価格：未定

　株式会社バンダイナムコゲームスは、Wii用ドラマティックフライトシューティング「スカイ・クロラ（仮）」を、2008年秋に発売する。価格は未定。

　Wii「スカイ・クロラ（仮）」は、2008年8月2日より公開となる押井守監督劇場アニメーション「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」（原作/森 博嗣 中央公論新社）の世界観を題材にしたタイトル。ゲーム制作は、フライトシューティングには定評のある「エースコンバット」チームが担当する。物語は原作・映画とは異なるが、その世界観は「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」の世界を大切に表現しているという。「永遠の子供たち《キルドレ》」を中心に織り成す、感情溢れるストーリー。そして従来の操作を覆す、直感的な操作方法。原作・映画・押井守監督ファンはもちろんのこと、ライト層を含む全てのゲームファンをもターゲットにした作品作りを目指しているという。

　原作「スカイ・クロラ」シリーズは、ミステリー作品を中心に、総著作発行部数累計960万部という驚異的な出版部数を誇るベストセラー作家、森 博嗣氏による人気シリーズ。シリーズ累計発行部数は60万部を超え、10代後半から40代前半までの幅広い世代から、大きな支持を得ている。そして、2008年8月2日より、劇場アニメーションの公開が決定。監督は、世界の監督たちに影響を与えた押井守。アニメーション制作は「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」、「イノセンス」など、日本最高峰の映像美で知られる「プロダクション I.G」が担当していることから、早くも話題を集めているこの夏一番の大作だ。

　Wii版「スカイ・クロラ（仮）」は、世界観やグラフィックスの美しさはもちろんのことだが、その独自の操作法にも注目が集まっている。ヌンチャクを操縦桿に見立て、利き手で直感的に操作でき、Wiiリモコンはスロットルに見立てての速度調整ができるとのこと。詳しい操作方法は今後の情報で明らかとなるだろう。今後の情報に期待してもらいたい。また、3月27日より東京ビッグサイトで開催される、東京国際アニメフェアにて、最新映像が出展されている。気になる人は足を運んでみるといいだろう。

【スクリーンショット】
空戦の舞台となる「空」のグラフィックは美しいの一言。とくに大空を漂う「雲」の質感にはそうとうのこだわりがあるようだ。本作では「雲に突っ込む」体験をも味わうことができるという

【登場機体】
散香マーク2	スカイリィ・D
上記2機以外の機体もたくさん登場するのは間違いないだろう

(C)2008 森 博嗣 / 「スカイ・クロラ」製作委員会
(C)2008 NBGI
(C)GeoEye (C)JAPAN SPACE IMAGING CORPORATION
※画面は開発中のものです。

□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□バンダイナムコゲームスチャンネルのホームページ
http://www.bngi-channel.jp/
□「スカイ・クロラ(仮)」のページ
http://namco-ch.net/sky_crawlers/
□映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」のページ
http://sky.crawlers.jp/
□関連情報
【3月27日】東京国際アニメフェア2008開幕
DS「イナズマイレブン」の新バージョンの試遊台が登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080327/taf.htm
【3月21日】バンダイナムコ、Wii「スカイ・クロラ(仮)」2008年秋発売
映画「スカイ・クロラ」を題材としたフライトシューティング
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080321/sky.htm

(2008年3月27日)

[Reported by 志賀康紀]