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セガ、“自分のクラブを強くする”楽しみを徹底的に追求
PS2「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう! 5」

2月1日 発売

価格:7,329円

CEROレーティング:A(全年齢対象)

 株式会社セガは、プレイステーション 2用スポーツ育成シミュレーション「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう! 5(以下、「サカつく 5」)」を2月1日に発売する。価格は7,329円。CEROレーティングはA(全年齢対象)。

 「サカつく5」は、サッカークラブ経営シミュレーション「プロサッカークラブをつくろう!」シリーズの最新作。ゲームの舞台となるのはJリーグ。プレーヤーは、Jリーグに新規加盟するクラブの代表者となり、クラブを経営するための「経営」や選手・スタッフ契約などの「人事」、選手の「育成」などを行いながらクラブを強化し、Jリーグでの優勝、そして世界最強のサッカークラブを目指す。

 クラブの経営を行なうためにプレーヤーは、ゲーム開始時に日本全国の市町村から自分の好きな都市を選んでクラブのホームタウンを決めなければならない。このホームタウンもクラブと同様に成長していく。ホームタウンには「生活」、「経済」、「交通」、「スポーツ」、「環境」といった5つのパラメータが設定されている。パラメータの値からホームタウンに設置されるオブジェクト(施設)が変化し、クラブが受ける恩恵(交通がよければ試合時の観客動員数が伸びる、など)に違いがでてくるという。

【クラブエディット】
どのような街づくりを行なうのか、それはプレーヤーの自由。クラブ名はデフォルトで用意されたものから選択することもできるが、カナ・英字から自分で入力することもできる
【1st.ユニフォーム/2nd.ユニフォー】
シャツ、パンツ、ソックス、番号からエディット項目を選び、デザインやカラーなどを自由に設定することができる クラブロゴやエンブレム、フラッグを作成することも可能
【エディット選手】
クラブを発足すると同時にエディット選手の作成が始まる。1年目の1月にエディット選手を作成し、ユース選手としてクラブに入団させる。クラブにエディット選手が所属していない場合、毎年1月にエディット選手を作成することができる
エディット選手の名前、ポジションといった基本情報や、顔のパーツ、体格、着こなしなどの外見を細かく設定していくことで、オリジナルキャラクタを作ることができる
エディット選手の特徴を表すキーワードを5つ選択することで、能力が変化する。キーワードの組み合わせによっては強力な選手が登場することもあるという


 クラブ経営に必要な5つのパラメータを育てるのに重要となってくるのが、「マーケティング」と「プロモーション」、「ワード検索」の3つ。マーケティングは、ホームタウンの施設を指定し、ホームタウンで何が流行しているのかを調べるというもの。マーケティングを行なう秘書は、調査の結果を「秘書ブログ」にて報告をしてくる。そのブログに仕込まれているのが、ホームタウンの育成に欠かすことができない「ワード」となっている。ブログからワードを獲得し、プロモーションで利用していく形となる。

 ホームタウンには各種の施設が多数存在するが、この施設はホームタウンのパラメータに連動している。このパラメータを上昇させるために必要となってくるのがプロモーションだ。プロモーションには「サイン会」や「トークショウ」など、さまざまな活動が用意されている。ただし、これはあくまでも「基本活動」で、従来の「サカつく」シリーズにもあった要素である。「サカつく5」では、このプロモーションをさらに強化することができる。それがワードとの組み合わせとなる。

【マーケティング】
すべてのブログにワードが仕込まれているわけではないが、ブログを読む楽しみ、探す楽しみ、集める楽しみを味わうことができる。ワードは10個まで所持することができる
【プロモーション】
例えば、ただのトークショウを実施した場合よりも、ワード「笑える」+トークショウで実施すれば、より高いプロモーション効果を得ることが・・・ ※資料が間違っておりました。失礼致しました。 ○を得ることができる。逆に、相性の悪いワードを無理矢理にくっつけてトークショウを行なってしまうと、失敗する場合もあるという


 ホームタウンの成長に関する要素のひとつとして、クラブを資金面で支えてくれるスポンサーの存在がある。「サカつく5」ではスポンサーが、ホームタウンのパラメータにどう影響を及ぼすのかが、画面中で確認することができるようになった。これにより、ホームタウンの成長を踏まえたスポンサー契約が可能となったといえるだろう。

【スポンサー】
スポンサー契約時には、ホームタウンパラメータへの影響度を確認することができる


 プレーヤークラブの発足と同時に、同じ都市にサッカークラブが誕生する。同じ都市をホームタウンとしていることもあり、ライバルクラブとしてプレーヤーの前に立ちはだかってくる。ライバルクラブのオーナー三由野秀康(みよしの ひでやす)は、世界一のクラブを目指しているだけに敵対心が強く、プレーヤークラブに対して、ことあるごとにちょっかいを出してくる。

【ライバルクラブ】
【名前】三由野秀康【事業】IT、音楽事業【母体】MUSE-Net【年齢】38歳【モットー】考えるな、感じろ、そして動け!【周辺】父の事業を引き継ぎ、時代の流れにともないオンライン事業に乗り出した時代の寵児。そんな彼が、なぜ、サッカークラブの運営に関心をもったのかは謎だとされるが、周囲に彼が漏らしている言葉としては、「彼にできて俺にできないわけがない」と発言しているらしく、身近な人間のチャレンジを過去に目撃したことがあるようだ


 クラブ代表(プレーヤー)をさまざま面からサポートしてくれる秘書は、ブログなどで活躍の場が広がっているだけに、従来の「サカつく」シリーズ以上に重要な役割を担っている。

【秘書】
採用時に髪色の変更やメガネ、アクセサリーの有無など、秘書エディットが可能となっている
【登場する秘書】
名前:朝倉仁美、出身地:静岡県、誕生日:12月14日、身長:162cm、サイズ:B83 W57 H82、血液型:A型、趣味:野点(野外で茶をたてること)、特技:剣道、性格:どんなに苦しい仕事にも楽しく取り組むことが信条。堅忍不抜 名前:氷室麻耶、出身地:新潟県、誕生日:7月7日、身長:168cm、サイズ:B82 W58 H84、血液型:B型、趣味:ツーリング、特技:料理、性格:サバサバした性格の姉御肌で、誰からも慕われる性格。常にポジティブ
名前:星 さおり、出身地:福岡県、誕生日:5月14日、身長:154cm、サイズ:B83 W53 H88、血液型:O型、趣味:インターネット、特技:ピアノ、性格:他人から見られることを常に意識している。華やかさに憧れ、秘書として応募 名前:ラウラ トレッリ、出身地:イタリア、誕生日:8月30日、身長:172cm、サイズ:B91 W60 H88、血液型:AB型、趣味:旅行、特技:日本舞踊、性格:陽気なラテン気質で少々のことでは、へこたれない。全試合観戦が目標



 経営面でクラブを支える要素として、「サカつく」シリーズではおなじみの「経営」、「人事」、「育成」が用意されている。

■ テレビ局

 クラブの試合を放映するテレビ局は、メインテレビ局、サブテレビ局それぞれ1社ずつ契約することができる。テレビ局はすべて1年契約のため毎年契約を行なうことになる。テレビ局と契約すると契約金のほか「放映権料」が入る(サブテレビ局は契約金のみ)。「サカつく5」では、これまでのシリーズにあった試合勝利ボーナスがなくなり、その代わりにこの放映権料が入るようになった。放映権料の金額や条件はテレビ局によって異なるが、クラブが強くなるほど条件の良いテレビ局と契約できるようになる。また、テレビ局によって特約事項があり、条件を満たすとクラブ人気のアップやボーナス、ホームタウンの活性といった特典がつくこともあるという。

【テレビ局】
テレビ局の存在はクラブを経営するうえでは欠かすことができない。各テレビ局はさまざまな特徴をもっているので、クラブの状況に合ったテレビ局を選択することが大事となる


■ 施設管理(スタジアム)

 施設管理(スタジアム)は、スタジアムや練習場の施設設置を行なうなど、クラブ環境を整えるためのもの。スタジアムの建設や施設設置にはそれなりの費用がかかるが、クラブを強化していくためには必要となってくる。ゲーム開始直後のスタジアムは、ホームタウンからレンタルしているもので、経費は安く済むが施設等の設置を行なうことはできないといったデメリットがある。施設を設置するためには、資金を溜めて自前のスタジアムを手に入れるしかない。

【施設管理(スタジアム)】
スタジアム建設は「トラック型」と「欧州型」の2種類が用意されている。どちらのタイプにもメリット・デメリットがあるので、どちらのタイプがオススメとは一概に言えない


■ 施設管理(練習場)

 練習場の施設は「メイン練習場」、「サブ練習場」、「室内練習設備」、「特別施設」の4種類が用意されている。施設を設置することで、練習効果アップや疲労回復などの効果を得ることができるが、施設は設置費用だけでなく、毎月の維持費もかかってしまうため、残り資金に注意する必要がある。

【施設管理(練習場)】
試合に勝つためには練習は必要不可欠。無駄な出費を出さずに、効率よく選手の能力を伸ばす施設を作るのも腕の見せ所だ


■ 人事獲得

 クラブの強化に欠かすことができないのが、新たな人材の獲得。「サカつく5」の人事では、監督と強化部長とで「編成会議」を開催し、選手リストアップの方針を決める。その方針をもとに強化部長が選手をリストアップし、要望にあった選手がいれば獲得交渉に入ることになる。

【人事獲得】
獲得交渉では選手に契約条件を提示し、了承してもらえれば入団決定となる


■ 契約更改

 契約が切れる選手と行なうのが契約更改。獲得時と同様に、契約年数、年俸、契約オプションなどを提示し、選手が了承すれば交渉成功となる。大事な選手を手放さないように、慎重に話を進めていくことが重要となる(条件提示は3回まで)。契約更改は強化部長にすべて任せることもでき、契約条件変更はシーズン中でも行うことができる。

【契約更改】
年俸の支払いは一括ではなく月払い制となっている。まとまった資金がなくても大型の契約を結ぶことも可能だが、年越しの時点で資金がマイナスになるとゲームオーバーに


■ 練習

 練習は選手育成の基本となる。練習場コマンドでは練習メニューや休養の設定、チーム戦術の変更、選手の能力確認などを行なうことができる。練習にはチーム全員で行なう全体練習と個別に行なう(3人まで)コーチ練習の2種類が用意されている。

【練習】
練習は一度設定すれば、実行しなくても日程を進行させることで自動で消化していく


■ キャンプ

 キャンプは、短期間の集中育成でチーム全体の底上げを行なうことができる。シーズン前とシーズン中の年2回行なうことができ、1回の期間は2週間。キャンプ地候補は、自クラブと国内・海外それぞれの都市となり、自クラブの格などによってキャンプ候補地が変わる。また、育成効果や費用もキャンプ地によって違ってくる。

【キャンプ】
キャンプ出発前には「テーマ」を設定する。キャンプ地に適したテーマであれば練習効果も高くなる


■ 留学

 留学は指定した選手を海外のクラブで修行させることができる。海外のクラブで経験を積むことで、飛躍的な成長を遂げる場合があるという。「サカつく5」では、一度に3人までを留学に出すことができ、成長度は留学先や期間によって異なる。

【留学】
選手の成長期やポジション、伸ばしたい能力を考えて、留学を積極的に活用するといいだろう


■ ユース

 「サカつく5」では、ユースの存在が重要となっている、例えばトップチームの人数に空きができた場合、ユース選手を試合に出場させることができる。

【ユース】
練習もトップチームと一緒に行なうので、若いうちから連携面も伸ばすことができる。5月中のみユース選手を1人だけ留学に出すことも可能



 サッカークラブ経営シミュレーション「サカつく」のゲーム目的は、プレーヤーによってさまざまであるが、J1への昇格、そしてJ1での優勝を目指すには、ひとつひとつの試合で勝利することが当面の目標になるといえるだろう。「サカつく5」では、リアルタイム制の試合シーンを採用しているので、試合全体の動き、選手の成長感、次に何が起こるかわからない緊張感を楽しむことができる。

 「サカつく5」の試合は、実際に観戦し采配も行なえる「フルタイム」と、すぐに結果がわかる「結果を見る」が用意されている。フルタイムでは、試合全体の動きを見て、状況に応じた指示を出すことができる。「結果を見る」にした場合、経過表示は得点のみで試合が高速に進んでいくことになる。試合に介入することができないが、試合開始前の戦術設定シーンで「選手の配置」、「システム変更」、「戦術変更」、「役割(プレイスタイルやキッカーなど)」、「ゲームプラン設定」、「スタイル変更」、「対戦相手の情報確認」など、細かい設定を決めることができる。これにより、選手達をプレーヤーの思うままに操作し、勝利へと導く形となる。ゲームをサクサクと進めたい場合に活用するといいだろう。

 試合シーンで実況・解説を担当するのが、シリーズを通してのおなじみである、木村和司氏と八塚 浩氏。、本作では、新たに“レフティモンスター”こと小倉隆史氏も参加している。

【スクリーンショット】
戦術変更では攻撃意識や展開スピード、攻撃サイドなどの設定をすることができる 試合中の選手の動きに影響を及ぼすプレイスタイルは、ひとりの選手につき5つまで獲得することができ、試合ではひとつを使うことができる 試合を観戦せずに「結果を見る」にした場合、プレーヤーは試合に介入できないので、ゲームプランを設定する必要がある
モチベーションは、試合での能力発揮に影響するため、選手起用の際には、モチベーションを考慮したい 自クラブのユニフォームには、胸と背中の2カ所にスポンサーロゴが入る J1のトッププレーヤーたちが東西に分かれて戦う夢の競演「JOMOオールスター戦も開催


 ゲーム内で開催されるJ1・J2のリーグ戦は、実際のJリーグと同様のレギュレーションを採用。1リーグ制や昇格・降格システムはもちろん再現している。入れ替え戦も行なわれるので、シーズン終盤の気の抜けない戦いをゲーム内でも楽しむことができる。

■Jリーグ DIVISION1

 大会形式:18クラブのリーグ戦(各2回戦)
 試合形式:延長・PKなし
 最大ベンチ入り人数:18人
 交代可能人数:3人
 外国籍選手出場枠:3人
 出場停止警告枚数:4枚
 降格条件:17,18位のクラブはJ2に降格。
 16位のクラブはJリーグ入れ替え戦に参加。

■Jリーグ DIVISION2

 大会形式:15クラブのリーグ戦(各4回戦)
 試合形式:延長・PKなし
 最大ベンチ入り人数:16人
 交代可能人数:3人
 外国籍選手出場枠:3人
 出場停止警告枚数:4枚
 昇格条件:1,2位のクラブはJ1に昇格。
 3位のクラブはJリーグ入れ替え戦に参加。

■ニューイヤーカップ

 大会形式:32クラブのトーナメント戦(各1回戦)
 試合形式:延長・PKあり
 最大ベンチ入り人数:18人
 交代可能人数:3人
 外国籍選手出場枠:3人
 出場停止警告枚数:3枚

【スクリーンショット】
Jリーグが舞台の「サカつく5」には、J1・18クラブ、J2・13クラブが実名で登場する。もちろん、選手リストやユニフォームは、2006シーズンのものを採用


(C)SEGA
(C)1996 JFA (C)2002 JFA.MAX LICENSED BY J.LEAGUE
adidas, the 3-Stripes trade marks and the 3-Bars logo are registered trade marks of the adidas Group, used with permission. Teamgeist is a trade mark of the adidas Group, used with permission.
※画面はすべて開発中のものです。

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう! 5」のページ
http://www.sakatsuku.com/
□関連情報
【2006年12月15日】セガ、PS2「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう! 5」
予約特典は三浦知良選手の特製卓上カレンダー
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061215/saka.htm
【2006年11月15日】セガ、PS2「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう! 5」
三浦知良選手をイメージキャラクタに起用。「90分、全試合に出してください」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061115/saka.htm
【2006年9月15日】セガ、「コンシューマ戦略発表会 2006」を開催
PS3「バーチャファイター5」を筆頭にTGS2006タイトルを公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060915/sega.htm

(2007年1月31日)

[Reported by 志賀康紀]



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