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ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社は、1月16日、韓国にて「エミル・クロニクル・オンライン」のクローズドβテストを開始したと発表した。テスト規模は3,000人で、16時から22時までの時間限定で1月21日まで実施される。オープンβテストや正式サービスの開始時期やビジネスモデルについては未定としている。 「エミル・クロニクル・オンライン」(以下、ECO)は、ガンホーの自社パブリッシングタイトル第1弾として、同作が発表された2005年4月の時点で、海外展開の意向は発表済みだった。同年12月には、韓国Gravityとグローバルライセンス契約を交わし、「ECO」の海外事業の大部分を譲り渡している。 これにより、韓国を含む「ECO」のグローバル展開は、すべてGravityが一括して担当することになる。今回のβテストは、契約から1年2カ月を経て「ECO」の海外展開がようやく本始動したことを意味している。韓国以降の展開地域は、タイやマレーシアなどの東南アジア地域、オーストラリア、ニュージーランドなどが予定されている。 新たな試みとしてガンホーとGravity両社の間で常駐スタッフを交換派遣することで、今後海外パブリッシャーから発生する開発を要するような修正依頼や要望に対しても迅速に対応していく。 なお、現在日本では、2006年12月に「SAGA5」が実装されたばかりだが、今回の韓国でのクローズドβテストでは、「SAGA3」までの内容を実装しており、今後テストを継続していくなかで、順次新しいコンテンツをアップデートしていくとしている。 ビジネスモデルに関しては、各国のパブリッシャーの事情に合わせて柔軟に対応できるように、月額課金のみならず、アイテム課金やハイブリッド課金なども視野に入れて、海外専用のシステムの開発が進められている。韓国においても、日本とは違った形でサービスが行なわれることになりそうだ。 (C) 2006 BROCCOLI/GungHo Online Entertainment,Inc./HEADLOCK Inc.
□ガンホー・オンライン・エンターテイメントのホームページ (2007年1月17日) [Reported by 中村聖司]
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