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価格:7,329円
CEROレーティング:A(全年齢対象)
「シャイニング・フォース イクサ(以下、「イクサ」)」は、同社の人気RPG「シャイニング・フォース」シリーズの最新作。前作「シャイニング・フォース ネオ」で好評であったシンプルな操作性と、群がる敵を蹴散らす爽快感溢れる戦闘システムを継承しつつ、新たなる要素を追加。冒険の拠点となる「機動要塞ジオフォート」を守り、育てるといった新要素も多数追加されている。
主人公であるトウマとシリルのふたりは、全身の装備をカスタマイズすることが可能となっている。頭と身体、両手の装備をカスタマイズすることができるので、強さにこだわらず、見た目を重視するといったこともできる。アイテムは鍛冶屋ガンテツに鍛えてもらうことでパワーアップする。また、世界各地に隠された「奥義」を装備に宿らせることで、追加効果を得ることができるという。
前作「シャイニング・フォース ネオ」での仲間達は、プレーヤーの意思では動かすことができず、戦闘時には自動で戦闘を行なっていたが、「イクサ」での仲間達は「装備」を切り替えることで、仲間の能力や行動パターンをチェンジすることができる。これにより、防御力を徹底的に鍛え上げ、全員突撃型のパーティを組むといったことができるようになった。
攻撃アクション面での新要素は、チャージ攻撃の追加とスペシャル攻撃の変更。チャージ攻撃は攻撃を出した後、×ボタンを押し続けるとチャージゲージが溜まっていく。ゲージがMAXになったら×ボタンを離すことで「チャージ攻撃」が発動する。チャージ攻撃はMPを消費せずに強力な一撃を放つことができるので、うまく使いこなすことで戦闘が有利となる。
スペシャル攻撃は通常の連続攻撃を何回か出した後、チャージ攻撃が発動中に×ボタンを押し続けると、ゲージがもう一度溜まり「スペシャル攻撃」を出すことができる。スペシャル攻撃はMPを消費してしまうが、強力な攻撃を長時間繰り出すことができるので、ピンチの時やボス戦などで重宝する。
■ アバロン CV:銀河万丈
とある村の祭壇にまつられている、言葉を話す黄金の頭蓋骨。本人いわく、自分はかつて聖剣を手にした伝説の英雄「黄金の騎士アバロン」であり、本来の姿を取り戻すために、世界各地に散らばった身体の骨を集めてほしいとトウマたちにせがむ。伝説の英雄にしてはおかしな発言が多く、なにやら記憶もあやしげなので、この頭蓋骨が黄金の騎士アバロン本人なのかはちょっと疑問の残るところだが、身体の骨をすべて集めることで強力な仲間となってくれるのは本当らしい。 ■ ガリュウ CV:龍田直樹
洞窟の奥深くに棲んでいる古龍。年齢も出生地も、性別すらもわからないが、洞窟に残されていた看板によると、かつてガリュウと呼ばれていたらしい。頭のツノの一本が叩きおられているのが、戦いに彩られた過去を想像させる。身長は優に4メートルを超え、ひとたび暴れ始めると手がつけられない。たくましい尾、鋭い爪、そして口から吐き出す爆裂火球による破壊力は壮絶の一語。自分を倒す実力を持った者だけを仲間と認めてくれるようだが……。 ■ カティーナ CV:野中 藍
ノスワルド帝国の皇女。皇帝ラグナダームIII世の妹にして唯一の血縁者。孤高の強さを誇る帝王の真の理解者は、彼女だけなのかもしれない。参謀すら置かず1人で戦場の指揮を執るラグナダームの傍によりそい、戦いの血路を踏み進んでいく兄の身を心配している。ラグナダームも、それ以上に妹のことを深く思っているが、その愛情が余人に気づかれることはない。 ■ ルルネーゼル CV:伊倉一恵
夜に棲む夢魔、サキュバス族の女官。女王リームシアンの副官として、クリムゾンパレスの侍女たちを束ねている。リームシアンに対しては、女王のためであれば自らの身が滅してもかまわないというほどの公私を超えた厚い忠義心を抱いている。 ■ ボルネ CV:古川 登志夫 ギルナ CV:柳井久代 ヒカネ CV:Mi(AYA)
フォックスリング族の商人親子。定住の地を持たない彼ら一族は、世界中のあらゆる土地を行商して暮らしており、どんな辺境だろうと商売の目があるところ必ずその姿があるという。命よりもお金が大切、が身上で、たとえ戦闘中だろうとアイテムの鑑定・買取・販売はおまかせ。 ■ ガンテツ CV:大塚周夫
熟練した鍛冶の腕前と巨大なトンカチで、大振りの刀から魔法のアクセサリーまでなんでも鍛え上げてしまう名工。武器防具のパワーアップをしてくれるたのもしい仲間だ。 ■ 世界観
地球と同程度の惑星にある。二つの衛星を持つ。緑の丘陵地帯、砂漠地帯、寒冷地帯などさまざまな気候のエリアがある。この大陸には、古くより「人間族・獣人族・魔族・モンスター」など多くの種族が棲んできた。ここ三千年ほどは、「人間&獣人の国」と「魔族」の二大勢力が対立する構造がずっと続いている。 -神のいない世界- さまざまな種族がいて魔法が使えて、といわゆるファンタジー的な世界だが、突然人が鳥に変身するといった神話的・童話的な「不思議なこと」は起こらない。魔法やアンデッドなども、物理現象の一環として説明可能な現象である。住人たちも神や宗教に対する信仰は薄い。が、自分たちの理解を超えた現象やテクノロジー、遠い過去の出来事は「神話」や「魔導の力」といった捕らえ方をする。 -「人間&獣人の国」ノスワルド帝国- 大陸の北西を征する大帝国。山岳地帯を中心とした寒冷地に、人間族、ケンタウロス族(半馬人)、ウルフリング族(半狼人)などが住んでいる。元はばらばらの種族だったが、3000年ほど前に人間の皇帝が出現し統一を果たした。
・人間族:いわゆる人間。体力を知力と手先の器用さでカバーする。
魔族と違って普通の肉体を持つ生物だが、技術力や知性で魔族に対抗している。金属武器や甲冑を作成する技術を持ち、魔法戦車などの大型兵器も使いこなす。技術的には、中世~蒸気機関時代程度。種族によって技術レベルも違う。
-「魔族領」フィアランド- 魔族はそこなしの魔力と生命力、通常の生物とかけはなれた能力を持つ種族である。大陸南東部の砂漠から溶岩地帯に広く棲んでいる。魔族の王宮「クリムゾンパレス」は巨大な火山の火口内に鍾乳石のように下がっている。人間にはとても生きられないような溶岩の中も、魔族にとっては命をはぐくむ快適な場所のようである。
・サキュバス族:強大な魔力を持つ女性種族。魔族は女性が支配する女性上位社会。 魔族は、支配階級の知性レベルこそ高いものの、肉体能力や魔力があまりに高いため、逆に機械工作や科学などの文明が発達しなかった。また、住居も人間文化のような建築物ではなく、洞窟やアリ塚のような巣に女王を頂点とした昆虫のような社会を作って棲んでいる。 魔族にとって人間や獣人たちは「とるに足らぬ下等な種族」であり、人間たちは魔族をその容貌と能力から「忌み嫌うべきもの」と考えている。この世界の魔族は、キリスト教における悪魔のような「悪」ではなく、あまりに能力や思想が違うため人間・獣人とあいいれることができない「異種族」という位置づけである。
魔族は、特に武器や防具も持たず生身の肉体で戦闘に挑む。逆に、天候や地形すらも操るすべを持っているので、熱い雹を降らせたり地を割って溶岩を噴出させたりといった攻撃を行なう。
-中立種族- 人間&獣人国にも魔族領にも加わっていない種族やモンスターが存在する。
・ドラゴン:強大な力を持つ神獣。兵器として両勢力に使われることもある。 積極的に戦争には参加していない中立種族も存在する。
・タヌキ人間&キツネ人間:行商や鍛冶屋など商業活動を主とする。 -滅びた世界-
1万年近く前、この世界には高度な科学文明が存在した。そのときの戦闘の名残が、ゲーム中に登場する要塞「ジオフォート」である。エネルギーブラスター砲、防御シールド、レーダー、転送移動装置などSF的なテクノロジーが使われているが、これらの技術は世界ではすでに滅びた技術であり、基本的に戦闘に使われることもないがまれに砲台などが発掘されて使用されることがある。
□セガのホームページ (2007年1月18日) [Reported by 志賀康紀]
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