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価格:3,990円
DS「つんでツミキス」は、積み木型のピースを積み上げていくパズルゲーム。タッチペンでピースをつかみ、重心を押さえて向きを変えながら上手に積み上げていく。ゲームのルールは、タイムゲージが無くなるまでに一定の高さ(エリア)を超えるまで積み上げていくというもの。ピースを積まず画面外に捨てると、タイムゲージは減少する。積み方が悪いと、バランスがとれず積み上げられたピースが崩れ落ちてしまうため、バランスゲージを見ながら注意深く積んでいく必要がある。 ゲームモードには、ひとり用の面クリアモード「ヒトリスモード」、4人まで対戦可能な「フタリスモード」、いつまでもプレイできる「エンドレスモード」の3つが用意されている。今回は、熱い対戦が楽しめる「フタリスモード」の詳細をご紹介しよう。 フタリスモードは、他プレーヤーもしくはCPUと対戦するモード。DSダウンロードプレイに対応しており、ソフト1本でマルチ対戦が可能。人間相手の場合は最大4人、CPUが相手のときは“対人戦の練習”という扱いで1対1になる。なお、対人戦で人数が4人に満たないときは、残りをCPUプレーヤーが担当する。 対戦ルールは、最初にノルマポイント(500、1,000、1,500、2,000のいずれか)をゼロにするか、最初に8エリア積んだプレーヤーが出た時点で、もっともノルマポイントが低いプレーヤーから順位が決まる。6ポイント(1位)、4ポイント(2位)、2ポイント(3位)、1ポイント(4位)が与えられる。対戦回数は、1、3、5の各回数が設定可能。 フタリス最大の特徴は“相手を攻撃して邪魔をする”これに尽きる。各プレーヤーには、スタート時に2匹のカプリン(キャラクタ)が与えられる。カプリンの役目は、ライバルとなる他プレーヤーの邪魔をすること。エリアを越えるたび、エリアポイント50点ごとにカプリンが1匹増加。最大6匹まで保有することができる。
カプリンの攻撃対象は、最後に積んだピースと同色のプレーヤーで、攻撃バーの色が攻撃対象をあらわしている。攻撃アクションは全部で6種類。攻撃を実行すると、それに必要なだけカプリンが失われる。なお、制限時間内に次のエリアに進めないときは、カプリンが1匹失われる。また、ピースを捨てた場合は制限時間が少し減るというペナルティが課される。
フタリスモードは、サブモニターでライバルの動きを察しつつ、自身は「高さ」、「ポイント稼ぎ」どちらを優先するか。これが勝敗に大きく影響してくる。高さを優先しないとエリアが越えられず、必然的にノルマポイントが増えないばかりか、カプリンを増やすことができない。さりとて、高さにばかり目をやるとポイント稼ぎがおろそかになり、エリアを越えるときに消化できるノルマポイントとカプリンが減ってしまう。
エリアを越えそうなライバルには地震、ポイントが高ければ黒ピースの連続攻撃、積み上がりが早いときは暗闇攻撃で動きを鈍らせ、多数のカプリンを抱えているなら強制フィーバーで動きを拘束するなど、戦術は多種多様。4人同時プレイなら、それぞれの思惑が入り乱れる戦略性の高いゲームが楽しめる。対戦パズルゲームが好きな人には、見逃せない1本といえそうだ。
(C) RED 2007
□レッド・エンタテインメントのホームページ (2007年7月25日) [Reported by 豊臣和孝]
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