価格：5,040円

　株式会社エンターテインメント・ソフトウェア・パブリッシングは、プレイステーション・ポータブル用ボクシングアクション「はじめの一歩　PORTABLE VICTORIOUS SPIRITS」を12月20日に発売する。価格は5,040円。PSP本体のアドホック通信機能を介したふたりまでの通信プレイに対応する。

　PSP「はじめの一歩PORTABLEVICTORIOUS SPIRITS」は、週刊少年マガジンに連載中の人気コミック「はじめの一歩」を題材にしたボクシングアクション。シリーズ初となるPSP版は、主人公「幕之内 一歩（まくのうち・いっぽ）」を中心に描かれる「ストーリー」、基本操作が学べる「練習」、好きな選手を自由にマッチングさせられる「エキシビション」、記録した自分の戦いを再生する「リプレイ」など多彩なモードが用意されている。

　ストーリーモードは、原作同様に主人公「幕之内 一歩」を中心に話が展開。ストーリーは、つい先日まで原作に登場していた対戦相手「マルコム・ゲドー」が登場するストーリーを収録。一歩だけではなく、劇中に登場した名勝負の数々もサブストーリーとして多数収録されている。「原作は好きだけど、アクションゲームは苦手」という人向けに難易度の設定が可能となっており、初心者から上級者まで幅広く楽しむことができる。

　エキシビションモードは、好きなキャラクタを選んで対戦させられるモード。エキシビションにつき階級別などの概念はなく「一歩 vs 鷹村」などの夢のカードも実現可能。本モードで使えるキャラクタは、ストーリーモードを進めることで少しずつオープンされていき、なかにはエキシビションモードでしか使えないキャラクタも存在するという。

　PSP本体とソフトを1セットずつ用意すれば、プレーヤー同士でワイヤレス通信対戦が可能。プレイ中の視点は、操作するキャラクタを中心に据えた「一人称視点」と、対戦する両者を斜め上から引きぎみに見下ろす「横からの視点」など合計14種類から選ぶことが可能となっている。

【幕之内 一歩】	【宮田 一郎】
マジメな性格で努力家。ドジでいじめられっ子の気の弱い少年だったが、ボクシングとの運命的な出会いが、彼を精神的にもたくましく成長させていく。破壊力抜群の強打を武器に激戦区と呼ばれるフェザー級で頂点を目指す。右のインファイター	かつては鴨川ジムに所属していたが、プロのリングで一歩と戦うためにジムを辞める。鴨川ジムを去ったあとは、タイへ乗り込み海外を主戦場とする。一歩にとっては憧れの存在で、永遠のライバルでもある。スピードを生かしたアウトボクシングは見る者を魅了する

【鷹村 守】	【マルコム・ゲドー】
鴨川ジムを引っ張る一歩の先輩。天性の強打と無類のタフネスさを武器に、デビュー以来無敗の快進撃を続ける世界チャンピオン。特別な必殺ブローはもっていないが、その両腕から繰り出されるパンチは、必殺の破壊力を秘めている。右のボクサーファイター	フィリピンのナショナルチャンピオン。ボクシングをビジネスとしてしか考えておらず、試合前に交渉し八百長などを持ちかける。リングを丸く使うのが抜群に上手く、対戦相手や観客を手玉にとるほどの実力を備えている。通り名は魔術師（マジシャン）

【スクリーンショット】

(C)森川ジョージ/講談社
(C)2007 ESP/講談社

□ESPのホームページ
http://www.esp-web.co.jp/
□製品情報
http://www.esp-web.co.jp/products/ippo_psp/index.html
□関連情報
【2005年11月14日】ESP、PS2「はじめの一歩 オール☆スターズ」
「ブロッコマン」が使用できるパスワードを公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050114/ippo.htm

(2007年11月16日)

[Reported by 豊臣和孝]