プレイステーション 3のローンチタイトルとして発売され、2008年11月にはシリーズ2作目が発売された。今回は現在開発中のPSP版「レジスタンス 〜報復の刻〜」および発売中のPS3「レジスタンス2」に関して米Insomniac Gamesを取材する機会があったので、最新の情報をお伝えする。

 「レジスタンス」の1作目ではロシアで突如発生したキメラウイルスが各国に侵攻し瞬く間に欧州を制圧。海峡を隔て安全なはずだった英国にも魔の手が押し寄せてきた。結果、キメラは英国を制圧してしまうが、人類の反攻の狼煙として米軍が英国東岸から上陸作戦を繰り広げる。そこには謎の兵士ネイサン・ヘイル軍曹がキメラの侵攻に挑むべく戦いに参加していた。そして2作目では、キメラウイルスに我が身を犯されていることがわかったネイサン・ヘイル軍曹による、米国での戦いを中心に描いている。

 シリーズ最新作となる「レジスタンス 〜報復の刻〜」ではプラットフォームをプレイステーション 3からPSPに移し、欧州を舞台に新たな主人公、ジェームズ・グレイソン元英国海軍中尉の戦いを描く。時間軸としては「レジスタンス:人類没落の日」から数週間後の話であり、「レジスタンス2」との間に位置するストーリーとなっている。

 キメラに侵攻された欧州で抵抗を続けるレジスタンス「Maquis (マキ)」は英国に助けを請う。タイトルにある“報復の刻”とは、グレイソンの過去に起因している。グレイソンには空軍に入隊した兄がいたが、パトロール中にキメラに襲われキメラ化してしまう。ウイルスの侵攻を止めるため軍の決まりとしてキメラ化した者は殺さなければならない。グレイソンは自らの手で兄の命を絶たなければならなかった。グレイソンはこの時の心の傷により軍を無断で中退し一匹狼として戦いに挑む。

 PSP版「レジスタンス 〜報復の刻〜」の開発は米Bend Game Studio。米Bend Studioの方からストーリーに関して提案があり、Insomniac Gamesの監修の元、同シリーズの世界観に沿いながら開発されている。米Bend StudioはPSP用に開発・改善を続けてきた独自の新エンジンをベースに同作の開発を進めており、キメラの表現が改善されるなどグラフィックス的にも一歩抜きんでた作品に仕上がりつつある。

 PSP版の開発に当たりシリーズ1作目と2作目をプレイしたユーザーなどからいくつかの質問が出てきたという。侵略された街はどうなったのか? なぜ女性のキメラはいないのか? CLOVENの秘密とは? こういった謎に対する答えをPSP版では用意しているという。

「レジスタンス 〜報復の刻〜」のストーリー冒頭部分。なぜ“報復”なのかと言えば、プレーヤーである主人公がキメラ化した兄を殺さなければならなかったという辛い過去があるため


「レジスタンス 〜報復の刻〜」の主人公Grayson Bomber
 これまでとは主人公も変わり、シリーズにとって新しいラインの誕生となるが、様々な謎の答えが明かされるという点で重要な位置付けとなる作品だ。さらにシステム的にも新たな仕様が導入されているという点で注目の作品となっている。それはPS3と連動しているという点だ。PS3において「レジスタンス2」を起動しておき、USBケーブルでPSPを接続し、「レジスタンス2」のオプションメニューから選択するだけで2つの新規機能が解除されることになる。

 1つは「インフェクトモード (感染モード)」。グレイソンが“Specter Team”のDavid LaSalle中尉から募集されるところからスタートする新しい物語。グレイソンはネイサン・ヘイルとは違ったウイルスに冒されていると言う設定で、体力を回復する能力や、水中でも呼吸することができることが可能となっている。また「レジスタンス2」にも登場した44マグナムなどもアンロックされている。ここでしか手に入らないバックストーリーも用意されており、クリアすることでよりシリーズの深い謎に迫ることができる。

 基本的にはPS3からPSPにダウンロードすることになるため、一度PSPにダウンロードすれば接続を解除しスリープモードにして持ち歩くことができる。

 もうひとつのPS3との連動機能は「RESISTANCE 報復の刻 PLUS (以下、PLUS)」と言う機能だ。こちらは「レジスタンス2」を起動させた状態でPSPを接続し、「レジスタンス2」側から「PLUS」の機能をオンにすると、なんとPS3のSIXAXIS及びDUALSHOCK 3でPSPのゲームをコントロールできるようになるというもの。

 「レジスタンス 〜報復の刻〜」では通常の状態では画面上に一定の枠組みが表示され、その枠組みの中である程度自動的に照準を合わせるアシスト機能が付いている。PSPのコントロール体系上で気持ちよく遊ぶためのシステム上の工夫なわけだが、「PLUS」を採用した際にはコントロール体系がコンシューマ機と同等になることからこのアシスト機能がオフとなる。左スティックで移動、右スティックで視界の変更という一般的なFPSのコントロール体系となる。PS3などでコントローラを使用したFPSになれている人であれば、こちらの方がやりやすいというプレーヤーも多いだろう。もちろんPSP-2000やPSP-3000とテレビを繋げばテレビの大画面でPS3のコントローラを使用して「レジスタンス 〜報復の刻〜」を遊ぶことができる。

 今回プレゼンテーションを担当したSony Computer Entertainment Americaのアシスタントプロデューサー/ケイリー・ロバーツ氏によれば、「PLUS」の機能を使い、ほかにも様々なアイディアが実現される可能性もある」としており、そういった意味でも今後の展開が楽しみなところだ。

PS3と接続することで実現した1つめがこの「インフェクトモード」
ケイリー・ロバーツ氏はディスプレイに簡単なスライドを表示しながらプレゼンテーションを行なった。PS3「レジスタンス2」ではキメラは米国に侵攻しているが、PSP版では欧州を舞台に人類とキメラとの戦いを描いている。そしてなにより注目なのはプレイステーション 3との連携だ。「レジスタンス2」を起動しているプレイステーション 3とPSPをUSBケーブルで接続すると、PS3のDUALSHOCK 3でPSP「レジスタンス 〜報復の刻〜」をプレイできるようになる「PSP Plus!」など目新しいギミックが用意されている
動画ではないのでわかりづらいが、PS3とPSPを接続したところ。左写真にあるとおり難しいことは何もなく、USBケーブルで接続するだけ。するとPS3のコントローラーでPSPのゲームを操作することができる 通常は写真のように枠が表示されある程度自動的に標準が合うサポートシステムが用意されているが、「PLUS」で遊ぶと左スティックで移動し右スティックで視点を変更する、据置型機のFPSで採用されているスタンダードな操作方法となる
接続時のPS3の画面。オプション画面に「PSPを接続」とすでに日本語で表示されている 接続メニューは2つ用意されており、上が「インフェクトモード」で下が「PLUS」 PSPをPS3にUSBケーブルで接続し画面で選択すれば、写真のようなメッセージが表示され簡単接続された。この後「レジスタンス 〜報復の刻〜」の操作はPS3のコントローラーで行なうことができる
会場でプレイした感じでは、システム上ある程度自動で照準が合うということからか、思ったよりワラワラとキメラが画面を埋め尽くす。もちろん描画が遅くなるわけでもなく、ゲーム自体は快適。プレイしたステージでは、バリバリと敵をなぎ倒して進んでいく感覚が楽しかった


新キメラの1つ「Angel」
 「レジスタンス 〜報復の刻〜」にはこれまで登場したキメラだけでなく新しいキメラも登場する。水中での行動が可能になったということで水中での戦闘が発生。また、ステージ半ばではプレーヤーに同行する仲間が登場し、行動を共にしながらゲームを進める一種の協力モードともいえる「BUDDY GAME」という要素も用意されている。

 さらにステージ内には隠されたところに「諜報文書」と呼ばれる様々な情報が隠されており、これらをアンロックしていくといったやり込み要素も用意されている。この「諜報文書」については、グレイソンに関する文書、CLOVEN誕生に迫る文書、さらには「インフェクトモード」によって解禁される文書の3つのカテゴリーが存在している。ケイリー・ロバーツ氏は「よく考えながらプレイして欲しい」と探すことや考えながらゲームをする楽しさをアピールしたいようだ。

 このほかにも低い防御壁のあるところでは自動的にかくれながら攻撃するといったアクションも用意されている。マルチプレイでは最大8人までのアドホック対戦及びインフラストラクチャーモードによる世界中のプレーヤーとの対戦にも対応。様々な新要素を搭載し、世界中の仲間とキメラとの戦いを楽しめるという点でも楽しみな1本だ。

ゲームを進めていくと要所要所で味方のキャラクタが登場する。これらのキャラクタと協力してミッションをクリアしなければ、ゲームを進めることができなくなってしまう。例えばプレゼンテーションでは「仲間を守る」というミッションだったが、キメラに仲間が殺されてしまうとゲームオーバーとなってしまった
ステージの様々なところにこのような隠された場所があり、こういったところを探すこともひとつの楽しみとなっている 「諜報文書」として用意されている様々な情報をゲームを進めアンロックすることで、より「レジスタンス」の世界を知ることができる
プレイしたステージの最後に登場したTitan。大きな敵キャラクタも複数登場する 水中で泳ぎながら敵と戦うシーンも存在する
「レジスタンス 〜報復の刻〜」のスクリーンショット。ステージには半透明のダクトチューブの中を進むといったシーンも用意されており、様々な仕掛けを解いていくことも必要。まだ制作途中だが、グラフィックスはPSPにしては細かく描かれていた印象だった


【敵キャラクタ】
Armored Hybrid Armored Titan Boiler Cloven Soldier
【世界アート】
全体的にダークなイメージ。一番下のスケッチはパリだが、荒廃しすぎてその華やかなイメージは地に落ちている。プレーヤーの手で元の景色を取り戻すことができるのだろうか? またエイリアンの文明や基地を思わせる不気味な雰囲気のスケッチもある


RESISTANCE is a registered trademark of Sony Computer Entertainment Inc.
Developed by Bend Game Studio. (C)2008 Sony Computer Entertainment America Inc.

□プレイステーションのホームページ
http://www.jp.playstation.com/
□「レジスタンス 報復の刻」のページ
http://www.jp.playstation.com/scej/title/resistance_psp/
□Insomniac Gamesのページ (英文)
http://www.insomniacgames.com/
□「RESISTANCE 2」のページ
http://www.jp.playstation.com/scej/title/resistance2/
□関連情報
【11月7日】迫力に満ちたスクリーンショットを公開
SCEJ、PS3「RESISTANCE 2」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081107/r2.htm
【10月11日】SCEJブースレポート PS3編その2
日本初プレイアブルのPS3「KILLZONE2」、「RESISTANCE2」などをプレイ!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081011/sce3.htm
【8月6日】質実ともにスケールアップしたシリーズ最新作
SCEJ、PS3「RESISTANCE 2」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080806/r2.htm

(2008年12月26日)

[Reported by 船津稔]



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