【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

バンダイナムコ、「スーパーロボット大戦感謝祭 2008」開催
PS2用完全新作「スーパーロボット大戦Z」の制作を発表

4月19日 開催

会場:品川プリンスホテル ステラボール

DS「無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ」のTVCM・店頭用PVの楽曲に、テクノポップユニット「Perfume」の「Butterfly」がタイアップされることも発表
 株式会社バンダイナムコゲームスは、ファン感謝イベント「スーパーロボット大戦感謝祭 2008」を、品川プリンスホテル エプソンアクアスタジアム「ステラボール」で4月19日に開催した。

 「スーパーロボット大戦感謝祭 2008」は、今年で6回目を迎え、「スパロボ」ファンにとってはもはや恒例の行事とも言える招待制のイベント。今回は約1,200名の招待者に対して、過去最多となる8,219名の応募が殺到したという。ちなみに前回の応募者総数は6,260名。

 今回の感謝祭には、ゲームの制作に携わった関係者やアニメの主題歌を歌うアーティストたちが登場。本イベントの総合プロデューサーに就任したアニソン界の“アニキ”こと水木一郎氏を中心に、恒例のトークショー・ライブが行なわれた。

 また今回は、プレイステーション 2用シミュレーションRPG「スーパーロボット大戦Z」(発売日未定)の制作発表をはじめ、PSP用シミュレーションRPG「スーパーロボット大戦A PORTABLE」(6月19日発売予定)とニンテンドーDS用RPG「無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ」(5月29日発売予定)の、本邦初公開となるプロモーションムービーが上映された。

オープニングでは、水木氏が太鼓演奏を披露。「スーパーロボット大戦感謝祭、始めるぜぇーっ!」と開幕宣言も行ない、場内のボルテージは一気に上昇した イベント冒頭では、株式会社バンダイナムコゲームスの代表取締役副社長 鵜之澤伸氏による挨拶も行なわれた


■ PS2「スーパーロボット大戦Z」制作発表

トークショーの様子。写真左から置鮎龍太郎さん、寺田貴信氏、大張正己氏、緑川光さん、寺島拓篤さん、杉田智和さん、かかずゆみさん
 今年のスパロボ感謝祭の目玉は、やはり完全新作となるPS2用「スーパーロボット大戦Z」の制作発表が行なわれたこと。このセッションでは、ゲームのCG映像・戦闘シーンが、トータルで約18分も上映されたが、詰め掛けたファンたちは片時も目を離すことなく、時には大きな歓声をあげながら映像に見入っていた。

 また、「スーパーロボット大戦」チーフプロデューサーの寺田貴信氏をはじめ、「超重神グラヴィオン」の監督を務める大張正己氏や声優の緑川光さんらをゲストとして迎えたトークショーも行なわれた。

 トークショーでは、「私が若かりし頃に、『スパロボ』シリーズの最終作に“Z”というタイトルをつけると言っていたらしいのですが……これからもスパロボシリーズは作り続けます。応援よろしくお願いします(笑)」と、寺田氏が冗談交じりに語ったり、大張氏が「みなさんのおかげで、『グラヴィオン』がスパロボに参戦することができました。ありがとうございました。ファンとしても嬉しいし、原作者としても嬉しいです」と喜びのコメントを披露するなど、登壇者たちが「スパロボ」シリーズに対する想いを熱く語った。

 「スーパーロボット大戦Z」に関しては、「スパロボOG」を作っている頃から制作が進められていたようで、「まだ若干残ってますが、音声の収録も順調に進んでます」と、発売時期はまだ未定ながらも、制作は順調に進んでいることを寺田氏が明かした。

 感謝祭終了後に配布されたリリースによると、ロボット、キャラクタ、グラフィックス、戦闘アニメーションといったすべての要素が一新され、これまでのシリーズを超える仕上がりになるという。会場で公開された映像を見た限りでも、ロボット1体1体がこれまで以上に細かく描写されているように感じられた。

【「スパロボZ」参戦作品(計22作品)】
・オーバーマン キングゲイナー
・THEビッグオー
・THEビッグオー 2nd SEASON
・無敵超人ザンボット3
・無敵鋼人ダイターン3
・戦闘メカ ザブングル
・機動戦士Zガンダム
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
・機動新世紀ガンダムX
・∀ガンダム
・機動戦士ガンダムSEED DESTINY
・マジンガーZ
・グレートマジンガー
・ゲッターロボG
・UFOロボ グレンダイザー
・宇宙大帝ゴッドシグマ
・創聖のアクエリオン
・交響詩篇エウレカセブン
・超時空世紀オーガス
・宇宙戦士バルディオス
・超重神グラヴィオン
・超重神グラヴィオンツヴァイ

「うますぎメンバーがゆく! スパロボZの制作現場を探れ!」と題された、ネットラジオ「うますぎWAVE」のメンバーによる取材の模様も上映。バンダイナムコゲームスの本社「未来研究所」内にあるスパロボZの制作現場で、寺田氏のデスクや実際にアニメーションを作成する工程などが紹介された
【「スパロボZ」スクリーンショット】

【抽選会】
トークショーのあとでPS2用「スーパーロボット大戦Z」のソフトや、水木氏のオリジナルTシャツなどがもらえる「スパロボ大抽選会」も行なわれた


■ サプライズゲストも登場したライブステージ

別の仕事が終わり次第、感謝祭に駆けつけてくれた神谷明氏
 「スーパーロボット大戦感謝祭 2008」の最後を締めくくるのは、毎度お馴染みのライブステージ。今回は、水木氏とJAM Projectに加え、兄妹で構成された4人組のユニット「bless4」と、「超時空世紀オーガス」のオープニング・エンディングテーマを手がけたことなどで知られるアーティスト、ケーシー・ランキン氏がサプライズゲストとして登場し、合計で12曲の楽曲を披露した。

 また、ライブステージのオープニングを飾った、水木氏の「マジンガーヒットメドレー」が終わったところで、神谷明氏が登場。これまでは毎回、最初から参加していた神谷氏だが、今回は別件で舞台挨拶が入っていたため、途中参加になったという。

 水木氏の紹介でステージに上がった神谷氏は、スパロボ感謝祭では楽屋が水木氏と相部屋であることや、約40年に渡るこれまでの声優人生のエピソードなどを語ってくれた。

 なお下記曲目中の「スーパーロボット大戦新シリーズ新曲」は、1コーラスのみ披露されたプロトタイプ。メロディや歌詞などは、完成までにまったく異なるものになるかもしれないというが、逆に言うと感謝祭のライブでしか聴くことのできないレアな曲とも言える。

 お馴染みの曲から「スパロボZ」で初めて収録される作品の曲まで、立て続けに披露された今回のライブも、アーティストと観客の息がピッタリ合った、一体感の高いステージとなった。

【ライブ曲目】
・Zのテーマ~空飛ぶマジンガーZ~おれはグレートマジンガー(水木一郎)
・創聖のアクエリオン(AKINO)
・Go Tight!(AKINO【bless4】)
・漂流~スカイハリケーン~(ケーシー・ランキン)
・心はジプシー(ケーシー・ランキン)
・キングゲイナー・オーバー(福山芳樹)
・嘆きのロザリオ(JAM Project)
・紅ノ牙(JAM Project)
・スーパーロボット大戦新シリーズ新曲(JAM Project)
・Rocks(JAM Project)
・鋼の救世主(水木一郎&JAM Project)
・マジンガーZ(水木一郎)
※()内は歌手名、敬称略

「マジンガーヒットメドレー」を熱唱した水木一郎氏 サプライズゲストとして登場した、AKINO【bless4】(写真左)、ケーシー・ランキン氏(写真右)
福山芳樹氏。鎖骨骨折の痛みに耐えながらのステージだった 感謝祭の恒例となりつつある、新曲のプロトタイプバージョンを披露したJAM Project


(C)サンライズ
(C)SUNRISE・BV・WOWOW
(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・毎日放送
(C)ダイナミック企画
(C)東映
(C)PRODUCTION REED 1980
(C)1983 ビックウエスト・TMS
(C)2002 大張正己・赤松和光・GONZO/グラヴィオン製作委員会
(C)2004 大張正己・赤松和光・GONZO/グラヴィオンツヴァイ製作委員会
(C)2004 河森正治・サテライト/Project AQUARION
(C)2005 BONES/Project EUREKA・MBS

□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□「スパロボ」シリーズ公式サイト
http://www.suparobo.jp/
□「スーパーロボット大戦感謝祭 2008」のページ
http://www.suparobo.jp/srw08/
□関連情報
【2006年4月24日】バンプレスト、ファン感謝イベント「鋼のOG祭り」開催
「スパロボOG」の新作やアニメ新シリーズを発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060424/og.htm
【2005年2月14日】バンプレスト、「スーパーロボット大戦感謝祭2005」開催
PS2最新作やOVAの映像公開、ライブなど内容盛りだくさん
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050214/supa.htm

(2008年4月22日)

[Reported by 中野信二]



Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.