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会場:京王プラザホテル
「お姉チャンバラ」は、2004年にプレイステーション 2で発売された剣劇アクションシリーズ。水着姿の主人公キャラクタ「彩」が、次から次へと襲い掛かってくるゾンビや異形の敵を、日本刀で片っ端から叩き斬る。返り血を浴びると“穢れゲージ”が上昇しMAXになると体力が減っていくが攻撃力が飛躍的に上昇する暴走システムなど、セクシーさやバイオレンスな演出だけに終わらない歯ごたえのある内容で多数のファンを獲得。PS2、Xbox 360で計5作品が発売されており、2月7日にはシリーズ6作目となるWii「お姉チャンバラRevolution]が発売される。価格は6,090円で、CEROレーティングはD(17歳以上対象)。
劇場作品「お姉チャンバラ」は、西暦20XX年を舞台にしたセクシー&スタイリッシュ&スプラット剣劇アクションムービー。戦乱の世、狂乱の渦に飲み込まれた世界。街にはなぞの科学者・杉田(諏訪太朗)によって作り出されたゾンビがあふれかえっていた。そんななか、妹をさらわれた勝治(脇知弘さん)、娘を殺されたレイコ(橋本愛実さん)、彩(乙黒えりさん)が、杉田を倒すためゾンビの群れをなぎ倒していく。そんな3人の前に立ちふさがるのは、最強の女子高生・咲(中村知世さん)。「忌血」の種族の末裔“彩”と腹違いの妹“咲”、宿命を背負った姉妹の一騎討ちが幕を開ける。4月下旬、渋谷Q-AXシネマ、シネマート新宿ほか、全国で順次公開される予定。
記者会見には、監督の福田陽平さん、彩役の乙黒えりさん、咲役の中村知世さん、レイコ役の橋本愛実さんが出席。司会者から出演が決まったときの感想を聞かれ、乙黒さんは「単純にうれしかったですね。アクションをずっとやりたかったので、本格的なアクションということで凄く気分が高揚しました。(コスチュームについて)水着を着て仕事をしたことがなかったので少し心配だったんですけど、コスチュームが凄くカッコよかったので、これを着て映画ができたらいいなと思いました」とコメント。Wii「お姉チャンバラRevolution」をすでにプレイしたという乙黒さん。操作したのは、もちろん彩。時間を忘れてリモコンを振り続けるほど熱中してしまい、最初はリモコン操作に慣れなかったが、1時間くらいすると問題なく遊べるようになったという。「そんなに難しくないので、初心者のかたでも大丈夫だと思います」という乙黒さん。気になる人は、ぜひとも発売後にその手でリモコン操作のほどを体験していただきたい。 中村さんは「初めて聞いたときは嬉しいなと思いました。原作がありますので、そのイメージを崩さないように演じられたらいいなと思いました。(姉役の乙黒さんとは敵ですが)撮影現場では、凄く仲良くさせていただきました(笑)」とコメント。橋本さんは「あたしは今回、初めての映画出演となったんですけど、ずっと映画に出たい、出たい! といっていたので、初めてきいたときは嬉し泣きでした。でも、そのあとに『アクションをやる』ってきいて。アクションはまったく初めてだったので、ジムに通ってボクササイズとか、身体作りをがんばりました」とコメント。初の映画出演ということで、相当気合も乗っている様子がうかがえた。
福田さんは、監督としてオファーがきたとき「はじめは撮影でオファーがきたんですけど、そのときタイトルをきいたら『お姉チャンバラ』って、凄く洒落たタイトルだなと思いました。内容を聞いたら、ディースリーさんのTHE SIMPLEシリーズの『お姉チャンバラ』だってことで。ぼくは個人的にディースリーさんの『THE 地球防衛軍』が世界一好きなゲームなんです。だから、凄く嬉しかった。(撮影については)ゲームのキャラクタが、インパクトがある。その再現ができるか。衣装、アクション……プレッシャーというか、大丈夫かなぁというのは感じてましたけど、スタッフもがんばってくれて、キャスティングもバッチリでアクションも個人的にレッスンしていただいて、いいアクションになったと思います」とコメント。
福田さんは「アクションというと濃ゆい男性のイメージがあると思うんですけど、今回は美女3人が出て、色々なストーリーも見てもらえるかなぁと思います。ゾンビとかホラー、色々な要素がある映画なんで、特に女性の方々に見てもらいたいと思います。働く、強い女みたいな。凄く希望になるんじゃないかと思います」とコメント。 マスコミとの質疑応答では、ゲームが「CEROレーティング:D(17歳以上対象)」ということから、まずは年齢制限についての質問が飛び出した。現時点では年齢制限はないといい、中村さんから暴露(?)されたポロリについても「ソフトというか、やっぱり映画なんで、映画らしく撮ってます。子供たちに影響があるようには描いていないです」と説明。ゲーム中で百出する鮮血、血糊の描写については「ホラーっぽい怖さよりも、ゲームの爽快感が凄く出ている。それをメインにもってきました」という。乙黒さんは「毎日血だらけで(笑) 汗と同じような感覚で血も浴びて汗もかいて、さわやかな感じだと思います(笑)」とコメント。中村さんは「いっぱい浴びて、口のなかに血糊を含んで吐き出すというシーンがあったんですけど、そのときにお姉ちゃんの腕にベッチャリかけちゃって、ちょっとお姉ちゃん嫌な顔をして……(乙黒さんに確認して)気持ちよかったそうです(笑)」とここでも笑いを誘う。橋本さんは「レイコは(出演が)最後のほうだけだったので、あまり血糊の印象はないですね」とコメント。 アクションやコスチュームについては「まず、コスチュームについては凄くかっこいいなと思ったのが最初の感想。今、小島よしおさんが流行ってるじゃないですか。ビキニ1枚で『そんなの関係ねぇ!』って。私も寒いなか水着で、本当にそういう気持ちで、TVを見るたびに励まされていた感じがします(笑) アクションは、趣味で5年くらいカンフー、アクション、ジークンドー……格闘技が好きなんで、週1回通ってるんですね。それが活かせたかなぁと思っています。今後も続けていきたいので、アクション映画……海外作品も、いつかはできたらいいなぁと思っています」と、将来につなげていきたい旨を披露。 中村さんは「アクションは、去年『轟轟戦隊ボウケンジャー』という戦隊シリーズで1年間ボウケンイエローという役でアクションをやっていて、そのときも激しかったんですけど、今回“刀”を持ったのが初めてだったので、アクションが凄く難しくて面白いと思いました。コスチュームは……やっぱり自分でも原作のイメージを凄く大切にしたかったので、髪も真っ黒にして、カツラもつけて。ロングな髪型でこんなに長いのは初めて。制服が好きなので、映画のなかでコスプレができるっていうのがうれしくて。今までの役柄のなかでも特にお気に入りなキャラクタです」とコメント。ファンには、戦隊シリーズで見えたものとは一味違った演技を見せてくれそうだ。 橋本さんは「私が今回一番厚着のコスチュームなんですけど、実はこのなかはぜんぜん薄着で寒くて、いかに厚着をしているなかで色気を出すかといったら、やっぱり胸だったんですよ。そこで、やっぱり彩には勝てないなと思いつつコスチュームを着こなしました。アクションはまったく初めてで、普段運動とかもジムにちょっと通うくらいだったので、それをいかに格好よく見せるかが大変で、色々な練習を自己流でやりました」とコメント。彩には勝てないと謙遜されていたが、胸元を強調した際にカメラマンからすさまじいフラッシュが焚かれた点をかんがみるに、アピールどは十二分といた雰囲気。本編では、水着、制服とは異なる魅力で観客を楽しませてくれることだろう。
「アクション映画を撮るのは初めて」という監督のもと、出演者とスタッフが一丸となって作り上げた作品。「お姉チャンバラ」シリーズのファンはもとより、アクション映画が好きな人には要チェックの一編となりそうだ。
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□ディースリー・パブリッシャーのホームページ (2008年2月5日) [Reported by 豊臣和孝]
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