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「AOU2007 アミューズメント・エキスポ」イベントレポート
~KONAMIブースイベント~
BEMANI10周年記念トークショーを開催

2月17日 開催

会場:幕張メッセ
入場料:1,000円(小学生以下、60歳以上は無料)



 「AOU2007 アミューズメント・エキスポ」の2日目となった17日。一般来場者向けのイベントがいくつか行なわれたので、そのレポートをお届けしよう。

■ 「BEMANI10周年記念トークショー」

トークショーの司会は「DDR」シリーズのディレクションでおなじみのNAOKI氏。出演アーティストから「兄さん」と慕われていた
 「AOU2007」一般入場日のKONAMIブースでは「BEMANI10周年記念トークショー」と題し、アーティストがステージに出演するというイベントが行なわれた。KONAMIブースの「BEMANI」コーナーでは、プレイアブル筐体で遊ぼうとするとタイトルによっては75分以上待ちの行列もできるほどで、今回のトークショーの趣旨はユーザーが列の待ち時間でも楽しめるように企画したとのこと。またイベントでは、2月24~25日にラフォーレミュージアム原宿で開催される「春だ! わくわくポップン文化祭」の告知も行なわれた。


・Des-ROW/dj TAKA

 「beatmaniaIIDX14GOLD」シリーズのサウンドアーティストからは、dj TAKA氏とDes-ROW氏がトークショーに参加した。トークショーの流れはNAOKI氏と会場アンケートからの質問にゲストが答え、最後に抽選でサイン色紙とポップン文化祭のチケットをプレゼントするという流れ。ここからはQ&A形式でお伝えしよう。

――「BEMANI」シリーズ10年間を振り返ってどうですか?

dj TAKA 私が初めて業務用で起用されたのが、8年前のAOUショーでした。あっという間に古参になった気がしますね。これからも頑張ります。

Des-ROW 10年かー。早いね。7年くらい関わっているけど、もっと盛り上げたい。筐体が棺桶になるくらいまでやりたい(笑)。

――出展タイトル「beatmaniaIIDX14GOLD」の事を話してください。

dj TAKA 今回の「14GOLD」はタイトルどおり金を基調にしています。このゴージャスさを音楽性にも盛り込み、クリエーター各自に解釈していただいて個性的な曲が増えたと思います。NAOKI兄さんにもゴールドな曲を提供していただきましたしね(笑)。

Des-ROW氏 来週稼働なのでぜひプレイしてほしい。提供曲では「エナメル」が気に入っています。

――この先やりたい事は?

dj TAKA 10周年事業として「ポップン文化祭」を開催しますが、「IIDX」でもやりたいですね。まずは今年中にライブイベントをやりたいです。

Dew-ROW 個人的な考えだけど、「BEMANI」全体で世界に進出したい。単独ライブがしたい。音源がたまってきたのでぶちまけたい。

――Des-ROW先生はコンポーザーのwacさんをいびってストレスを発散しているそうですが?

Dew-ROW 逆や! オレのほうが逆にちくちくいびられていて……(笑)。いえ、楽しく仕事しています。いびっていません。信じてください。

dj TAKA wacさんはイジりがいがありますからね。L.E.Dさんもまじめなので、いじりがいがある。

――新アルバムの作成予定は?

dj TAKA 10周年に合わせてアルバムを出したいですけど、調整中です。

Dew-ROW 今年中に出します! フルアルバムになるかどうかわからんけど……やります!

――最後に一言お願いします。

dj TAKA これからも「BEMANI」シリーズを盛り上げていきます。よろしくお願いします。

Dew-ROW 言うことなくなった!気をつけて帰ってね!

Des-ROW氏は「ヨシ(DJ Yoshitaka氏)がくれたサングラスなんだけど……割れとるやん」とアーティストいじりが絶妙であった


 ちなみに、この2人の回の特別ゲストはアーティストのL.E.D氏。「みなさん、今日は楽しんでいってください」として去ろうとしたところをDes-ROW氏から「最後に1つ面白いこと言って帰ってね」とハードルの高い要求をされる。窮したL.E.D氏は「ポルトガル語言います、オブリガード」とギャグを放ち、豪快にスベってステージを後にした。Des-ROW氏から言わされたようだが、マジメな人柄がうかがいしれる。


・wac/dj TAKA

 続いては、wac氏とTOMOSUKE氏がトークショーに参加した。完璧に計算され尽くしたぐだぐだ感は相変わらず、という和やかな雰囲気であった。

やたらと生気のあるwac氏の姿に会場からもざわめきが起こる。よく見ると特別ゲストの桜井零士氏でした、というドッキリも


――今回の「pop'n music15 ADVENTURE」について一言お願いします。

wac 曲がバリエーションに富んでいます、とにかくスゴイ。捨て所がないです。

TOMOSUKE 前作と方向性が違いますからね。楽しみにしてください。

――「BEMANI」シリーズの思い出は何ですか?

wac 「ポップンステージ」というゲームを担当した時、ロケテストで誰もやってくれなくて悲しかった。仕方がないので自分でプレイした。

TOMOSUKE 「RAP FREAKS」というゲームで最初にロケテストに行ったのが色々と思い出に残っています。「ダンスマニアックス」でNAOKIさんとお仕事をしたのも良い思い出です(笑)。

――今後の「BEMANI」での展開は?

wac 20周年を目指します。

TOMOSUKE 20周年を目指したいです。ラップをテーマにした「BEMANI」タイトルもいずれ……。杖をつくまでやりたいです。

――影響を受けた「BEMANI」のアーティストは?

wac TOMOSUKEさんかな。

TOMOSUKE wacさんですかね。

――コラボレーションしたいアーティストは?

TOMOSUKE wacさんです。

wac NAOKIさんです。

――来週の文化祭では企画バンドことギラギラメガネ団は出演しますか?

wac 一部でます。

――wacさんがアーティストたちをいじめているという噂がありますが?

wac そんなわけないでしょうが! フツーに僕がいじめられています。

――今後やりたいことは何でしょうか?

wac 特にありません。

TOMOSUKE 大学に入りたいですね。色々と勉強したいです。


・jun/DJ Yoshitaka

 イベントラストのサウンドアーティストは、junさんとDJ Yoshitaka氏が登場。NAOKIさんとjunさんは「TЁЯRA」というユニットで楽曲を提供しているだけあり、トークもスムーズ。特別ゲストにアーティストのあさき氏も出演するというサプライズ演出で観客からも歓声が飛んでいた。

――今回出展されている「BEMANI」シリーズと絡んだ話をお願いします。

DJ Yoshitaka 「14GOLD」は前作のCARDINAL GATEに続く遊びを入れています。シークレットだったあの曲が……ということもあると思います。ゆっくり遊んでほしいですね。

Jun 「DanceDanceRevolution SuperNOVA2」の開発が決定したことが嬉しいです。TЁЯRAとしても皆さんの期待に応えられるようにしたい。

――「BEMANI」シリーズで印象的な出来事は?

DJ Yoshitaka 私は「beatmaniaIIDX11 IIDX RED」からの参加ですが、作っていて本当に楽しいです。印象的な思い出はシークレットライブですね、またやりたいです。

Jun 印象の強い曲はIIDXの「DoLL」、「夢幻ノ光」ですね。「14GOLD」にも「ゼロ」というTЁЯRA名義の曲がありますが、それも印象に残っています。

――今後の希望を教えてください。

DJ Yoshitaka アーティスト各自のアルバムをBeatnationレーベルで出したいですね。

Jun  TЁЯRAのセカンドアルバムを出したいです! 次の10年先まで「BEMANI」シリーズに曲を作っていきたい。

□KONAMIのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□出展情報
http://www.konami.jp/event/aou2007/
□関連情報
【2月16日】AOU2007ブースレポート ~KONAMI編~
シューティング「オトメディウス」など新規タイトルを出展
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070216/konami.htm

(2007年2月19日)

[Reported by 福田柵太郎]



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