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価格:5,980円
PS3「リトルビッグプラネット」は、地球に似た小さな惑星を冒険するアクションゲーム。布や紙で作られたような素材感のあるグラフィックスと世界観、手作り感のある愛らしいキャラクタの造形、好きなようにエディットできるステージと、それをネットワーク経由で他プレーヤーと一緒に遊べるなど、クリエイティビティの高さで世界中のゲームファンから注目を集めている。 ぬいぐるみのような外観をしたキャラクタ「リビッツ」は、地球上の人の夢や考えから生まれたもの。ステージ内のアイテムや素材を集めることで、どんどん変身できるようになる。跳んだり、つかまったり、押したり、時には引っ張ったりしながら、ひたすらゴールを目指していく。オンライン、オフラインともに最大4人までの協力プレイに対応。ひとりでも遊べるが、ゲーム中には「ふたり以上ではないと入れない秘密のエリア」があり、基本的には多人数プレイを推奨するつくりになっている。
惑星「リトルビッグプラネット」にはさまざな国が存在する。ひとつの国は複数の地域(ステージ)からなり、全ステージをクリアすると次の国に進めるようになる。現時点では、お城が並び立つ「ガーデン」、キリンやバッファローが走り回りキャラクタ自身もシマウマやライオン風にアレンジされた「サバンナ」、悠久の時間を思わせるエキゾチックな雰囲気やアステカ遺跡のようなオブジェクトが配置された「インド風の国」、奇抜な動きをする生物がうろつきスパイシーな要素が随所に散りばめられた「メキシコ風の国」など、各モチーフをファンタジックにアレンジしたステージの存在が明らかにされている。
遊び方は、前述のとおりひたすらゴールを目指すというシンプルなもの。ただし、その“舞台裏”はち密な物理演算が施された精巧な代物だ。リアルに加速する台車、ロープなどにつかまったときの揺れる動き、重さでしなる木の枝、オブジェクトを引っ張り倒したときなど“リアルな挙動”を伝えるべく次世代機のマシンパワーが存分に活用されている。
ステージのエディット機能は、足場や障害物など、素材、大きさ、厚さ、形にいたるまで、すべてがプレーヤーの思い通りに作れる秀逸なもの。ゲーム内で手に入れたステッカーを貼って装飾を施したり、機械仕掛けを動かしたりと、イマジネーションと工夫次第でいくらでも発展させられる。子供から大人まで、幅広い層の“知育”を刺激するステキな作品といえそうだ。
(C)Sony Computer Entertainment Europe. Published by Sony Computer Entertainment Inc. Developed by Media Molecule.
□プレイステーションのホームページ (2008年9月12日) [Reported by 豊臣和孝]
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