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価格:700~900円
今回、タイトルの配信に合わせて、ハドソンで3タイトルをプレイさせていただいた。いずれもiPhoneらしい操作方法が盛り込まれており、今までとは一味違うゲームに仕上がっている。体験レポートを交えながら、これらのゲームを紹介していく。
■ BOMBERMAN TOUCH -The Legend of Mystic Bomb-
iPhoneならではの特徴はキャラクタの操作。画面をタッチすると、上下左右の矢印が現われるので、その方向に指を滑らせると、そちらにボンバーマンが移動する。フィールド部分ならどこをタッチしても矢印が出るので、どこでも操作できる。爆弾の設置は右下の爆弾ボタンをタッチするだけ。 コンシューマゲームで遊んだことがある人だと、何気なく両手の親指で操作する感じでiPhoneを持ってしまう。そして左手の親指を上下左右にスライドするだけで、ボンバーマンを動かせる。マルチタッチのスクリーンなので、移動しながら爆弾を置くという、左右の指を同時に使う操作も問題ない。コンシューマで当たり前の感覚をiPhoneで実現してしまう辺りは、さすがは老舗ゲームメーカーだと感心させられる。
このほかにも、ステージが進んでいくと、端末を傾けると爆弾を転がせるといったような、iPhoneならではの仕掛けも登場するという。
■ SUDOKU
iPhoneならではの要素は、端末の傾きを認識するところ。例えば端末を縦に持っていたところを90度傾けて横に向けると、画面も90度回転して横長の画面でプレイできる。端末をぐるぐる回しても、常に追従してくる。ちょっとした親切ではあるが、そう思う以上にiPhoneっぽさが感じられて面白い。
操作は数字を入れたい場所をタッチし、続いて脇にある1から9のパネルをタッチするだけ。確認するべき場所は色づけされた枠で示され、初心者にも遊びやすい。このほか、クリアタイムのネットワークランキングも用意され、全世界のユーザーと競いながらプレイできる。
■ AQUA FOREST
簡単な例を挙げると、コップに入った水を、90度横向きになった別のコップに流し込むというものがある。これは端末をゆっくりと傾けると、コップの中の水が流れ、もう1つのコップに注がれていく。水の流れは物理エンジンで処理され、リアルな動きを見せる。 他には、木でできた家の形のオブジェクトにプレーヤーが火をつけると、一気に燃え広がっていく。また水のオブジェクトに火を当てると水が蒸発し、さらに昇っていく水蒸気を氷のようなオブジェクトに当てると水に戻る。さらにはヒモのようなオブジェクトを横切るように指を滑らせると、ヒモを切断できる。こういった要素を組み合わせながら、ステージのクリアを目指す。全部で50のステージがあり、クリアしていくと、背景にある木の芽がどんどん成長していく。
ほかにもフリーモードも用意されており、プレーヤーが各種のオブジェクトを自由において、物理エンジンで描かれる挙動を楽しめる。初めのうちは各オブジェクトの要素を確認する練習としても使えるし、何となく触ってその動きを見ているだけでも楽しい。音楽もゆったりした感じで、リラックスしたい時などにもオススメ。
(C)2008 HUDSON SOFT (C)2008 nikoli / (C)2008 HUDSON SOFT (C)2008 Prometech Software, Inc. / (C)2008 HUDSON SOFT
□ハドソンのホームページ (2008年7月11日) [Reported by 石田賀津男]
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