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価格:未定
DS用「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」は、3月に発売されたプレイステーション 2用RPG「ファイナルファンタジーXII」と同じ舞台で展開される作品。時間軸は「ファイナルファンタジーXII」の後となり、空賊となったヴァンとパンネロが、イヴァリースの遥か上空にある浮遊大陸「レムレース」へ旅立つところから新たなストーリーが展開される。
■ 浮遊大陸「レムレース」と「エグル族」
このレムレースの周囲には、強力なミストの結界が張り巡らされており、何千年も下界との接触が遮断されていた。そのためレムレースの存在は、空賊の中で“伝説の浮遊大陸”として言い伝えられているのみで、存在はほとんど知られていない。ヴァンが空賊になったとはいえ、ここに足を踏み入れられたということは、レムレースに何か重大なことが起こったのは間違いないだろう。 地上では伝説と化しているレムレースだが、結界の内側では「エグル族」という有翼人が暮らしている。かつては繁栄していたものの、現在は数を減らし、遺跡となった建物でつつましく生活を送っている。エグル族は翼を除けば、身体的特徴はヒュムと大差はなく、ヒュムの突然変異で生まれた種という説もある。しかし、翼の維持が負担となるのか、また他の理由のためか、寿命は40歳ほどと短い。短命で人生を終える者も多いためか、常に死期を見つめるかのような達観した視線を持っている。
性格は極めて穏健で、不平不満を口に出すようなことはないが、夢や野望を抱くこともなく、ヒュムのように同族で争うこともない。知的水準は決して低くはないが、外界との交流がなかったため、ヒュムと比較すると前時代的。森に住むヴィエラ族のように、自然と共存しながら暮らしている。
■ 登場人物
イヴァリースを揺るがす冒険を乗り越え、現在は空賊団を率いて活躍する「空に自由を描く少年」。飛空艇を駆り、パンネロとともに冒険の日々を送っている。自由を得たヴァンだが、今度はその先にある「だいじなもの」を見つけようとしている。
ヴァンのガールフレンド。以前の冒険ではヴァンをサポートし、現在はヴァンのナビゲート役として、飛空艇に乗り込んでいる。本作では踊り子の衣装で登場する。
エグル族の青年戦士。エグル族でありながら好奇心が旺盛で、周囲からは変わり者と見られている。ヴァンと出会って冒険する中で、さらに新たな自分を発見していく。
バルフレアを執拗に追っていたバンガ族の賞金稼ぎ。現在は粗暴な振る舞いがたたり、逆に賞金稼ぎから追われており、手下の3人との関係も悪化している。ヴァン一行にも倒され、恨みを抱いているようだが……。
■ オートバトル+タッチペン指示による戦闘 「ファイナルファンタジーXII」は、フィールドに見える敵とシームレスに戦闘できるのがウリの1つだった。本作でも、敵と出会うとシームレスに戦闘へと移り、各キャラクタは「ガンビット」で予め設定した条件にしたがって自動で行動する。 放っておいても戦闘は進行するが、行動の指示も出せる。タッチスクリーンでキャラクタに触れると、画面下部にメニューが表示され、使いたい魔法や技を選び、対象にタッチするという流れで、指示通りにキャラクタを動かせる。攻撃するターゲットを任意に指定する場合は、キャラクタをタッチした後、敵をタッチするだけ。複数の味方キャラクタで敵1体を集中攻撃する時などは、タッチペンをスライドさせて範囲指定すれば、味方をまとめて選択できる。
DSというプラットフォームで、グラフィックスは2Dに変わってはいるが、リアルタイムかつシームレスに戦闘を行なうという思想は受け継いでいる。
(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ※ 画面は開発中のものです。
□スクウェア・エニックスのホームページ (2006年12月22日) [Reported by 石田賀津男]
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