価格：3,990円

【「セツの火」最新お試し版】
【ZIP形式: 41.3MB】※ ダウンロードしたファイルをZIP形式で解凍すると、インストーラファイル「Setsu_Trial_ver.3.exe」が現われます

　メディア・ビジョン エンタテインメント株式会社は、Windows用デジタライズ・ドラマ「セツの火」を4月4日からダウンロード販売を開始する。価格は3,990円。

　「セツの火」は、基本的には分岐などの発生しないデジタル形式の小説だが、重要なシーンではアニメーションで迫力あるシーンが描かれるほか、台詞部分は7時間以上のデータを収録しており、フルボイスで演出される。全7章で構成されており、通読時間は30時間というかなりのボリュームとなっている。また、キャラクタがカットイン形式で画面上に表示されるなど、ゲームファンでも違和感なく読み進むことができるシステムとなっている。

　物語は、人類とその天敵“鬼”との戦いを軸に、より大きな世界的な陰謀へと発展していく。異世界から浸食してきた“鬼”達だが、その強大な力に対抗できるのは特殊な能力を持つ6人の少年少女達だった。その1人である主人公“和泉刹”は、鬼との戦いの果てに謎の死を遂げた兄“和泉将明”の通っていた高校に転入。壮絶な戦場へと身を投じることとなる。

　監督・脚本は、「魔法の少女シルキーリップ」や「ひみつ戦隊メタモルV」等のシナリオを手がけた遠藤正二朗氏。「セツの火」は、氏が書き下ろしたゲーム完全オリジナルの新作となっている。また、プロデュースには「ワイルドアームズ」シリーズで知られる金子彰史氏があたっている。キャラクタデザインは廣岡政樹氏が担当。

　弊誌ではこれまで壁紙やプロモーションムービー、「お試し版」のダウンロードなどを行なってきたが、今回は発売直前と言うことで、最新のお試し版をお届けする。一度楽しんでみてはいかがだろうか。

【スクリーンショット】
同作のスクリーンショット。血を含めた過激な表現も多数あるが、ストーリー的には面白い内容となっている。ジャンル的には「デジタライズ・ドラマ」としており、分岐などは発生しない小説だが、7時間にも及ぶ音声データが収録されているほか、スクリーンショットを見るとアニメーションが挿入されたり、画面分割でキャラクタが表示押されるなど、アドベンチャーゲーム的な演出も見受けられ、ゲームに近い仕上がりとなっているようだ

【登場キャラクタ】
和泉刹主人公の青年。謎の死を遂げた兄の通っていた高校に転入してくる。繊細で心優しい少年で戦いは好まないが、“鬼”との戦いに身を投じる	久瀬川マリア本作のヒロイン。アフリカ系アメリカ人とのハーフでクラス委員を務める。人に厳しいが、自分にはもっと厳しい。次第に和泉刹に心引かれていく	凪憲次郎“おにころし”の1人。当初、刹に厳しいが、やがて親友となっていくボクシングで鍛え上げた体は引き締まっている	永春くぐり明朗快活で聡明な16歳の少女。正道と信義を重んじ、信念を曲げない性格	佐伯躍財団に所属し、刹を含めた5人を監視している。人を食ったようなひょうひょうとした態度を取り、心を開かない
神楽岡衣里13歳の少女で“おにころし”のメンバー。同メンバー中で最強の能力を持ち、戦闘センスを持っている	天城舞子同性の下級生からも信頼の厚い、17歳の少女。刹の兄である和泉将明とは恋人同士だった	和泉将明和泉刹の兄。最強の“おにころし”。人類を救うために私利私欲を捨て戦っていたが、最後は謎の死を遂げる	耶神明日香	宗陸元

【鬼のイラスト】
「セツの火」に登場する鬼の設定画など。まさに鬼といった風貌

(C)Media.Vision Entertainment

□メディア・ビジョン エンタテインメントのホームページ
http://www.media-vision.co.jp/
□「セツの火」のページ
http://www.media-vision.co.jp/soft/setsunohi/
□関連情報
【2月20日】メディア・ビジョン、WIN「セツの火」第1話を無料公開
約35分の「お試し版」も先行公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070220/setsu.htm
【2006年12月5日】メディア・ビジョン、遠藤正二朗監督・脚本のデジタライズドラマ
WIN「セツの火」プロモーションムービーと壁紙を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061205/setsu.htm

(2007年4月3日)

[Reported by 船津稔]