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DCAj、「第21回デジタルコンテンツグランプリ」贈賞式開催
AC「機動戦士ガンダム 戦場の絆」などが受賞

2月16日 開催

SCAj会長代行の高島章氏。「電子メールやWEBサイトが爆発的に広がったことで、デジタルコンテンツも急激に広がっている。我々はデジタルコンテンツがより制作されるため、ソフトを含めた“インフラ”を整えなければならない」と挨拶した
 財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAj)は、「第21回デジタルコンテンツグランプリ」の贈賞式を2月16日に開催した。

 「デジタルコンテンツグランプリ」は、'86年に始まった映像ソフトコンテスト「AVA映像ソフト大賞」を前身としたコンテスト。日本のデジタルコンテンツ産業の発展に大きく貢献した組織や人物を表彰するもので、複数の企業が協賛しているほか、経済産業省や福岡市、杉並区といった自治体の後援も受けている。

 賞は、経済産業大臣賞とDCAj会長賞が各1本、優秀賞が3本設けられているが、今年は経済産業大臣賞は該当者なしとなった。DCAj会長賞は、映画「嫌われ松子の一生」が受賞している。

 ゲーム関連では、株式会社バンプレストのアーケード用対戦アクション「機動戦士ガンダム 戦場の絆」が優秀賞を受賞した。球面ディスプレイや原作世界を再現したコックピット環境などにより、「ガンダムを操縦する」というファンの空想をリアルに組み上げ、対戦ゲームとして実現した功績が評価されたという。

 また同じく優秀賞として、株式会社ディー・エヌ・エーのSNS「モバゲータウン」が表彰された。「モバゲータウン」はゲームを核としたSNSで、50種類以上の無料ゲームを提供している。キャリアの審査を受けない、いわゆる「勝手サイト」ながら、2006年2月の開設から1年未満で259万人の会員を集め、月間ページビューは48億にも上るという。この短期間で大成功を収めたビジネスモデルが高く評価されている。

 このほか、4本設けられた審査委員賞として、株式会社コーエーの「真・三國無双BB」が受賞している。

優秀賞を受賞した「機動戦士ガンダム 戦場の絆」。バンプレストの馬場龍一郎氏、バンダイナムコゲームスの菊池徹氏などが登壇 同じく優秀賞の「モバゲータウン」。グループリーダーの畑村匡章氏らがステージに上がった 審査委員賞を受賞した「真・三國無双BB」。松原健二氏が賞状を受け取った


□デジタルコンテンツ協会のホームページ
http://www.dcaj.org/
□「デジタルコンテンツグランプリ」のページ
http://www.dcaj.org/dcgp/
□関連情報
【2006年1月25日】「第20回デジタルコンテンツグランプリ」授賞式開催
PS2「ローグギャラクシー」、「PSP」が優秀賞を受賞
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060125/dca.htm

(2007年2月16日)

[Reported by 石田賀津男]



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