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Phill Harisson氏は'92年、ソニー・コンピュータエンタテインメント・ヨーロッパの前身である「Sony Electronics Publishing」に入社。プレイステーションの立ち上げ以前から様々な業務を担当してきた。2007年に開催された「Game Developers Conference 2007」では、SCEIを代表する形で基調講演を行ない、「Game3.0」をキーワードに新しいゲームの形を模索すると共に、プレイステーション 3の切り札ともいえるネットワークサービス「Home」の構築において中心的な役割を担っていた。 Phill Harisson氏はリリースにおいて「SCEで過ごした15年間は、私のこれまでの人生を決定づけた重要なものでした。在籍中、『プレイステーション』ファミリーの皆様からいただいたすべてのご指導、ご協力そして友情に改めて感謝いたします。チームの一員として共に仕事をし、また日々皆様からインスピレーションをいただいたことは、まさに私の幸せとするところです。『プレイステーション』がこれまでに成し遂げたこと全てを誇りに思うと同時に、今後もあらゆる側面からサポートを続けてまいりたいと思います」とコメント。
SCEWWSにおいてグループの開発を担当する中心人物としてキーとなる人物だっただけに、同氏の退社による影響は大きいと思われる。「Home」の開発に関しても今回のGDCで大きな進展が見られなかっただけに、今後の展開に注目が集まるところだ。 (2008年2月25日) [Reported by 船津稔]
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