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会場:幕張メッセ1~8ホール
入場料:1,000円(一般/前売り)、1,200円(一般/当日) 今回のスクウェア・エニックスのブースは、とにかく試遊可能タイトルのラインナップが豊富というのが印象的だった。特に複数の機種と作品で展開する「キングダムハーツ」や、ニンテンドーDSにプラットフォームを移した「ヴァルキリープロファイル -咎を背負う者-」、シリーズ初のアクションゲームとなる「ディシディア ファイナルファンタジー」など、人気シリーズの新作にしっかり触れるようになっているのが嬉しいところ。
加えて、「チョコボの不思議なダンジョン」や「チョコボと魔法の絵本」、「ピングー」といったキャラクタものもしっかり抑えられており、全体的に非常にボリュームのあるブースになっていると言えるだろう。ちなみに、筆者が見たところ試遊の一番人気は「ディシディア ファイナルファンタジー」だったので、明日以降の一般公開日には多くの集客が予想される。よって、試遊してみたい方は早めに回ることをオススメしておく。また「ディシディア ファイナルファンタジー」と「キングダムハーツ」の2作品については、試遊スペースの入口がブースの裏手、クローズドメガシアターの方になっているので場所を間違えないよう注意しておこう。
・発売日:10月30日発売予定
「シドベンチャー」では、シドが「飛空艇の設計図」を手に入れるところから始まり、祖父グレンの残したメッセージから、その軌跡をたどり「大いなる力」を追っていくという流れ。シドの視点で進むストーリーが登場することで「時忘れの迷宮」や、後述の「チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と5人の勇者」との関連性など、ニンテンドーDSでのリメイクでどこまで「チョコボ」の世界が広がるのか、期待させる作りになっている。また、試遊台コーナーのすぐそばでは、ゲームに登場するジョブに合わせた姿のチョコボが登場し、撮影することもできるようになっていた。
・発売日:12月11日発売予定
また、前述の「シドとチョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮DS+」か「チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と5人の勇者」のいずれかを試遊すると、ニンテンドーDSで楽しめる「チョコっとサウンドプレーヤー」をデータ配信してもらえるぞ。このサウンドプレイヤーは3種類用意されており、2つの作品に登場する曲が3曲ずつ収録されているとのこと。ちなみに筆者がもらったデータには「FFV:ビッグブリッヂの死闘」、「FFXI:Ronfaure」に加え、「魔法の絵本」に登場する「恋に落ちたオオカミ第一楽章」という曲が収めされていた。一足先に新しい「チョコボ」の世界を味わってみたい人はニンテンドーDSを忘れず持っていくといいだろう。
・発売日:11月1日
ただ、少ない人数で攻撃を仕掛けた場合でも、相手を気絶させた際に現れて、攻撃回数を増やしてくれる紫炎石を獲得すればソウルクラッシュモード突入に必要なだけのゲージを稼ぐことも可能といったように、これまでのシリーズよりも戦闘に参加させるキャラクタの組み合わせや、攻撃する順番の組み立てといった部分での戦略性が増している印象だった。なお、4つのボタンに味方それぞれのアクションが割り振られているところや、空中に打ち上げた敵を追撃することで経験値が増加する魔晶石が出現する、といった点に変更はなく既存のシリーズを遊んだことがあるプレーヤーなら、すぐに今回の戦闘システムにも慣れることができそうだ。
(C)2008 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. / Developed by tri-Ace Inc./ Character illustration:KOU YOSHINARI / YOU YOSHINARI
・発売日:12月18日発売予定 キャラクタの移動はアナログパッドで行ない、×ボタンでジャンプ(空中でのジャンプも可能)、Rボタンでガード、Rボタンと△ボタン同時押しで相手方向への高速ステップ、Rボタンと×ボタン同時押しで側転による回避となっている。攻撃時は、○ボタンで出る「ブレイブ攻撃」で相手のブレイブ(攻撃力)を奪いつつ、□ボタンで相手のHPを奪う「HP攻撃」を仕掛け、先に相手のHPをゼロにした方が勝利者となる、というのが基本のシステム。相手のブレイブをすべて奪うと「Break」と表示され、こちらのブレイブが大幅に上昇し、大ダメージを与えられるようになっていた。実際に何人かのキャラクタでプレイした印象だが、フリオニールはブレイブ攻撃、HP攻撃ともにリーチが長めで使いやすいが、動きがやや直線的な印象。キャラクタが取れるアクションにはジャンプや側転といった回避行動もあるので、こちらもそういったアクションを駆使したり、あるいは狭いステージを選ぶ、ステージ上の障害物を利用するなどして、攻撃がかわされにくい状況を作っていく必要があるだろう。 たまねぎ剣士は、どうやら手数の多さで押すキャラクタらしく、ブレイブ攻撃、HP攻撃ともにヒット数が非常に多いのが特徴。その反面、リーチはそこまで長くなく、相手に十分近づくところから戦いが始まる。試遊では、攻撃を連続でヒットさせることによるダメージの補正は確認できなかったので、この特徴がどう実際のゲームに影響を及ぼすかはまだわからない部分である。暗闇の雲はブレイブ攻撃の範囲が非常に広く、リーチの短いキャラクタでは近づくのも一苦労といった感じ。ただ、HP攻撃は範囲こそ広いものの発生が遅めで、せっかくブレイブを奪って攻撃してもかわされてしまうことが多そうだ。フリオニールと同様に、ステージの特徴を生かした攻めが要求されそうである。スコールは、各攻撃のリーチこそ普通なものの、HP攻撃の威力が非常に高い印象。「FFVIII」に登場した必殺技「ブラスティングゾーン」を使用することができるのだが、これがまともにヒットするとどのキャラクターもほぼ一撃でKOすることが可能だった。
その他、自分のブレイブを上昇させる「召喚獣」の存在や、相手の攻撃をくらっている最中にも特定のタイミングでボタンを押すことで回避が可能であったりと、なかなか奥の深い駆け引きのにおいを感じさせられた。
(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA
・発売日:11月6日
また、ミニゲームはどれも基本的に直感的な操作で十分クリア可能なものばかりだが、一部のミニゲームがかなり歯ごたえのある作りになっているのも印象的だった。「おしごとふれあい」とうたうだけあってパンやケーキを作るミニゲームが登場するのだが、これが非常に難しく、結局試遊の時間内にクリアすることができなかった。ピングーのキャラクタたちが登場する、いわゆる「ゆるい」ゲームだろうと思っている人には、油断せずに挑戦してみてもらいたい。
・発売日:未定
・発売日:11月20日発売予定
□スクウェア・エニックスのホームページ http://www.square-enix.com/jp/ □「東京ゲームショウ2008」のページ http://www.square-enix.co.jp/tgs08/ □関連情報 【10月10日】スクウェア・エニックスブースレポート その2 「キングダムハーツ」シリーズと、「スターオーシャン4-THE LAST HOPE-」をプレイ http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081010/se2.htm 【10月8日】スクウェア・エニックスブースレポート 「ファイナルファンタジーXIII」シリーズや「ラスト レムナント」 をはじめ超期待作が目白押し http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081009/se1.htm 【10月8日】「東京ゲームショウ2008」 出展メーカー特設サイトリンク集 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081008/tgs.htm (2008年10月10日) [Reported by ねこひげ合同会社 御橋尭言]
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