日本デジタルゲーム学会、デジタルゲームの国際学術会議 「DiGRA2007」を9月24日より開催
9月24日~28日 開催
会場:東京大学 本郷キャンパス
日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)は、デジタルゲームの国際学術会議「DiGRA2007」を、9月24日から28日までの5日間、東京大学 本郷キャンパスにて開催する。
「DiGRA」の国際会議は、世界各国のゲーム研究者や開発者が集まり、最新の研究成果を発表する場として設けられたもの。2003年にオランダ、2005年にカナダで開催されており、今回で3度目。「Situated Play (状況論的ゲーム学の構築)」というテーマのもと、社会的、文化的、経済的、技術的諸条件が揃うことで初めてできあがる「ゲームで遊ぶ」という状況に、様々な側面からアプローチしていく。
26日から28日までの3日間は、安田講堂にて基調講演が毎日開催される。登壇者は、26日は仮想世界における経済学の第一人者Edward Castronova氏、27日はシリアスゲームの開発・研究で知られるMarc Prensky氏。28日は「ファミリーコンピュータ」設計者の1人である上村雅之氏と、「パックマン」の生みの親として知られる岩谷徹氏が記念対談を行なう。
このほかにも多数のセッションが予定されている。多くのセッションは英語となるが、基調講演を含む一部のセッションでは、日本語から英語、英語から日本語の同時通訳も行なわれる。
参加費は、一般40,000円、DiGRAおよびIGDA会員は30,000円、学生20,000円、1日参加15,000円。一般とDiGRAおよびIGDA会員については、8月24日まで早期割引が設けられている。
なお「DiGRA JAPAN」は、「JAPAN国際コンテンツフェスティバル (CoFesta2007)」の公式イベントとなっている。その他の「CoFesta2007」の公式イベントとしては、9月20日から23日まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2007」、9月26日から28日まで「DiGRA2007」と同じ東京大学で開催される、ゲーム開発者を対象としたカンファレンス「CESAデベロッパーズカンファレンス 2007 (CEDEC 2007)」などがある。
□日本デジタルゲーム学会のホームページ
http://www.digrajapan.org/
□「DiGRA2007」のページ
http://digra2007.digrajapan.org/
□関連情報
【7月2日】DiGRA JAPAN、第9回月例研究会「ゲームニクス理論の概要と実践」を開催
高度デジタル社会に求められる技術「ゲームニクス」とは何か?
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070702/digra09.htm
【6月29日】CESA、「CESAデベロッパーズカンファレンス 2007」
東京大学構内で開催。7月17日から受講申し込み開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070629/cede.htm
【6月4日】DiGRA JAPAN、第8回月例研究会「『Mr.SPLASH!』に見るゲーム性」を開催
13年ぶりの新作ファミコンソフトから「ゲーム性とは何か?」を語る
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070604/digra_08.htm
(2007年8月10日)
[Reported by 石田賀津男]
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