サイバーフロント、キッドのゲームブランドを継承 開発途中の新作も開発続行
2月2日 発表
株式会社サイバーフロントは、株式会社キッドのブランドを継承すると発表した。
キッドは、「メモリーズオフ」シリーズや「インフィニティ」シリーズといった家庭用ゲーム機向けオリジナル作品をはじめ、Windows用ゲームからの移植作品など、美少女の登場するいわゆるギャルゲーを主に手がけてきたゲームメーカー。昨年12月に破産申請を行ない、同月6日より東京地方裁判所からの破産開始決定を受け、破産管財人の管理下に置かれていた。
サイバーフロントは、破産管財人より、キッドおよびキッドの実質的関連会社が保有していた全てのコンテンツの権利、著作権、全てのプログラムソースとオリジナル仕様の所有権、独占的使用権を取得したという。
これにより、キッドが開発・販売を行なっていたすべてのゲームソフトやコンテンツは、サイバーフロントが引き継ぎ、開発・販売を行なうとしている。
現在明らかになっている発売予定タイトルは、キッドが破産前に告知していた、プレイステーション 2用「Memories Off #5 アンコール」とPS2「12RIVEN -the Ψcliminal of integral-」の2タイトル。発売時期はいずれも2007年の予定。
キッドの公式サイトによると、未発表作の開発も続行するとしており、キッドのファンにとっては一安心といえるだろう。
□サイバーフロントのホームページ
http://www.cyberfront.co.jp/
□キッドのホームページ
http://www.kid-game.co.jp/
(2007年2月2日)
[Reported by 滝沢修]
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