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同社は2002年にMEGUMIさんをイメージキャラクタに選んで以来、毎年イメージキャラクタを発表してきたが、昨年の石原さとみさんまでいずれも女性ばかりだった。今年初めて男性としてイメージキャラクタに選出されたのは映画「恋空」、テレビドラマ「ごくせん」等に出演している俳優の三浦春馬さん。 三浦春馬さんを選んだ理由としてセガは、「爽やかで優しい笑顔と雰囲気に加え、豊かな表現力で幅広い層から人気を博している若手実力派俳優です。この度、“ゲーセン”の持つ様々な魅力を広くお伝えいただくため、多彩な表情を持ち、かつご自身がゲーム好きでもある三浦春馬さんを“ユーザー代表”として『セガ・ゲーセン親善大使』に任命することといたしました」としている。 セガは今回のキーワードとして「ふらっと、ゲーセン。いいこと、あるかも。」を採用。気軽にアミューズメント施設に立ち寄りゲームを遊ぶことの楽しさをアピールしていく。 アミューズメント機器業界では、1980年代頃から「ゲーセン」が不良のたまり場となっているというイメージを持たれた時期があり、以降はクレーンゲームや体感ゲームの普及に努め、負のイメージを払拭するために並々ならぬ努力を払ってきた。その課程で「ゲーセン」という言葉を極力使わないようにしてきた経緯があるのだが、現在ではアミューズメント施設が明るいイメージを持たれるに至り、「言葉を省略化する現代にもマッチしている呼び名“ゲーセン”をポジティブな言葉として積極的に活用して参ります」と「ゲーセン」を解禁する意向を示した。業界に長くいる人にとっては時代の変化を感じさせる出来事だろう。 三浦春馬さんは記者会見において今回イメージキャラクタに選ばれた事について「元々ゲームはすごく好きで家でゲームをし、ゲーセンにも行っていたので、なんか嬉しいなと思いました」とコメント。現在ポスターは数種類用意され、前述のキーワードの書かれたポスターのほかに「WCCF」、「ダービーオーナーズクラブ」、「RAMBO」のポスターがあり、会場ではそれらのポスター撮影のメイキング映像も公開された。 撮影に挑んだ三浦さんは初めは緊張したと言い「ゲームをしながら撮影するというのは初めてだったので緊張しました」という。しかし「撮影というよりずっと遊んでいるという感じでした(笑)」とすぐに馴れた様子。リラックスして撮影を行なえたと言い「本当にずっと楽しみながらの撮影でした。撮影というかずっとゲームをプレイしていたので、こんな仕事ほかにないなって。遊びにきて、ボクこのままで良いんだろうかってぐらいの感じでした(笑)」。 できあがったポスターを初めて見たときの印象は「結構大きく感じて、『うわぁ、これが貼られるんだ』と思ってすごく恥ずかしかったんです。そのあとマネージャーさんから『実際に駅で見たら恥ずかしく感じないよ。そんなに大きく感じないから』と言われたんですが、それでも恥ずかしいですね」と語った。三浦さんはJR渋谷駅に立ち寄ることが結構あるということで実際に掲出されるのを楽しみにしたいと続けた。 ちなみに撮影時に体験し一番楽しかったのは「ダービーオーナーズクラブ」だとか。「今までゲーセンに行っても、オーナーになって自分の馬を育てるなんて絶対難しいだろうと思って、競馬のゲームはプレイしなかったんです。でも少し教えてもらったらすぐできちゃって、教えてもらわなくてもできちゃうくらいで」と簡単にプレイできる点を強調。さらに「ゲームをプレイしてこんなに緊張するゲームはないなって思ったんですね。自分の馬が1位になるか2位になるかというところで、もう心臓がバクバクなんですよ、本当に! 勝ったら相当嬉しいですよ!!」と絶賛。 撮影が終わっても街のゲーセンに繰り出し“スプリングホース”と名付けた馬を育てているという (三浦さんの名前が春馬なので)。ただなかなか勝利には結びつかなかったようで、他のプレーヤーにどうしても勝てず、勝てたのはそのプレーヤーが席をたった1戦だけだったんだとか。それでもずいぶんと楽しめたようで、「熱くなりましたね。負けねーって思ったんですけど」と嬉しそうにトークを繰り広げた。 サッカーが好きで自身もプレイするという三浦さんは「WCCF」にも興味を示した。撮影ということで「レアル・ マドリードのオーナーになった気分」というほどスーパースターのカードを揃えてプレイさせてもらったというが、「プレーヤーが監督なので、作戦などカードの位置を微妙に動かさなければならないのでうまくいかなくて、難しいんです。奥が深いと思いました」と感想を述べ、「サッカーファンにはたまらないゲームだと思いました」とアピールした。 最後の最後にフォトセッションの折に「RAMBO」をプレイしてもらうということになり、三浦さんが実際にプレイしてみせたのだがこれがなかなか上手く、撮影で気を配りながらもゲームをどんどんと進めていき、終盤まで進めていくというなかなかの腕前を披露した。
三浦さんは「ゲーセン親善大使」に選ばれたことについては「自分が入ったゲーセンも綺麗だったので、気軽にフラッと入れて楽しめるという。実際に遊んで楽しかったその楽しさを伝えられれば」と意気込みを語った。今後1年間はイメージキャラクタとして活躍されることとなるので、あちこちでポスターなどを目にすることとなるだろう。 Copylight (C) 2008 SEGA. All Rights Reserved.
□セガのホームページ (2008年8月6日) [Reported by 船津稔]
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