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SNKプレイモア、年末恒例徹夜イベント「KOF忘年会2006」開催
AC「KOF MIA」など新作3タイトルが登場

12月23日 開催

会場:丸の内ピカデリー1

 株式会社SNKプレイモアは、「ザ・キング・オブ・ファイターズ (KOF)」シリーズのファンイベント「KOF忘年会2006」を、12月23日に丸の内ピカデリー1にて開催した。

 「KOF忘年会」の開催は今年で3回目となり、「KOF」ファンには年末恒例イベントとなりつつある。スケジュールは今回も夜通しで、22日の23時30分から順に入場が開始され、翌23日0時半からイベントがスタート。声優によるのトークや生アフレコ、開発者のトークショー、発売前の新作でのゲーム大会、カルトクイズ……と、様々な企画が朝7時まで催された。

 スケジュールはハードだが、ここだけでしか見られないものも多く、参加者も年々増えている様子。事前にインターネットで行なわれた優先入場チケットの抽選には、100組200名の枠に300組以上の応募があったという。会場では、当初使わない予定だった2階席まで開放して700席以上を確保したが、来年は3桁の席数では足りないのではと思うほどの参加者を集めていた。

 またこのイベントに合わせて、SNKプレイモア本社前から丸の内ピカデリー1へ、30人のファンを運ぶバス「ノナ号」が運行された。昨年も同じように「ファルコン号」が用意されたものの、大雪に阻まれて会場にたどり着けないという事態に陥ったが、今回はトラブルもなく、約8時間かけて東京に無事到着。バスの中では、クイズ大会や映像上映会が行なわれ、一足先に忘年会イベントがスタートしていた。

大阪のSNKプレイモアから丸の内ピカデリー1を往復した「ノナ号」。見た目は普通のバスだが、車内ではノナ氏やネオジオ博士氏が登場して参加者を盛り上げた



■ 「KOF MIA」試遊会&開発者トークショー

左から、ノナ氏、ネオジオ博士氏、FALCOON氏。「8時間ゆられてきたのにこれだけ……」と無念そうなノナ氏の出番は本当にここだけ
 「KOF忘年会」では、毎回「KOF」シリーズの新作が登場しているが、今回は「KOF マキシマムインパクト レギュレーション“A” (MIA)」、「KOF '98 アルティメットマッチ」、「KOF ネスツ編」の試遊台が置かれた。こちらを目当てに参加している人も多いようで、ステージでのイベントそっちのけで遊んでいる来場者の姿も見られた。

 「MIA」はアーケード用の新作として発表されているが、今回はPS2用としての出展。開発進行度は40%で、実際のところは「KOF マキシマムインパクト2 (MI2)」に新キャラクタのアッシュ・クリムゾンとブルー・マリーを追加し、その他のキャラクタはそのままという内容だった。

 開発者によるトークショーには、FALCOON氏、ネオジオ博士氏、ノナ氏の3人が登場。新作の話を盛りだくさん聞ける……かと思ったが、残念ながら進行の都合で時間が10分に短縮されてしまい、矢継ぎ早にトークが展開された。

 「MIA」についてはFALCOON氏より、3人目の新キャラクタがいることが明らかにされた。名前など詳しいことは話してもらえなかったが、「全く新しいキャラクタですが、以前から『MI』シリーズに出したかったんです。見てもらえれば、ああ、あいつのこれか! とわかってもらえると思います」と意味深な言葉を残した。

 ゲーム内容の面では、「AC版になっても、全く別のゲームにはなりません」とコメント。稼動時期は「来年、できれば早くに出したい」とした。

 ノナ氏は、今回は出展がなかったAC用の新作「KOF XII」について、横のFALCOON氏から「アンディ出ないの?」とつっこまれたが、「ヒミツです」と沈黙。「バス(ノナ号)の中で他にも色々聞かれたんですが、今はまだ何も話せません。でも開発は順調。2D最強を目指して作ります」と意気込みを語るにとどまった。いわゆる本編だけにファンの注目度も高いはずだが、時間も短くほとんど話が聞けずに終わってしまったのは残念だ。

「KOF マキシマムインパクト レギュレーション“A” (MIA)」、「KOF '98 アルティメットマッチ」、「KOF ネスツ編」の3作がプレイアブルで登場。これに一晩中熱中している参加者も



■ 新作2タイトルのゲーム大会を早くも開催

 こちらも恒例行事となりつつある、発売前の作品を使ったゲーム大会。今年は試遊台も置かれた「MIA」と「KOF '98 アルティメットマッチ」の2つで行なわれた。

 「KOF '98 アルティメットマッチ」では、「京vs庵」という設定で、草薙京役の野中政宏さんと、八神庵役の安井邦彦さん率いる2チームに分かれて5対5の対戦が行なわれた。解説を努めたネオジオ博士氏は、「いつ止まるかとドキドキして見ていた」とのことだが、プレイ上の問題は何も見られず、新たなシステムも既に搭載済みで、順調に開発が進んでいるように伺えた。

 試合では、京や庵を使う人が多く、野中さんと安井さんも大喜び。特に安井さんは、庵が“闇払い”を出すたびに、ゲームにあわせて「どうした!」と生ボイスを披露。会場も対戦内容以上に盛り上がっていた。

 対戦結果は、4対1で京チームが勝利。「東京ゲームショウ2006」で交わされた「負けたほうが青汁」という約束どおりに安井さんが青汁(タバスコ入り)を飲むことになった。昨年は何故か安井さんの青汁を野中さんが飲むという場面もあったが、安井さんは「実は青汁好きなんです」と言って(何度も繰り返し言って時間を伸ばしたりはしたが)、意外とすんなり飲み干してしまった。

庵の使用者が多く喜んだ安井さんだったが、残念ながら試合には敗北。今回は青汁を飲むことに ネオジオCDを背負って登場した解説のネオジオ博士氏。中のディスクは「KOF '98」



 「MIA」のゲーム大会には、抽選で選ばれた来場者8名に加えて、「東京ゲームショウ2006」で開催された「MI2」の決勝大会の上位4名が「FIGHTERS」として招待され、12人によるトーナメント戦が行なわれた。まず会場での来場者が戦い、その勝者が「FIGHTERS」と戦ったが、いずれも「FIGHTERS」が貫録勝ち。

 「FIGHTERS」の面々は、先に試遊台でゲームを研究してきたらしく、新キャラクタのアッシュとブルー・マリーも積極的に使い、コンボや超必殺技を見せてくれた。既にボイスや開幕のデモも用意されており、こちらも開発は順調そうな様子だった。

こちらも参加者が新キャラクタのアッシュとブルー・マリーを多めに使用。早くも豪快な超必殺技が見られた



■ 生アフレコや声優トークショーなどイベントも多数

 「KOF忘年会」に欠かせないのが、ゲームで声をあてている声優陣によるイベント。今回はゲーム大会でも姿を見せた野中さんと安井さん、麻宮アテナ役の池澤春菜さん、アルバ・メイラ役の佐藤佑暉さん、ソワレ・メイラ役の服巻浩司さん、アッシュ役の長代聡之介さんが登場した。さらにイベントの進行役に、モンスター前塚さん(チョイ・ボンゲ役など)と生駒治美さん(キング役など)のおふたりが参加し、来場者数に負けず豪華な顔ぶれがそろった。

 トークショーは2回に分けて行なわれた。1回目は、佐藤さん、服巻さん、池澤さんの3人。「今日出ている人と演じるキャラクタを入れ替われるなら?」という質問に、男性陣はそろって「アテナをやりたい」と声まねを披露。そのアテナ役の池澤さんは「安井さんになりたい」。イベント中もしょっちゅう誰かが安井さんの低い声まねをしていて、声優陣の中でも安井さんは人気者のようだ。

 2回目には、野中さんと長代さんが登場。このおふたりとモンスター前塚さんは師弟関係にあるそうで、長代さんは声優学校での教え子、野中さんは事務所で直接指導した後輩なのだそうだ。

 トークでは、長代さんが声優の前にコックをしていたという話題が大盛り上がり。長代さんがたまごとトマトの美味しい炒め物のレシピを詳しく紹介すると、野中さんが「ずいぶん前に杏仁豆腐を作ってもらう約束をしていたんだけど」と思い出し、なし崩し的に「来年は800人分(来場者分)の杏仁豆腐を作る」という話に。先輩2人に押される長代さんは「何時間かかるんですか……」とつぶやいていたが、果たしてこの話が実現されるかどうか、来年に期待したい。

1回目のトークには、池澤さん、服巻さん、佐藤さんの3人が登場 トークのお相手は、生駒さんとモンスター前塚さん。おふたりも声優として質問に答えていた 2回目は長代さんと野中さん。声優トークショーなのに料理の話でずいぶんと盛り上がってしまった

 トークショーのほか、生アフレコも2本行なわれた。1本目は、「Days of Memories 〜彼と私の熱い夏〜」。恋愛アドベンチャーの携帯アプリをもとにしたものだが、内容は池澤さん演じる女の子が「KOF忘年会」に行くというコメディ。優先入場チケットが手に入ららない彼女を尻目に、色々な勘違いをしながら優先入場チケットを入手する京、庵、アルバ、ソワレ。そして残ったアッシュが彼女と会場で……といったところまでシナリオは終了。最後は無理やり長代さんに委ねられ、「ご清聴ありがとうございました」と関西系のオチで締められた。

 もう1本は、「MI2」のサイドストーリー。こちらは「MI2」のシナリオを担当した嬉野秋彦氏による書き下ろしで、アンのボーイフレンドが現れたことをきっかけに、アルバとソワレがアンとどう関わっていくべきなのかを考えるというシリアスな展開。メイラ兄弟とアンの気になる関係が垣間見られる、ここだけにしておくには惜しいようなストーリーが披露された。

生アフレコ「Days of Memories 〜彼と私の熱い夏〜」。元々コメディな台本なのに、あちこちにアドリブが入って何でもありな内容 2つ目の生アフレコは「MI2」のサイドストーリー。嬉野氏書き下ろしだけあって、ファンの疑問のツボを突いたストーリーになっていた

 このほか、こちらも恒例となっている「KOFカルトクイズ2006 FINAL!」も開催。今回も事前に筆記問題が用意され、その後上位得点者が決勝を戦った。今回は早押し問題も導入され、戦いがさらに白熱。書き問題では、出題者として昨年に続いて「美形会議」の3人が登場し、これにアッシュが参加。今回も独特なネタを連発して大いに笑わせてくれた。

 イベントの最後は大抽選会。声優陣のサイン入りグッズや「草薙京特大ポスター12年分」といったレアグッズなど豪華商品が次々放出された。来場者の約半数に何か当たる、というほどの数が用意されており、イベント終了後の受け渡しもかなりの混雑になっていた。

今回のクイズは早押し機が登場。問題数も増えて考えるほうも大変そう こちらは予選の筆記問題。参加できなかった人も一度挑戦していただきたい 抽選会のバックには大きくアッシュが登場。「ボクはいらないけど。アハハ♪」は長代さんの読み上げ付き



 「今回は巻きの進行で」と言っていたものの、終了したのはやや押しの朝7時半。合計8時間にも及ぶ大規模なイベントで、大阪からのチャーターバスまで出していながら、入場料すら取らないというのは、何とも太っ腹。

 来場者を見ていると、前回以上に女性が多かったように思う。いかにも遠方から来たという大きな荷物を抱えた人や、気合の入ったコスプレーヤーもあちこちに見られた。参加のスタイルも、ステージに熱中する人もいれば、試遊台に張り付きの人もいて、「KOFファン」という共通点のもとで、それぞれ好きなように楽しんでいたのが印象的だった。

夜通し8時間のイベントは無事に終了。「来年は〜」という声もあちこちから聞こえたので、次回の開催も期待したい ロビーでは「いろは茶屋」出張ショップも開店。湯のみのほか、香港で売られている「KOF」コミックが販売された


□SNKプレイモアのホームページ
http://game.snkplaymore.co.jp/
□関連情報
【2005年12月26日】SNKプレイモア、徹夜イベント「KOF忘年会2005」開催
トーク、クイズ、ゲーム大会、大雪? で大盛況の7時間
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20051226/kof.htm
【2004年12月22日】SNKプレイモア、シリーズ10周年記念「KOF忘年会」を開催
「KOF2004」は出ない! 別の「KOF」の開発は順調
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041222/kof.htm

(2006年12月25日)

[Reported by 石田賀津男]



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