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このコンテストは、デジタルコンテンツ産業の新市場創出と人材育成を目的に、商品化されたコンテンツやサービスを表彰するというもの。「デジタルコンテンツ部門」と「サービス・システム創出部門」の2部門に分けられ、それぞれ最優秀賞と優秀賞4作品が選ばれた。なお作品選出はノミネーター制で、「デジタルコンテンツ部門」に49件、「サービス・システム創出部門」には55件の推薦案件があったという。 「デジタルコンテンツ部門」では、株式会社レベルファイブが制作し、2005年12月に株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたプレイステーション 2用RPG「ローグギャラクシー」が優秀賞に選ばれた。壇上にはレベルファイブ代表取締役社長の日野晃博氏が上がり、賞状とトロフィーを受け取った。選考理由としては、「技術、内容ともに最高のもの」と評価された。 部門全体での講評では、惜しくも選外となった作品として、株式会社スクウェア・エニックスの映像作品「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」、任天堂株式会社のニンテンドーDS用脳活性化ソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」、株式会社セガのアーケード用対戦カードゲーム「三国志大戦」の名前が挙げられた。この部門で表彰された作品は、最優秀賞のDCAj会長賞に選ばれた「ALWAYS 三丁目の夕日」を始め、「ローグギャラクシー」以外は全て映像作品。話題性や独創性からゲームへの注目度は高いものの、その分だけ基準を設けるのも難しく、選考はかなり難航したようだ。
また「サービス・システム創出部門」では、ソニー・コンピュータエンタテインメントの携帯ゲーム機「PSP」が優秀賞に選ばれた。同社からは、経営プラットフォーム総務人事本部 副本部長兼渉外部部長の福永憲一氏が来場し、表彰を受けた。選考理由では、「ビデオやブラウジングなど、メディアプレーヤーとして評価した」とされており、ゲームのみに留まらない、幅広い使い方で新たなサービスを生み出したことが評価されている。
□デジタルコンテンツ協会のホームページ http://www.dcaj.org/ □「第20回デジタルコンテンツグランプリ」のページ http://www.dcaj.org/dcgp/ □関連情報 【2005年1月26日】「第19回デジタルコンテンツグランプリ」発表 DCAJ会長賞に「ドラゴンクエストVIII」 「ニンテンドーDSのワイヤレスシステム」が優秀賞など http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050126/dcaj.htm (2006年1月25日) [Reported by 石田賀津男]
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