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会場:幕張メッセ
レーシングタイトルでは対照的な2タイトルをラインナップ。異種格闘オフロードレースの「MotorStorm2」と、オンラインアップデートを重ねたレース&オンラインカーライフシミュレーター「グランツーリスモ5プロローグ Spec III」だ。そのほか、PlayStation Storeでダウンロード専用タイトルとして販売されるタイトルも収録した。
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント
近未来の宇宙“惑星ヘルガーン”を舞台に、独裁国家“ヘルガスト”との戦いを描く本作。近未来的な兵器や乗り物、建造物など、どれを取ってもグラフィックスが非常に綺麗だ。いずれも質感や重量感がしっかりある。プレイできたのは冒頭のシーンと思われるところで、ホバーのような乗り物に乗ったエリート部隊“α部隊”の一員として、仲間たちと共に、ヘルガストの部隊が待ち受けるなかを進んでいく。 まずヘルガストの敵兵は非常に数が多く、至る所からこちらを攻撃してくる。1方向だけでなく、周囲にある建造物や地面の遮蔽物をリアルに使いつつ距離を詰めてくる。こちらの部隊も同様に遮蔽物を活かしつつ展開していく。そのリアルな戦場の様子はとても自然にできあがっていた。仲間からの声も頻繁に入ってくるので、音で伝わる激戦混戦の臨場感も高い。 R1ボタンで撃つ、R2で手榴弾を投げる、L1でしゃがむ、L2で近接攻撃。□でリロード、△で武器の持ち替え、×ボタンでジャンプ。○ボタンはオブジェクトを操作したり、倒れている仲間に注射を打って救助するなどの用途に使う。プレイ中にも、戦闘中に仲間が被弾して瀕死になるとマーカーが表示されて、近づいて注射することで救助することができた。左アナログスティックの押し込み(L3)でダッシュ、右アナログスティックの押し込み(R3)は武器のズームになる。なお、メニューまわりの決定操作が×ボタン、○ボタンがキャンセルになっていたが、これは海外標準の仕様のためだ。 射撃は普通に撃つと反動が強く、照準が上へと激しくぶれながらずれていってしまう。近距離以外の敵を撃つときは、手早くズーム状態にして反動を抑えるのがポイントだ。 プレイした範囲では、マップ状にあるドラム缶を撃って爆発させたり、ロケットランチャーで橋の上に置かれている弾薬庫を撃って大爆発を起こし、橋を倒壊させるという仕組みを楽しめた。特定の武器でなにか現象を引き起こすような、うまい戦い方というのが用意されている。屋内のシーンでは、天井から差し込む光の処理などが印象的で綺麗だった。
本格的なFPSタイトルとして、動きもスムーズで質感・重量感もいい。グラフィックスももちろん最高峰だ。2009年の発売に今後とも期待していきたい。
(C)Sony Computer Entertainment Inc.
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なお、オンラインのマルチプレイでは、最大同時60人のプレイや、最大8人でサブストーリーを楽しめる協力プレイが搭載されている。 今回ブースでプレイできたのは一人用のモード。ジャングルのなかを他の部隊員と共に進んでいく場面だった。基本的なシステムや操作方法は前作とほぼ変わりなく、表示等もレジスタンスそのものだ。だが、全体の質感や重量感は飛躍的に増していて、外観、器はレジスタンスなのだが、プレイ感は別のタイトルのように進化していると感じた。 まず、ステージで言えば、前作は基本的に市街地での戦闘が多かったが、今回プレイしたのは密林ということで、まずそこが新鮮に感じられる。前作では背景やオブジェクトの動きが寂しかった印象があるが、今作だと草木や他の部隊員が動きまわり、画面に動きがついている。部隊員からの無線連絡なども頻繁に入り、ライブ感も向上した。 キメラも劇的に進化してアメリカに襲来しているということで、光学迷彩のように透明になって襲いかかってくるものなどが確認できた。そうした特殊な特性を持つキメラに対しては、それぞれに有効な武器を使って対抗する。ゲームが序盤のシーンだったためか、画面に適切な武器のガイドがテキストで表示されていた。
グラフィックスの印象は、屋外のステージだったこともあると思うが、非常にくっきりとしている。前作は霧のかかったような質感の場面が多かっただけに、一番印象が見違える点かもしれない。操作も分かりやすく、最大60人同時のオンラインプレイを含めて期待したタイトルだ。
RESISTANCE is a registered trademark of Sony Computer EntertainmentInc. Developed by Insomniac Games. (C)Sony Computer Entertainment America Inc.
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今回ブースでプレイできたのは、現在実施されているクローズドβテストと同じバージョンとのこと。筆者もクローズドβテストで自宅からプレイしたのだが、現在はネットワーク周りのエラーが多発していることもあって、正直なところ本作を満足にプレイするのは厳しい状況となっている。 だが、こちらのブースではローカル接続による4人対戦という環境になっているため、快適な環境で本作を触ることができた。また、ヘッドセットも一緒に使えるようにしてあるため、使用感なども掴める。 まずゲームは、多彩な武器を使って特殊部隊と傭兵が広い戦場で戦うというもの。チームメンバーと連携し、いかにフィールドを活かせるかがポイントだ。昨今のTPSタイトルとしては非常に基本に忠実な内容で、逆の言い方をすると大きな目新しさというのはあまり無い。独自の点としては、物陰に隠れているとき、コントローラを傾けることで、体を半分だけ出す、という動きができる。大胆なシステムこそはないが、武器のカスタマイズが豊富にできるため、奥深い遊びやスタイルの模索が楽しめる。 マップは今回のバージョンだと1種類しか選べない。そのマップは非常に広く、今回のように4人対戦ぐらいだと、なかなか敵を見つけ出せないことがあった。本作は16対16の32人対戦ができるので、その規模ならよい広さだと思う。
全体にリアル嗜好のゲーム内容で、基本に忠実なゲーム。今回はβテスト以上の情報がなかったことは少し残念なところ。「SOCOM」シリーズに共通することだが、遊びやすさや操作のしやすさは及第点以上と思える。そうした意味で、手軽に多人数対戦を楽しみたい、戦争ごっこ的な遊びをしたいというときに、肩に力を入れずに選べる一本だ。
SOCOM: Confrontation (C)2008 Sony Computer Entertainment America Inc. Published by Sony Computer Entertainment Inc. Developed by Slant Six Games Inc. The Trident Design is a trademark of the Department of the Navy and is used by permission. The U.S. Navy provided technical support, but does not officially endorse this product.
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント プレイしてまず思う感想は、モンスタートラックがひたすらにでかいということだ。筆者はバイクを選択してプレイしてみたのだが、隣り合わせのモンスタートラックがもうとにかくでかくて怖い。ちょっとでも接触したら簡単に吹き飛ばされそうだ。リアルなスケールで大小様々な車種が、非現実的なスピードでとんでもない荒地のコースを暴走する。モンスタートラックが加わったことで、その魅力がよりはっきりとしている。 コースにはファイア、アース、エアー、ウォータというテーマがある。4つのテーマに、それぞれ4コースずつがあるので全16コースというわけだ。ファイアは文字通りコースに溶岩など火が活用されており、アースはジャングルや洞窟のコース、エアーはジャンプ台がとても多いコース、ウォータは水をテーマにしたコースとなっている。 筆者はワイルドファイアーというコースを選択してみたが、そこかしこに溶岩が流れていて、走りながら車体に火が付いてしまうという、とんでもないコースだった。だが、コース途中にスプリンクラーが設置されているので、そこをくぐると車体の火が消える。また、水をくぐればブーストで吹き上げている炎も消えるという仕組みだ。
前作同様に、とてつもないスピード感が感じられる。また、クラッシュしたときのクラッシュシーンの派手さもそのままで、よりパワーアップしている。リスタートもスムーズで、全体的に前作よりもプレイがスムーズに感じられた。テンポが良くなっている。
MotorStorm 2 (C)2008 Sony Computer Entertainment Europe. All rights reserved. Published by Sony Computer Entertainment Inc. Developed by Evolution Studios Ltd.
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そのほかアップデートでは、Eventの賞金を増額し、難易度を再調整。ワイヤレスコントローラー(パッド)での操作性の改良や効果音の音量バランスの改良など、ゲームバランスを調整している。なお、「グランツーリスモ5プロローグ Spec III」の発売日である10月30日同日より発売される「PS3 80GBモデル」には、期間限定で「グランツーリスモ5プロローグ SpecIII」のブルーレイディスク版が同梱される。
(C)2008 Sony Computer Entertainment Inc. Manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game in some cases include trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. All rights reserved. Any depiction or recreation of real world locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties. Produced under license of Ferrari Spa. FERRARI, the PRANCING HORSE device, all associated logos and distinctive designs are trademarks of Ferrari Spa. The body designs of the Ferrari cars are protected as Ferrari
■「PlayStation Store販売のダウンロード専用タイトル」
WipEout HD (C)2008 Sony Computer Entertainment Europe.
(C)Sony Computer Entertainment America Inc.
PAIN (C)2007 Sony Computer Entertainment America Inc.
(C)2008 Sony Computer Entertainment Europe. Published by Sony Computer Entertainment. Developed by Tarsier Studios AB.
(C)Sony Computer Entertainment Inc.
(C) Q ENTERTAINMENT Inc. 2004,2008 (C) 2004 BANDAI/NBGI
□CESAのホームページ (2008年10月11日) [Reported by 山村智美]
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