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「RIZ-ZOAWD」は、児童文学「オズの魔法使い」をモチーフにしたオリジナルRPG。遠く異国の地に飛ばされてしまったドロシーが、故郷に帰るという願いをかなえるため、魔法の国の王“オズ”と取引して、この世界に点在する「エッグ」を収集することになる。
今回公開されたのはセミオートマチックバトルとレシオターンシステム、フィールドシステムについて。それぞれ順番に紹介する。
■ セミオートマチックバトル、レシオターンシステム
セミオートマチックバトルは、敵キャラクタとの戦闘を快適にサポートしてくれるシステム。「コマンドを入力して戦う」を選び、そのまま「決定」するだけであとは敵を自動的に攻撃してくれる。オートに頼りたくないときは、任意でコマンドを入力することも可能。このときは「決定」ではなく「特技をつかう」、「防御する」、「道具を使う」といったほかのバトルコマンドを選べばいい。
レシオターンシステムは、戦闘におけるもっとも重要なシステム。本作の戦闘は、ターンごとに「レシオ」と呼ばれるポイント制限を受ける。ひらたくいえば、決められたポイント=レシオをわりふったキャラクタのみ、そのターンに行動できるようになる。 プレーヤーは、各ターンごとに与えられたレシオ内で行動する。ドロシーとかかしは「1」、ライオンは「2」、きこりは「3」と、それぞれコマンド入力に必要なレシオが決められており、レシオ合計値が4以内であれば組み合わせはプレーヤーの自由。ドロシーまたはかかしひとりで4回、かかし2回とドロシー2回、ドロシーとかかしとライオン、ライオン2回、ドロシー1回ときこり1回などなど。レシオが高いぶんコマンドの内容は強力になるが、ライオンなら1ターンで2回、きこりなら1回というふうにバランスがとられているわけだ。
レシオは行動回数だけでなく「前衛・後衛」といった概念にも影響する。たとえば、ドロシー、かかし、ライオンで戦闘に突入したとする。このとき、ドロシーだけで4回行動を指定すると、戦闘に参加しているのはドロシーだけと判断され、あとのふたりは「後衛」として一切手出しができなくなる。ただし、後衛キャラクタは敵から狙われずに済むため、これを利用して瀕死状態の味方を下げるといった戦略が使えるようになる。ちなみに、前衛と後衛の概念はモンスターにもあるらしい。
■ フィールドシステム ~ドロシーを助けてくれる四大精霊~
ドロシー一行は、冒険していると世界のどこかで「精霊」に出会うことになる。精霊には「地」、「水」、「火」、「風」の4体が存在し、それぞれ超自然的な能力でドロシーを手助けしてくれる。
魔法の国では、精霊を呼び出すことで作動する仕掛けがたくさん登場する。こうした仕掛けを使うときは「精霊ボタン」を使用する。フィールド上で精霊対応オブジェに接近すると、タッチパネル右下の「便利ボタン」が精霊マークに変化。ここでボタンにタッチすると、精霊の選択画面が表示される。あとは、使いたい精霊のマークをタッチすればいい。
ここでは精霊ボタンを紹介したが、便利ボタンはほかにも色々なバリエーションが存在するという。通常時はなぜ犬(トト)なのか、さらにはどんな機能が秘められているのか。実に気になるが、このあたりは続報の到着を心待ちにするとしよう。
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□ディースリー・パブリッシャーのホームページ (2008年8月8日) [Reported by 豊臣和孝]
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