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EA、「バトルフィールド:バッドカンパニー」先行体験会を開催
発売直前! Xbox 360コミュニティプレーヤーの評価のほどは?

6月21日開催

会場:マイクロソフト代田橋オフィス

 エレクトロニック・アーツは6月21日、東京のマイクロソフト代田橋オフィス内の特設会場において、6月26日に発売を予定しているXbox 360版「バトルフィールド:バッドカンパニー」の先行体験会を開催した。本タイトルはフィールド上にあるほとんどのオブジェクトが破壊可能という画期的なコンセプトが話題を呼んでいる作品だ。ゲームの概要についてはレビュー記事を参照いただきたい。


■ 体験版経験済みの猛者達が集結!! 落ち着いた環境でゆっくりフリープレイ

Xbox 360タイトルの体験会では定番の会場となったマイクロソフト社内のプレイルーム
製品版のマップは、全体的に体験版のマップよりも広大感の強いものが多く、24人対戦のスケールにマッチしていた
 今回行なわれた先行体験会では、会場に計26台のXbox 360が設置され、「バッドカンパニー」の製品版を用いた対戦が催された。会場には30名以上のXbox 360コミュニティプレーヤーが招かれ、交代で席を譲り合いながら24人対戦を堪能。シングルプレーヤーモードの体験用に設置された2台にも人々が集まり、「バトルフィールド」シリーズ初となる本格的なストーリーを吟味していた模様だ。

 正午過ぎに開始された体験会は4時間弱に及び、その前半では24台の対戦台を使ったフリープレイが実施された。Xbox 360で6月5日に公開された体験版を相当やり込んだと見られるプレーヤーも多く、対戦の内容は最初からハイレベルだった。製品版に含まれる多くのマップは体験版のものより広大さが増しているものも多く、ゲームでサポートされている12対12人の規模にほどよくマッチしている。

 フリープレイでは石油精製所、軍事基地、農場など、4種類ほどのゲームフィールドを体験することができた。特に農場のマップでは広大な平地が広がる場所が多く、攻撃側・防御側それぞれの基地に配備されている戦車、装甲車、ヘリを使った壮絶な撃ち合いが展開された。マップの幅が広いため、歩兵として戦場の脇をコソコソと進み、誰にも気づかれないうちに「金塊」を奪取してしまうようなスニーキングプレイも楽しい。

 プレーヤーの評判も上々で、「製品版が欲しくなった~!」という声もそこかしこから聞こえてきた。会場に集まったのプレーヤーは、あらかじめ「バッドカンパニー」の情報を事前にしっかりと把握し、体験版でしっかりとプレイしてきた人々が中心であっただけに、好評の声は製品版が期待通りの出来であったことを如実に表しているようだ。

数十名のコミュニティプレーヤーが集まった中、EAJマーケティング部長のチャン・デューク氏が挨拶。チャン氏もゲームに参加し、見事な腕前を見せていた 大きめのマップでは搭乗兵器が多数登場し、本格的な戦場の様相を呈する。生き残るためには地形の把握が必要だ 「戦争なら、俺たちに任せとけ!」。6月26日のXbox360版発売日には、このポスターが各店舗で見られるようになるだろう


■ スコアランキング大会でちょっぴり見えた、製品版マップでの戦いのコツ

EAタイトル応援団として駆けつけたアイドルの大橋沙代子さん。ミリタリールックでゲームにも参加した
今回のプレイでわかったこと。当然のことではあるが、地の利とクラス特性を生かした戦い方がハイスコアの秘訣のようだ
 ひとしきりのフリープレイが終わったあとには「賞品」を掛けてのスコア対決が催され、楽しいプレイにも真剣さが増した。賞品は、「バトルフィールド:バッドカンパニー」Xbox 360用製品版パッケージと、会場に登場したエレクトロニック・アーツの「ニードフォースピード プロストリート」のイメージガールとして活躍するアイドル、大橋沙代子さんとの写真撮影権だ。パッケージ版贈与への反応のほうが大きかったのは、集まったプレーヤー達のゲーマー魂のなせる業か。

 試合は、本作の「部隊」システムを利用して各4人単位のチームを編成して対決。エレクトロニックアーツのスタッフチームと筆者を含むメディアチームも参加させていただき、部隊単位の総合スコアを競う真剣勝負が展開された。勝敗は部隊員全員のスコア総計で決まるため、互いに声かけをしながらプレイする集団もある。さながら即席のクラン戦といった緊張感だ。

 参加者を入れ替えて前後2回戦で行なわれた対決の1回戦、圧倒的なハイスコアを記録したのは防御側を担当したチームだ。彼らによると、ゲームに登場するクラスの中でも「工兵」が強いらしい。敵部隊の搭乗兵器を簡単に処理することができる上に、メイン装備のショットガンは、「金塊」の防衛で頻発する近距離戦闘で一撃必殺の攻撃力を持つからだ。4人1組のチーム単位で競ったため全体的に連携が意識されたこともあり、ロケットランチャーで搭乗兵器を破壊すれば一気に4人を撃破できることもあって、ハイスコア達成に効果的だったようだ。

 同じマップで行なわれた第2回戦では別の方法で筆者も少々の活躍をすることができた。防衛側チームに参加した筆者は地の利を生かし、攻撃チームが丘を越えてくるゲーム序盤では、防衛陣地に据え置かれている機関銃を操作した。これが圧倒的に強く、敵を2発程度で倒せる攻撃力の上、遠距離でも正確だ。開始5分ほどで20人以上を倒したところでスコアは単独トップ。ここで「空気を読む」ことにして「金塊」の防衛に徹し、スコアの伸びはゆるやかになったものの防衛チームは勝利。個人スコアとしてはトップを飾って終えることができた。

 製品版をプレイするときには、「工兵」への対策と、据え置き型の銃座への警戒の2点がトッププレーヤーの条件となりそうだ。攻撃側・防衛側に分かれてプレイする非対称なゲーム性のため、一見防衛側が有利に見えるシーンが多いものの、実際のオンラインプレイでこのバランスが再現されるか、見てみたい。

 こうして、今回の「バトルフィールド:バッドカンパニー」体験会は、製品版発売日への強い期待を参加者に与える形で円満に終了した。各参加者の声を聞き、本作がXbox 360における対戦型FPSの決定版になりそうな印象を強くした次第だ。8月28日にはプレイステーション 3版も登場するので、国内でのFPS人気に火をつける存在になるかもしれない。まずはLIVEでのオンラインプレイを味わえる日を楽しみに待ちたいところだ。

大会の最後には、勝利チームと参加者全員で記念撮影。皆で「X」のマークを作ってパシャリ。イベントは終始円満な雰囲気で進行し、発売日への期待感を盛り上げた。エレクトロニックアーツから読者の皆さん向けのプレゼントも用意されたので、お楽しみに


□エレクトロニック・アーツのホームページ
http://www.eajapan.co.jp/ja-jp/
□「バトルフィールド:バッドカンパニー」のページ
http://www.japan.ea.com/battlefield/badcompany/
□関連情報
【5月20日】Xbox 360 / PS3ゲームレビュー「バトルフィールド:バッドカンパニー」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080620/bfbc.htm
【5月20日】EA、Xbox 360「バトルフィールド:バッドカンパニー」
体験版を「Xbox LIVE マーケットプレース」で6月5日に配信
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080520/bfbc.htm
【4月16日】EA、Xbox 360/PS3「バトルフィールド:バッドカンパニー」
発売日決定。海外版のゴールドエディションを通常版として発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080416/bfbc.htm
【2月29日】EA DICE、2008年新作タイトル発表会レポート その1
Xbox 360/PS3「Battlefield: Bad Company」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080229/bfbc.htm

(2008年6月23日)

[Reported by 佐藤カフジ]



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