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11月17日~18日 開催 会場:東京ビッグサイト、西館 D-066
価格:800円(前売り1日)、1,500円(前売り両日)、1,000円(当日1日)、1,800円(当日両日)
「アルキメDS」は何度かご紹介したとおり、一人では遊べないソフトで、1本のソフトで4人まで参加でき、誰かが“お題”を出し、その答えをみんなが答えていく。わかりやすく言えば「大喜利」だが、逆に「仲間はずれは誰?」といった問題の作り方もあり、システムだけが提供されているため、その遊び方、楽しみ方はプレーヤー側に完全にゆだねられている。 前回のデザイン・フェスタにも出展していた同社だが、今回は発売後と言う事もあり、ブース内で販売も行なっている。また、同作のグラフィックスを担当したhikarinさんがライブペイントを行なっており、壁一面にひとつの作品を制作している。ポップでハッピーなブースなので、この作品を見るだけでも訪れる価値があるだろう。 前回のイベントでもお伝えしたが、アートの総合展示会であるため、ゲームイベントとは圧倒的に雰囲気が違う。しかし、ブースの前を通りかかる人の多くが足を止めプレイして盛り上がっている人たちの手元をのぞき込んでいく。一瞬、何をプレイしているのかはイメージしにくいのが難点とも言えるが、一度プレイするとそのおもしろさに文字通り巻き込まれていく。 また、面白いところでは海外からの来場者も多い同イベントで、多くの海外からの来場者がプレイしていた点も面白い。言葉の壁がないシステムなので、コミュニケーションがとれれば (もしかしたらコミュニケーションとれないからさらに) 楽しめるという事だろう。「おもしろがれる」心さえ持ち合わせていれば楽しめるソフトだというのがイベントでプレイしている人を見るごとに気づかされる。 先日は大学祭でも試遊会をやったという事で、認知度は徐々にあがってきているようだ。今回のイベントでも購入を勧めてみると「もう持っています! ここに来るまでに遊んできました」と言うユーザーもいたという。テレビでCMがガンガン流れ認知度を上げなければ商売としてなかなか成立しない現状においても、そのソフトの持つ楽しさが地道に広がりながらこうやって販売本数が伸びていくのはいいことだろう。
同社では今後もこういった体験会を行ないながら広めていきたいとしている。とりあえず今回のイベントは明日18日まで開催されているので、足を運ぶ機会があれば是非ともチェックしていただきたい。
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□スキップのホームページ (2007年11月17日) [Reported by 船津稔]
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