価格：5,040円

　株式会社エンターテインメント・ソフトウェア・パブリッシング(ESP)は、ニンテンドーDS用新感覚ボクシングアクション「はじめの一歩 THE FIGHTING! DS」を12月4日に発売する。価格は5,040円。開発元は有限会社グランプリ。

メインイラスト

　DS「はじめの一歩 THE FIGHTING! DS」は、週刊少年マガジンに連載中の人気コミック「はじめの一歩」を題材にした新感覚ボクシングアクションゲーム。今作最大の特徴は、パンチ、スウェー、移動など、一連のボクシングアクションをすべてタッチペン1本で操作できること。主人公の幕之内一歩の必殺技「デンプシー・ロール」は、∞の図形をタッチパネル描くことで繰り出せる。オプションを変更してボタンでキャラクタを操作することも可能。ゲームモードは「チャレンジモード」、「フリー対戦」、「特訓ミニゲーム」、「通信対戦」、「データブック」などが用意されている。

　「チャレンジモード」は、原作の対戦に沿ってステージが展開されるモード。ステージはA級トーナメントの冴木戦から始まり、宮田対ランディー戦といった原作の最新シチュエーションが体験できる。従来シリーズ同様、各キャラクタの能力はステージによってそれぞれ異なる。

　「フリー対戦」は、チャレンジモードで倒したキャラクタが使えるモード。階級、所属ジムに関係なく自由にマッチメイクが可能。ラウンド間のインターバルでは体力や視力が回復させられるため、試合だけでなくトレーナーやセコンドとしての手腕も問われる。

　「特訓ミニゲーム」は、原作に登場した特訓をモチーフにしたミニゲームが楽しめるモード。一歩がボクシングを志すキッカケとなった、落ちてくる木の葉を素早くキャッチする「木の葉つかみ」、会長が構えたミットに向かって素早くタッチペンを動かす「ミット打ち」など多数が用意されている。ミニゲームはチャレンジモードの試合前にも登場し、成功すると「テニスボールキャッチ」はフットワークスピードが、「巻き割り」はパンチ力がそれぞれ上昇する。

　「通信対戦」はDS本体のワイヤレス機能を介したふたり対戦モード。使用キャラクタのパンチ力、ディフェンス力、体力といった能力パラメータの調節が可能。「データブック」は、フリー対戦やミニゲームなど全ゲームモードの戦績や結果などが閲覧できるモード。現在の強さ、成長度合いの確認から、ランダムに選ばれたミニゲームをプレイした結果をもとに1日に1回しか計測できない“本日のボクサー度”など、年間、月間、週間単位でそれぞれ楽しむことができる。

【幕之内 一歩】	【宮田 一郎】	【千堂 武士】
マジメな性格で努力家。ドジでいじめられっ子の気の弱い少年だったが、ボクシングと出会い修練するうちに、精神的にもたくましく成長していく。破壊力抜群の強打を武器に激戦区と呼ばれるフェザー級で頂点を目指す。右のインファイター	プロのリングで一歩と戦うために鴨川ジムを辞める。鴨川ジムを去った後は、タイへ乗り込み海外を主戦場としている。一歩の憧れの存在であり、永遠のライバルでもある。スピードを生かしたアウトボクシングは見る者を魅了する	強烈な破壊力を誇る強打を武器に西日本新人王を獲得。全日本新人王を賭けて一歩と闘う。ディフェンスにやや難があるものの、それを補って余りある攻撃力を持つ。スペシャルブローは左右どちらからでも打てる“スマッシュ”

【マルコム・ゲドー】	【ランディー・ボーイ・ジュニア】
フィリピンのナショナルチャンピオン。ボクシングをビジネスとしか考えておらず、試合前に交渉し八百長などを持ちかける。リングを丸く使うのが抜群に上手く、対戦相手や観客を手玉に取り欺くほどの実力を備えている。通り名は魔術師（マジシャン）	現在、東洋太平洋（OPBF）暫定王者。宮田の父を引退に追い込んだ父親と同じ両利きのボクシングスタイルで敵を翻弄して戦う。息子の宮田が「運命のボクサー」として執念を燃やし、目前に迫った一歩との対戦を蹴ってまでこの戦いに臨んだ

【スクリーンショット】

(C)森川ジョージ／講談社
(C)2008 ESP／講談社

□ESPのホームページ
http://www.esp-web.co.jp/
□ディースリー・パブリッシャーのホームページ
http://www.d3p.co.jp/
□関連情報
【2007年11月16日】「マルコム・ゲドー」編を収録したシリーズ最新作!
ESP、PSP「はじめの一歩PORTABLEVICTORIOUS SPIRITS」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20071116/hip.htm

(2008年9月26日)

[Reported by 豊臣和孝]