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SNKプレイモア、シリーズ10周年記念「KOF忘年会」を開催
「KOF2004」は出ない! 別の「KOF」の開発は順調

12月22日 開催

会場:テアトル新宿

 株式会社SNKプレイモアは、同社の対戦格闘「ザ・キング・オブ・ファイターズ(KOF)」シリーズが発売から10周年を迎えることを記念して、ファンを招いてのイベント「KOF忘年会」を、12月22日にテアトル新宿で開催した。

 イベントの開始時刻は深夜0時30分で、終了したのは朝7時過ぎ。平日に行なわれたイベントであるにも関わらず、会場には200人近くのファンが集まり、夜を徹して大いに盛り上がった。ちなみに会場に集まったファンは男性が多かったものの、女性の参加者も決して少数ではなく、「KOF」が性別を問わず人気の高いタイトルだと改めて感じられた。

 イベントでは、「KOF」シリーズ3タイトルを使ったゲーム大会や、声優陣、イラストレーターを招いたトークショー、クイズ大会や大抽選会などを実施。6時間超の長丁場にふさわしい盛りだくさんな内容となった。



■ 「KOF2004」は出ません……形を変えたタイトルを開発中

「きつく止められたんですけれど……」と言いつつ重大発言をしたFALCOON氏
 今回のイベントの中で、良くも悪くも最も来場者を驚かせたのは、イベント後半に登場したイラストレーターのFALCOON氏によるトークショー。予定では他に開発者も来場する予定だったが、開発が忙しく来られないということだった。FALCOON氏は「KOF2003」からイラストレーターとして携わっていたそうだが、「KOFマキシマムインパクト」ではデザイナーとして、キャラクタの衣装デザインも担当している。

 トークショーでは、事前に集められた会場のファンからの質問にFALCOON氏が答えていくという内容で進行。最も多かった質問は、「KOF2004」がどうなっているのか、というものだったが、これについてFALCOON氏は「『KOF2004』は出ません」と発言。瞬間、会場からはどよめきよりもため息に近い声が聞こえた。ファンにとっては、「KOF'94」から「KOF2003」に続く、その年の数字がナンバリングされたタイトルの発売はいわば「恒例行事」となっていただけに、かなり落胆した様子が伺われた。

 しかしFALCOON氏は続けて、「『KOF2004』という形では出ませんが、開発は順調に進んでいます。ATOMISWAVEを採用した『KOF NEOWAVE』が『KOF2004』という位置づけではなく、また『KOFマキシマムインパクト』のような3D作品でもない、『とあるKOF』の開発を行なっています」と、別の「KOF」シリーズタイトルを開発中であることを明らかにした。ただしこれも、今年は発売されないことも明言。この理由について、「現在はサミーさんと開発を進めている『ネオジオ バトルコロシアム』に注力しているため」と説明した。

 FALCOON氏のトークショーでは、ほかにもイラストレーターとしての苦労話なども披露された。「KOF2003」の主人公であるアッシュ・クリムゾンのイラストは10回以上のリテイクを繰り返した末に生まれたものなのだそうだが、その理由が「アッシュは『主人公なのに気持ち悪い』がコンセプト。まだまだ気持ち悪さが足りない」というものだったそうだ。このアッシュのコンセプトについては、「3人目の主人公として、京、K'とは方向転換したかったのだと思う」と話していた。



■ 京、庵、アテナの声優3人によるトークショー +α

和気あいあいといった感じのトークショー
 今回のメインイベントともいえるのが、「KOF」を代表する声優3人が登場するトークショー。草薙京役の野中政宏氏、八神庵役の安井邦彦氏、アテナ役の池澤春菜さんが、ファンから寄せられた質問に答えた。

 本来は声優陣が質問に答えていくという内容だったはずなのだが、深夜のイベントということもあってか、話があちこちに飛んだり、質問を他の人が答えたりと、やりたい放題な内容。しかし声優陣の「生の声」が聞けたことでファンも大喜び。アットホームな雰囲気の中、さまざまなトークが披露された。

 最も会場を沸かせたのは、やはり「京と庵の掛け合いを聞きたい!」という要望に答えた野中氏と安井氏のおふたりのトーク。野中氏が京の勝ちゼリフを言うため、安井氏に「ちょっとやられて。せっかくだから『庵がチョイ・ボンゲのマネをした』感じで」と無茶な要求をすると、安井氏は「や、やられたでヤンス〜」と本当にやってしまい、会場は大爆笑。野中氏は「へへっ、燃えたろ?」ときちんと京を演じてファンを喜ばせた。

 質問の数では、3人の中で一番だった池澤さん。「違うキャラを演じるなら?」という質問には、「実は他のキャラも色々と演じています。京子で『燃えたろ?』と言ったり。今後やらせてもらえるなら、アテナとは正反対な悪いキャラをやりたいです」と話していた。

 声優陣はトークショーの後もたびたびファンの前に登場。途中に設けられた休憩時間では、京と庵の好物であるシャケと肉を包んだおにぎりと、アテナの好物であるもみじまんじゅうを手渡しで配った。短時間ながら、ファンとも熱心に言葉を交わしていた。

「最近は10年前の原点に戻る感じで演じています。これからの10年も頑張りましょう」と野中氏 「'95年に庵というキャラが生まれて、こんなイベントにも参加できて、本当に幸運だったと思う」と安井氏
「一番長くアテナを演じさせてもらえて嬉しい。みんなで盛り上げていって、20年、30年と続けていきたい」と池澤さん 休憩時間に食べ物を配るお三方。野中氏は「おにぎりはこちら、安井さんの列はあちら」と列を整理して笑わせていた




■ 「KOF」3タイトルによるゲーム大会

 ゲーム大会は、12月28日に発売予定のプレイステーション 2用「KOF'94リバウト」、発売中の「KOFマキシマムインパクト」、「KOF2003」の3タイトルに分けて開催。集まったファンの中から参加者を募りトーナメント戦が行なわれた。このイベントに参加するだけあって、どの参加者も腕前はかなりのもの。女性プレーヤーの参加者も多く、見事な連続技を決めて勝ち進む姿も見受けられた。

 発売中の2タイトルについては、参加者も練習に余念がなかったことと思われるが、リメイクとはいえまだ発売されていない「KOF'94リバウト」での対戦も素晴らしい技の応酬となった。特にシリーズのファンであれば忘れてはならない「アメリカチーム」は大人気で、登場するだけで会場を大いに沸かせていた。

 また3タイトルの各優勝者による決勝大会も実施。使用されたのは「KOF'94リバウト」に収録される「NEOGEOオリジナルモード」。「KOF'94リバウト」はグラフィックなどを大幅にパワーアップしたものだが、この「NEOGEOオリジナルモード」は名前のとおり、NEOGEOで稼動していた「KOF'94」を忠実に移植した内容。キャラクタ選択画面が出ただけで、会場からは「懐かしい」という声が飛んでいた。

 ちなみにこの大会では、コントローラとしてPS/PS2用「NEOGEO STICK 2」の試作品が用意された。これはNEOGEOで使用されていたジョイスティックを復刻したもの。発売日は2005年2月17日で、価格は6,090円。12月24日から特設サイトで予約受付が行なわれる。

3Dになった「KOFマキシマムインパクト」や、「KOF2003」のゲーム大会を実施 「KOF'94リバウト」ではアメリカチームが大人気。出るたび会場から歓声が上がった 各優勝者には「金のネオジオパッド」などが賞品として贈られた
「KOF'94リバウト」のNEOGEOオリジナルモード。キャラクタ選択も当時のままの画面 ゲーム画面ももちろん当時のまま。会場からは「懐かしい」という声も 会場最強の「KOF」プレーヤーとなった「シオン」さんにはPS2本体が贈られた
イベント終盤に行なわれたクイズ大会。マニアックな3択クイズを次々と答えていく参加者たちも凄いが、最後には絵描きも……これはクイズなのか?
最後に行なわれた抽選会では野中氏が番号を読み上げ。「京の10年分ポスターセット」などレアグッズが多数放出された ロビーには「KOF'94リバウト」の試遊台を設置。参加者は開始前や休憩時間に対戦プレイを楽しんでいた


□SNKプレイモアのホームページ
http://www.snkplaymore.co.jp/
□「KOF忘年会」のページ
http://www.kof10th.com/event/event05php/
□関連情報
【11月17日】SNKプレイモア、PS2「ザ・キング・オブ・ファイターズ'94リバウト」
高解像度版やネットワーク対戦を搭載した初代「KOF」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041117/kof.htm

(2004年12月22日)

[Reported by 石田賀津男]


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