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価格:7,329円
CEROレーティング:A(全年齢対象)
「トラスティベル ~ショパンの夢~」は、超美麗グラフィックスと新感覚戦闘システムを搭載し、同社初の次世代機用RPG作品としてXbox 360用ソフトとして発売され、好評を博したタイトル。その人気タイトル「トラスティベル ~ショパンの夢~」がプレイステーション 3に登場する。本作はたんなる移植作品ではなく、プレイアブルキャラクタの追加や新たな要素が追加されている。 5カ月ぶり新情報となる今回の第3報では、これまでにも紹介したゲームシステムの詳細や登場キャラクタの情報などをお届けする。まず最初に、以前も紹介したPS3版の新要素についての情報を紹介していく。 ■ 追加コスチューム
追加コスチュームは、物語を進めていくことで宝箱から入手することができる。手に入れたコスチュームを装備することで、イベントシーンや移動シーン、戦闘シーンなどの見た目が変化し、新たな気持ちで物語を楽しむことができるという。また、キャラクタによっては複数のコスチュームが用意されていることもあるという。
■ 新クエスト
本作では、オリジナル版には収録されていない新クエストが追加されている。「アゴゴとトラスティの輝き、ポルカの病気の謎」に切り込むクエストや、クエストに絡んでフォルテ政府の人気キャラクタも再登場となる。新クエストのために、新たにキャラクタボイスを収録している点にも注目してもらいたい。
■ 追加イベント
本作は、追加イベントによって物語の流れがオリジナル版とは多少異なるという。語られることがなかったシーンの前後や不透明だったシーンなど、新たに用意されたイベントムービーや物語を挿入することで、より深く物語を判りやすく解釈することができるようになった。追加イベント以外でもキャラクタボイスを収録し直し、シナリオも大きく変った部分もあるため、オリジナル版をプレイしたことがある人でも、気持ちを新たにプレイすることができる。
■ マルチエンディングを採用 本作はプレーヤーが取った行動によってエンディングが変化する、マルチエンディングを採用している。異なるエンディングが複数用意されているので、1度エンディングを見た後でも、2周、3周と何度でも物語を楽しむことができるという。 ■ ブーニン氏による新演奏楽曲の収録 新たにブーニン氏が演奏するピアノ楽曲が追加収録されている。物語を進めていくことで、どこかで氏が奏でる数々の名曲たちを聞くことができるという。 ■ 桜庭統氏による新規書き下ろし新曲を収録 新たに桜庭氏演奏による新規楽曲が追加収録されている。 ■ 新ダンジョンの追加
今回の情報でその存在が明らかとなった、追加ダンジョン。
上記の新要素のほかにPS3版最大の魅力のひとつは、オリジナル版ではNPCキャラクタであった「クレッシェンド」と「セレナーデ」が、PS3版ではプレイアブルキャラクタとして登場することではないだろうか。
『うわべだけではなく、本当の和平を実現しなければならない。』
年齢:29歳
バロック城の王子。つまり次期王様。バロック国民を第一に考えている。セレナーデの意見に従うことにより、敵国の利益になることは十分わかっていながら、その正当な意見と、国民の安全との間で板ばさみとなる。とても正義感が強く、最後は自分の身を捨てる覚悟で敵国へ出発する。 『後ろ向きに一歩下がることは、前に一歩踏み出すより勇気が必要です。』
年齢:23歳
クレッシェンドのフィアンセ。品のある身のこなし。自分の意見をしっかりと持ち、正しいと思うことを、落ち着きのある声で言う。しかし、相手に強要する感じではなく、不快な印象を与えない。 『頼むよ……なんでもする。ポルカを助けられるんならなんだってする、だから!』
年齢:16歳 貧しい子供たちに食べ物を配るため、港町リタルダントでパン泥棒をしている少年。悪いことだとはわかっていながらも、子供たちを見捨てるわけにはいかないという、正義感を内に秘める。言葉使いが乱暴で、時に弟分のビートに手をあげることもあるが、実は情に篤く、ビートを本当の弟のように思っている。貧富の差が激しい世の中に矛盾を感じ、旅に出る。
残酷な運命に翻弄されながらもひたむきに生きるポルカに惹かれ、彼女を救う決意をする。 『私は、みんなの役に立ちたいの。残り少ない命だから、意味のあることに使いたい。』
年齢:14歳 港町リタルダントが一望できる丘の上、テヌート村に母親と二人で住んでいる少女。花封薬というテヌート名産の花々から抽出される薬を売って生計を立てているが、最近では鉱封薬という政府公認の安い薬が出回っているため全く売れない。
不治の病に侵されている者だけが、魔法を使えるこの世界で、魔法が使える彼女の死期は近い。そんな過酷な運命に加え、触れると病気がうつるという噂から人々に避けられ、人を信用できなくなる。だが、ショパンに出会い、残り少ない命を人々のために使いたいと思うようになる。 『そっか。なんだか、みんなでやったらうまくいきそうな気がしてきたよ。』
年齢:8歳
港町リタルダントで、アレグレットと供にパン泥棒をしている。アレグレットのことを兄ちゃんと呼び、本当の兄のように慕っている。父の唯一の形見であるカメラが宝物。年齢のわりには背が低く、ちょっと気にしている。性格はとても明るく、みんなに平等に話しかけられる。あまり深く考えない方だが、その素直さが、逆に真実に迫っている場合が多い。 『そうですね……この世界が私の夢だと言ったら、驚きますか?』
年齢:39歳 本名フレデリック・フランチシェク・ショパン。1810年、ポーランドに生まれる。ピアノの詩人として有名。病弱だが繊細で感受性が強い。結核で妹エミリア(14歳)を亡くし、心に深い傷を負う。その面影を、同じく死ぬ運命にある14歳のポルカに重ねている。
アレグレットやポルカたちと出会った世界は、自らが死の病床で見ている「夢の世界」とわかっていながら、徐々に現実味を帯びる夢の世界に戸惑い、自分の気持ちはどこに存在するのか、自問自答する。発する言葉は全て詩的である。 『なんでも自分たちだけで抱え込むんじゃないよ。あたしたちは、仲間なんだからさ。』
年齢:26歳
サビ平原の一角に小さな家を建て、ヤギを放牧しながら生活している。リスのアルコとはいつも一緒。さっぱりとして後腐れない性格で、言葉遣いもサバサバしているが、ちょっと年齢を気にしている。賑やかな都会とはあまり関わりを持たず、広い平原でのんびり暮らす日々を送っている。ポルカやアレグレットに“鉱封薬”の真実を教え、その根源を絶つため旅に同行する。 『ふふん、こーれが、アゴゴの森番の実力だべ。』
年齢:8歳
アゴゴの森で自然に囲まれのびのび育った天然少女。個性的な口調で話し、口を開けば失礼なことばかり言うが、本人は全く気にしてない様子。しかし底抜けの明るさで何故か憎めない。いつも元気なパーティのムードメーカーで、その笑顔は周りの人をも楽しくさせる。 『でもね、姉さん、力だけでは解決できないこともあると思うんです。』
年齢:8歳
サルサの双子の妹で、姉と共にアゴゴの森の番人をしている。年齢よりずっとしっかりしていて落ち着きがあり、姉とは対照的に非常に礼儀正しい。姉さんの無愛想や無礼加減に少し困りながらも、いつもさりげなくフォローする、姉想いで優しい性格の持ち主。 『俺が命を賭けて守るのは、生きている、生きようとしている者だ。』
年齢:27歳
反政府組織「アンダンティーノ」のリーダー。常に周りの状況を的確に判断できる、冷静で理知的な性格の持ち主。組織のメンバーからの信頼も厚い。クラベスとは恋人同士。ファルセットとは幼馴染で、何でも言い合える仲だが、最近様子がおかしいことが気になっている。 『みんなが幸せに暮らせる国をつくらなきゃ、でしょ?』
年齢:22歳
アンダンティーノで、創設当初からジルバの片腕として行動を共にしている。面倒見が良く、組織の女性達からも慕われる存在。ジルバに密かに想いを寄せるが、幼馴染であるがゆえに、ずっと言い出せずにいる。クラベスに対し、何か思うところがあるらしく、少し突っかかる様な言動をする。 『反乱軍ですもの。地下に潜らないと、雰囲気が出ないでしょ? うふふ。』
年齢:24歳
アンダンティーノでジルバと共に行動している。組織のメンバーとしての経歴はまだ長くはないが、その剣の腕前をかわれて戦力として活躍している。親しみやすい雰囲気を持ちながらも、どこかミステリアスな面も垣間見せる。ジルバとは恋人同士ながら、幼馴染のファルセットのことを羨ましく思っている。
『味方だって? ははっ。あんなのみんな僕のゲームの駒にすぎないんだ。』
年齢:16歳
フォルテを治める伯爵。上流階級に身をおき、早くから伯爵の称号を得る。何事もちょっとしたゲーム感覚で、部下も戦略ゲームのコマとしてしか考えておらず、他人がどうなろうと全く興味が無い。子供の残酷さと、大人の知的暴力を併せ持っている。鉱封薬をより強力に改良できるという、「光るアゴゴ」を探している。 『悪く思うなよ、私の手柄になっちまったね。』
年齢:24歳
紅一点でありながら、優れた戦闘能力を持つワルツ第一の部下。幼い頃に両親や妹と生き別れになり、フォルテで拾われ、戦闘や暗殺のプロとして訓練される。主に隠密行動をとることが多く、頭脳明晰で、下された命令は確実に遂行する。目的のためなら手段を選ばない冷酷な人物で、人を傷つけること、命を奪うことを何とも思っていない。 『服が濡れるのは嫌いでしてね……。』
年齢:26歳
ワルツの部下。「光るアゴゴ」の調査を命じられている。自己中心的でナルシスト気味。気障な言い回しを好み、仕草も少々芝居がかっている。言葉遣いは丁寧で一見紳士的だが、実際は嗜虐的な残忍極まりない性格の持ち主。 『ああ、会わせてやるよ。牢屋でな!』
年齢:42歳
見た目の通り、図体が大きく力はあるが、頭脳面が足りていないワルツの部下。単純かつ好戦的な性格のため、よく考えずに先走って失敗することが多い。自分より下の者には尊大で傲慢な態度をとるが、上の者には弱腰である。 『ワルツ様、ご推察の通りです。』
年齢:59歳
ワルツの側近。戦闘面ではなく、フォルテ城の執務面での部下。しかし優秀な参謀という訳ではなく、調子よく強い者に媚びへつらうことで現在の地位を得た。ワルツに取り入ることしか考えていない、いわゆる腰巾着。 【バトルシステム】 ■ タイムシェアード リアルタイムバトルシステム
本作の戦闘シーンはターン制とリアルタイムを融合した「タイムシェアード リアルタイムバトルシステム」を採用。最大3キャラクタまでが参加できるチームバトルを採用している。タイムシェアード リアルタイムバトルシステムは、ターンが回ってきたキャラクタを自由に動かすことができる(制限時間あり)。
■ 光と闇の必殺技
本作の鍵となっている“光”と“闇”は、戦闘シーンにおいても重要な意味を持っている。これは必殺技に関することだが、必殺技には光と闇、2種類の必殺技が用意されている。必殺技の使い分けは、技発動時のキャラクタの立ち位置が日向か日影かにより変化する。必殺技は1ボタンで発動させることができるので、リアルタイムバトルの爽快感を失うことなく、アクションが苦手という人でも戦闘を楽しむことができる。
■ ハーモニーチェイン
パーティークラスのレベルが上がることで、必殺技を繋げる「ハーモニーチェイン」を使うことが可能になる。エコーを一定量溜めた状態で必殺技を出した際、技の終了間際にタイミングよくボタンを押すと、別の必殺技が連続して発動するという仕組みだ。これを「ハーモニーチェイン」と呼ぶ。パーティークラスが上がっていくと、繋げられるハーモニーチェイン数が増えていき、他のキャラクタとも必殺技を繋げることが可能になるという。
■ モンスターモーフィングシステム
“光”と“闇”の要素は、プレーヤーキャラクタだけではなく敵キャラクタにも影響をあたえることがあるという。敵キャラクタのなかには、立ち位置が日向か日陰かによって外見や名前、強さ、必殺技まで変化するものああり、これを「モンスターモーフィングシステム」という。
【コレクション要素】 ■ エネミーフォト
戦闘中、ビートは必殺技で敵キャラクタの写真を撮ることができる。撮った写真は戦闘終了後、メニュー画面で閲覧でき、出来によって自動的に評価が付くという。また、撮った写真はお店で売ることができる。写真の評価が高いほど、高値で売れる。
■ スコアピース
物語を進めていくことで、様々な場所でスコアピース(楽譜のかけら)と呼ばれるアイテムを手にすることができる。このスコアピースを集めていくと、街の人達とセッション(ミニ演奏会)を行なうことができる。セッションが上手く成功すると、演奏の評価によってレアアイテムが手に入ることがあるという。
【予約特典情報 :「トラスティベル ナビゲーションDISC」(仮称)】
本作の予約特典は、ポルカ役の平野 綾さん(予定)がトラスティベルの世界をナビゲーターとして案内してくれる「トラスティベル ナビゲーションDISC」(仮称)。DISCには、このほかに秘蔵イラストや新規書下ろしが満載の「イラストギャラリー」や、「ビートのお宝写真館」など、様々なコンテンツの収録を予定しているとのこと。予約特典は数に限りがあるので、気になる人は早めにチェックしておくといいだろう。
□バンダイナムコゲームスのホームページ (2008年6月27日) [Reported by 志賀康紀]
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