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サイバーフロント、「インフィニティ」シリーズ3タイトルと
「12RIVEN -the Ψcliminal of integral-」のPSP版発売決定

2009年3月12日より順次発売予定

 株式会社サイバーフロントは、キッドブランドで発売されたアドベンチャー「infinity(インフィニティ)」、「integral(インテグラル)」シリーズのPSP版を、2009年3月12日より順次発売する。

 発売されるのは、「Ever17 -the end of infinity-」、「Never7 -the ned of infinity-」、「Remember11 -the age of infinity-」、「12RIVEN -the Ψcliminal of integral-」の4タイトル。「Ever17」と「Never7」は2009年3月12日、「Remember11」と「12RIVEN」は2009年4月の発売が予定されている。


■ 「Never7 -the end of infinity-」

2009年3月12日 発売予定

価格:5,040円(通常版)
    7,140円(限定版)

 株式会社キッドから2000年3月に「インフィニティ」シリーズの1作目として発売され、PS、DC、PS2の3プラットフォームで5万本超を記録した作品。PSP版への移植にあたっては原作と同じく、ディレクターを中澤工氏、プログラマーを仲山裕昭氏が担当し、新曲2曲と新しいオープニングムービーが追加収録されている。

 通常版のほか、特典を同梱した限定版が同時に発売される。限定版特典は、PSP版新オープニングテーマ「千億の星屑散らす夜ノ空」(歌:Asriel)と新エンディングテーマ「綻びし華」(歌:Asriel)に、ゲーム中のBGMを収録した「オリジナルサウンドトラック(仮)」と、中澤氏のインタビューやキャラクタ設定資料、攻略チャートなどを収録したフルカラー48ページの「Never7 プレミアムブック」。

【ストーリー】
パッケージイラスト
■ 醒めない夢
 4月1日の朝、主人公「石原誠」は最悪の目覚めを迎えた。誠が見た夢、それは……「目の前で女の子が非業の死を遂げる夢」。それが誰だったのか、その場所はどこだったのか、詳しいことは覚えていない。ただ1つ、その日が6日後の4月6日だったということをのぞいて……。

■ 平凡という名の幸福の中で
 誠はゼミ合宿のために、とある南海の孤島に来ていた。やがて誠は、そこで知り合ったゼミの班員や島に住んでいる女性たちとの交流を交わすうちに、その中の1人の女性と惹かれ合っていく。もはやこの合宿は、誠の人生の中で重要な意味を持つものとなっていた。このままつつがなく時は流れ、4月7日の到来とともに合宿は無事終了する……はずだった。

■ 不安の匂い
 誠は1つ、大きな不安を抱えていた。それは、時折起こる予知のような現象。次第に症状は多発するようになり、ただの錯覚ではすまされない状態にまで到達する。脳裏をよぎる、合宿初日の夢……どうすることもできないまま、時間だけが刻々と過ぎていく。

■ 悪夢
 運命の日……4月6日。その日、「不安」は「絶望」へと、「予感」は「惨劇」へと姿を変えた。誠には守れなかった。「彼女」自身を。そして「彼女」に誓ったはずの想いを。引き裂かれんばかりの心の痛みとともに、誠は意識を失った……。

■ 悪夢の再来
 朝、目覚めた誠は自分の目を疑った。そこは、ロッジの自室。そして腕時計の日付は……4月1日!? 誠の脳裏には……あの6日間の記憶が鮮明に残されていた……。

 プレーヤーに課せられた使命は、残された記憶を頼りに、6日の惨劇を回避すること。この無限ループを終わらせ、「彼女」とともに4月7日の朝を迎えるために。……そして、いよいよ、残されていた「すべての謎」が明らかにされる!


【スクリーンショット】
PSP版は新規に制作したオープニングムービーを収録される
このシリーズには全般的に難解なキーワードが多く含まれているため、PSP版には新たに用語解説機能が搭載されている


■ 「Ever17 -the end of infinity-」

2009年3月12日 発売予定

価格:5,040円(通常版)
    7,140円(限定版)

 株式会社キッドから2002年8月に発売され、プレイステーション、ドリームキャスト、プレイステーション 2の3プラットフォームで14万本以上を売り上げた人気作。「Never7」と同じく、ディレクターの中澤工氏とプログラマー仲山裕昭氏がPSPへの移植を手がける。PSP版用に新曲2曲が追加され、オープニングムービーも新たに制作されている。

 こちらも通常版のほか、特典を同梱した限定版が同時に発売される。限定版特典は、PSP版新オープニングテーマ「It's fine day」(歌:今井麻美)と新エンディングテーマ「The Azure」(歌:今井麻美)に、ゲーム中のBGMを収録した「オリジナルサウンドトラック(仮)」と、中澤氏のインタビューやキャラクタ設定資料、攻略チャートなどを収録したフルカラー48ページの「Ever17 プレミアムブック」。

【ストーリー】
パッケージイラスト
 西暦2017年5月1日――午後12時51分

 水深51mの海中に沈む海洋テーマパーク≪LeMU(レミュウ)≫。ここに7人の男女が閉じ込められた。

 徐々に失われていく、食料、水、酸素。深海に棲息する未知のウィルスの驚異。さらに水圧にさらされたLeMUの隔壁は数日以内に崩壊するという。

 分厚いガラス窓の向こう側は、濃紺の深い闇……。この閉ざされた空間の中で、限られた時間の中で、7人は脱出への道を探し求める。

 生への渇望……死への恐怖。

 想像を絶する極限状態の果てに待ち続ける結末とは、一体なんなのか? そこで何を得、何を失い、何を得るというのか――?


【スクリーンショット】


■ 「Remember11 -the age of infinity-」

2009年4月 発売予定

価格:5,040円(通常版)
    7,140円(限定版)

 2004年3月に「インフィニティ」シリーズの3作目として発売された「Remember11 -the age of infinity-」のPSP移植版。移植にあたっては他の作品と同様に用語解説機能が追加され、オープニングムービーとオープニング/エンディングテーマも新たに制作されている。

 企画原案・監督は中澤工氏、キャラクタデザインは左氏、シナリオは打越鋼太郎氏。

【ストーリー】
 西暦2011年1月11日、主人公のひとり「冬川こころ」を乗せた小型旅客機は、原因不明のトラブルにより雪深い山脈、舞台の1つである「朱倉岳」に墜落してしまう。乗員乗客31人のうち、九死に一生を得たこころたち4名だが、雪山での新たな脅威が彼女たちを襲う。

 もう1つの舞台は、日本海に浮かぶ絶海の孤島「青鷺島」。ある日、「スフィア」という施設の時計台からもう1人の主人公「優希堂悟」が転落するが、その原因は不明……。その後、悟はスフィアで命を狙われ続けることになる。

 だが……2人に降りかかる災厄は、それだけではなかった。こころと悟、互いの意識(人格)が時空を越えて入れ替わる「人格交換」という現象が頻繁に起こり、窮地に立たされた2人をさらなる混乱へといざなっていく。

 交差する2つの意識と、2つの舞台で繰り広げられる物語。隠された謎が明らかになった時、驚愕のクライマックスが待っている。


【スクリーンショット】


■ 「12RIVEN -the Ψcliminal of integral-」

2009年4月 発売予定

価格:5,040円(通常版)
    7,140円(限定版)

 今年3月にPS2版、4月にWindows版が発売された同名作品のPSP移植版。オープニングムービーとオープニング/エンディングテーマが新たに制作されているほか、本作のみ、イベント絵が約10枚追加される。

 原案・脚本・脚本監修は打越鋼太郎氏、キャラクタデザインは滝川悠氏とbomi氏。

【ストーリー】
 2012年5月20日。高校生の雅堂錬丸と特殊公安捜査官の三嶋鳴海のもとに、「2012年5月20日:正午」に「インテグラル」の最上階で1人の少女「ミュウ」の命が奪われようとしているという内容のメールが届く。

 ミュウの命を守るため、そして世界を破滅させる計画「第弐エクリプス計画」を阻止するために、2人はインテグラルに急行する。

 そして、現場で2人が目撃したものは、見たことのない術「Ψ」を使う連中だった。


【スクリーンショット】


(C)CYBERFRONT

□サイバーフロントのホームページ
http://www.cyberfront.co.jp/
□「12RIVEN -the Ψcliminal of integral-」のページ
http://www.kid-game.jp/12r/
□関連情報
【2007年2月2日】サイバーフロント、キッドのゲームブランドを継承
開発途中の新作も開発続行
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070202/kid.htm

(2008年12月26日)

[Reported by 滝沢修]



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