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東京ゲームショウ2006レポート

DS「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウィング」をはじめ
ニンテンドーDS向けの注目タイトルが多数

9月22日~24日 開催予定(22日はビジネスデイ)

会場:幕張メッセ

入場料:当日1,200円、前売1,000円
     小学生以下無料


 幕張メッセにて開催中の東京ゲームショー2006よりスクウェア・エニックスブースの模様をお届けする。今年のスクウェア・エニックスは正面にオープンメガシアター、背面に外部からは様子が見えないクローズドメガシアターを設け、出展内容でも多数のタイトルが軒を連ねる大規模なブースとなっている。

 「ファイナルファンタジーXII レイヴァナント・ウィング」、「聖剣伝説 HEROES of MANA」、「すばらしきこのせかい」、「フロントミッション ザ・ファースト」など、ニンテンドーDS向けタイトルが多く登場しているのが印象的。全体では、コンピレーションプロジェクトの「ファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジーXIII」、同じくコンピレーションの「ファイナルファンタジーVII」関連タイトル、GBAへの移植となる「ファイナルファンタジーV アドバンス」 / 「ファイナルファンタジーVI アドバンス」など、ファイナルファンタジーの名を冠するタイトルが、多彩でインパクトが強い。

 なお、スクウェア・エニックスのブースでは、「ファイナルファンタジーXI」のイベント「ヴァナフェス2006」が開催されているが、そちらは別記事で紹介する。

■ ニンテンドーDS「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウィング」

・発売日 / 価格:未定

 当日、オープンメガシアターにて映像が上映された隠し玉タイトルが「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウィング(以下、FF XII RW)」。PS2で発売されたナンバリングタイトル「ファイナルファンタジーXII(以下、FF XII)」に関連する完全オリジナルの新作で、FF XIIに登場していた「ヴァン」、「パンネロ」が登場する。

 映像は無数の飛空艇が写る空高い雲からはじまる。映像の合間に挿入されるテロップには、世界には浮遊大陸の伝説があり、それを捜し求める空賊の物語であることが伺えた。主人公のヴァンは服装などの格好こそFF XIIと同じだが、顔つきや雰囲気はぐっと子供のような風体になっている。また、パンネロは格好も外見も、そして雰囲気もかなり異なっている。一見してパンネロとわからない人も多かったのではないだろうか。

 映像中にはFF XIIの世界であるイヴァリースのモーグリの姿も見られるなど、レヴァナント・ウィングの舞台となるであろう浮遊大陸レムレースが、イヴァリースの大空に浮かぶ場所であることを感じられた。会場で配布されている冊子では「若き空賊は、大空の彼方へ。」というコピーに、浮遊大陸と思われるアートワークが掲載されている。発売日、価格ともに未定、今後の続報に期待したい。

ヴァン パンネロ


□「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」のページ
http://www.square-enix.co.jp/ff12rw/


■ PS3 / 携帯電話「ファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジーXIII」

・発売日 / 価格:未定

 コンピレーションプロジェクト「ファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジーXIII」では、プレイステーション 3「ファイナルファンタジーXIII」、「ファイナルファンタジー ヴェルサス XIII」、携帯電話用「ファイナルファンタジーアギト XIII」がオープンメガシアターではダイジェスト版が、クローズドメガシアターでは、フルバージョンが上映された。

 この3タイトルは「E3 2006」に先駆けて行なわれたプレスカンファレンスで発表されたもので、今回の出展は日本国内での、そして一般向けへの初お披露目となる。上映された映像はPS3「ファイナルファンタジーXIII」に関しては、プレスカンファレンス時のものと同じでE3 2006の特設サイトでも視聴できた内容に追加部分が加わっている。追加された内容では、指を鳴らし全身に魔力のような青いエネルギーを纏う様子や、高い跳躍力のジャンプや、空を飛んでいるようなシーンが見られた。巨大なスクリーンで映し出されるハイクオリティな映像は圧巻であり、シリーズファンならずとも必見の内容だろう。

 PS3「ファイナルファンタジー ヴェルサス XIII」では、宮殿のような無人の建物の中、一人の男が玉座に座っている様子からはじまった。テロップでは、最後のクリスタルを巡る争いがあり、それは次世代の始まりである、という内容が流れる。外に歩みでた男の眼前には、階段に倒れている兵士らしき姿、そして建物を取り囲む銃で武装した敵兵士らしき軍の姿が広がる。男に向かって激しい発砲が行なわれるが、弾は男の体の周囲にあるらしき壁のようなものにはじかれ続ける。男が手をかざすと多数の武器が宙に浮かび上がり、それらが敵兵に放たれる。という内容の映像であった。

 携帯電話用「ファイナルファンタジーアギト XIII」では、緋いマントを纏う少年のような学生らしき人物が、建物の奥に鎮座する巨大なクリスタルの前にたどり着く。巨大なクリスタルは青く輝いているが、少年がクリスタルの台座部分に指を置くと、赤く強く輝きだす。クリスタルからは何枚かのカードが出現。その後クリスタルは砕け散り、建物の周囲に広がる海を割るほどの衝撃を放つ。衝撃の影響か燃え盛る建物の中、倒れ伏す少年が写り映像は終了していく。

【「ファイナルファンタジーXIII」】
【「ファイナルファンタジー ヴェルサス XIII」】


□「ファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジーXIII」のE3 2006のページ
http://www.square-enix.co.jp/e306/titles/fabula/


■ ニンテンドーDS「すばらしきこのせかい」

・発売日:2007年予定
・価格:未定

 ニンテンドーDS用の新作タイトル「すばらしきこのせかい」。こちらはプレイアブル出展されていた。タイトルからして異質な存在感のあるタイトルだが、ゲーム内容も一風変わっている。舞台は現代に程近いと思われる「渋谷」の街。主人公である桜庭音操(ネク)は、突如「死神」に「不条理なゲーム」へと参加させられてしまう。

 渋谷の駅前らしき場所で超能力のような力に突如目覚めたネクは、同じように死神のゲームに巻き込まれた美崎四季(シキ)と行動を共にする。プレイ中の操作は全面的にタッチペンが生かされており、移動はもちろん、ノイズと呼ばれる敵との戦闘では、タッチペンと十字キーを併用するという特殊な操作が採用されている。

 本作の戦闘は「スライドクロスバトル」という斬新な方式。戦闘時はタッチパネルの下画面でネクを、上画面ではシキを操作する。タッチパネルでは、斬るようにタッチすると「ショックウェーブ」、線を描くように引くと炎が吹き上がる「パイロキネシス」、敵を突っつくと雷攻撃の「ディスチャージ」、Lボタンを押しながら戦闘画面内にある車などのオブジェクトをスラッシュすると物体を敵にぶつける「テレキネシス」となる。敵の攻撃で体力が減った時は、飲み物のアイコンをタッチする「キュアドリンク」で回復する。

 タッチパネルの操作と同時に十字キーでは、上画面を操作。左右のキーで敵を攻撃する。攻撃後には十字方向のコマンドが表示され、表示されたとおりに入力するとカードを引く。引いたカードが特定の3枚に一致すると、上下の画面で強力な攻撃をする「連携必殺技」が発動できる。こうして書き出してみてもユニークな操作だが、プレイ感はさらに新感覚だ。慣れるまでは上下のどちらか一方に操作が集中してしまうなど、いろいろと面白い苦労をしそうだ。

 街中の雑踏ではサイキックスキャニングシステムという能力で他人の思考を読み取ることができる。これにより、ストーリーの進行へのヒントを得たり、またはまったく関係のないユニークな思考をみられる。ほかにもまだまだユニークな要素がありそうな本作だ。



□「すばらしきこのせかい」のページ
http://www.square-enix.co.jp/subarashiki/


■ ニンテンドーDS「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」

・発売日:12月28日
・価格:5,040円(税込み)

 年末に発売される「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズの最新作がプレイアブル出展。プレイは、海原を乗り物で駆けるジョーカーの姿からはじまる。トゥーンシェイドで描かれている3Dグラフィックスは予想以上に綺麗で、キビキビと動いているのにまず驚かされる。マップの移動はこれも3人称視点での3Dマップの移動。映像の質感を含めてPS2で発売された「ドラゴンクエスト VIII」の感触に非常に近く感じた。

 プレイできたのは「ノビス島」という場所だが、島はそこそこの広さがあり、中心部には山のような場所があって起伏や高低差も多い。そうした場所を画面の切り替えなく歩き回れていたのも驚きだ。建物の中では、本作のポイントであるモンスターの入れ替えなどが行なえた。スライムやコドラ、ベビーサタンやくさったしたいなどのモンスターが用意されていて、最大3体をパーティに加えられた。

 マップ上にはスライムやドラキーなどの敵モンスターがうろうろ動き回っていて、彼らの目線に入ると発見して襲ってくる。戦闘シーンでは、下画面でコマンドや作戦、ステータスが表示され、上画面では戦闘の様子がアニメーションされる。このアニメーションの具合も「ドラゴンクエスト VIII」に近いアングルで行なわれ、互いの攻撃や技でかなり多彩にキャラクタが動いていた。グラフィックスの質感や綺麗さは抜群によい印象で、ニンテンドーDSでこれほどの3Dグラフィックスの描画がスムーズに行なえるのかと驚かされた。ゲーム性に関してもモンスターの育成や対戦が好評のシリーズであり、本作ではニンテンドーWi-Fiコネクションによる通信対戦にも対応する。年末の注目タイトルになるのは間違いない。



□「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」のページ
http://www.dqm-j.com/


■ ニンテンドーDS「チョコボと魔法の絵本」

・発売日:12月14日
・価格:5,040円(税込み)

 12月14日に発売が決定した「チョコボと魔法の絵本」。ファイナルファンタジーシリーズを代表するマスコットキャラクタ「チョコボ」が主人公の新作だ。出展では、本編を楽しめる「ストーリー」、「対戦」、ミニゲームをプレイできる「チャレンジ」と3形態が用意された。

 ストーリーはチョコボがたくさん暮らす村の中、「ファイナルファンタジーIII」の白魔道士がモチーフと思われる姿をした「シロマ」が絵本を読み聞かせてくれているシーンから始まる。そのなごやかな場面に、黒魔道士の「クロマ」が特別な絵本を手に入れてきたと登場、絵本には鍵がかかっており、鍵を開けるシーンは簡単なパズルゲームになっていた。鍵が開いた絵本は「大魔王ベブズ」と名乗り、主人公以外のチョコボたちや絵本を吸い込んでしまった。カードにされてしまった仲間を助ける冒険が始まる。

 ベブズが吸い込み吐き出したと思われる絵本には魔法を調べると、絵本に書かれている物語のエピローグが表示、その後に絵本の世界での多彩なゲームをプレイするという順になるようだ。「アダマンタイマイとサボテンダー」という本でのゲームは、絵本の世界だけにペーパークラフトのような世界になっていて、自動で進んでいくアダマンタイマイをタッチペンで回転させて山を登っていく。落石などに当たってしまうとタイムロスとなるので、それら障害物を避けながら頂上を目指す。規定のタイム内にクリアすると、絵本の内容が加えられて結末を読めるうえ、カードにされてしまったチョコボを助けることもできる。

 フィールドを探索してチョコボを助ける手がかりを見つけ、ミニゲームに挑むというのが基本的な流れになりそうだ。ポップに描かれた世界は非常にかわいらしく、ストーリーも柔らかな印象だ。また、チャレンジでは、一瞬だけ見えるキャラクタの姿を当てる「シドのジョブ当てゲーム」というゲームがあるのだが、表示されるキャラクタが全てファミコン版のファイナルファンタジーIIIのキャラクタにされているなど、全体的にFF IIIがモチーフにされているのを感じた。



□「チョコボと魔法の絵本」のページ
http://www.square-enix.co.jp/chocobo/


■ PS2「聖剣伝説4」 / ニンテンドーDS「聖剣伝説 HEROES of MANA」

【聖剣伝説4】
・発売日:12月21日
・価格:7,140円(税込み)

【聖剣伝説 HEROES of MANA】
・発売日 / 価格:未定

 PS2「聖剣伝説4」はアクションRPGの「聖剣伝説」シリーズのナンバリング最新作。12月21日に発売が決定した。ブースでは、冒頭のストーリーやチュートリアルが楽しめるほか、フィールドのギミックを重点的に楽しめるモード、ボス戦が楽しめるモードが選択できた。完全3Dグラフィックによる3人称視点が取られ、ジャンプなどのアクション性の操作が多彩になっている。

 「聖剣伝説」シリーズ全体にもいえる特徴だが、独特の味わいがあるグラフィックは、本作でさらに進化。3Dアニメのような奥行きや質感がある。システム面で強調されていたのは、マップのオブジェクト「MONO」を生かしたアクション。MONOは道端に落ちている岩や木の枝などで、持っている武器ではじくなどして敵に当てる。MONOが当たった敵は「パニック状態」になり、その間に攻撃を加えるとステータスアップ効果などがあるメダルをドロップする。

 MONOをパチンコのようにはじいて多くの敵を巻き込むのはなかなか爽快。マップによっては画面いっぱいに表示されるような巨大なMONOも出現するため、いろいろな遊び方が模索できそうだ。マップのMONOを生かした遊び方、攻略が多彩に用意されているではないかと感じた。

 また、ニンテンドーDS「聖剣伝説 HEROES of MANA」は、9月15日に発表されたニンテンドーDS用タイトルで、発売日、価格ともに未定。シリーズ初となる「ストラテジーRPG」とのことで、聖剣伝説が持つ特有の世界観を生かした新しいジャンルへの試みに期待がかかる。

【「聖剣伝説4」】
【「聖剣伝説 HEROES of MANA」】


□「聖剣伝説プロジェクト」のページ
http://www.square-enix.co.jp/mana/


■ PSP「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-」

・発売日:2007年発売予定
・価格:未定

 ファイナルファンタジーVIIのコンピレーションタイトル「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-」は映像出展。FF VIIのストーリーの中で最も古い、本編から7年前のシナリオが展開されるという。主人公ザックスが幼さのあるエアリスと出会っているシーンや、穏やかな性格のセフィロスとの会話など、これまでには描かれなかった場面が多く見られた。

 戦闘シーンは、コマンド入力式のタイプよりもアクション性が高いものに感じられる。バハムートやイフリートと思われる巨大で激しい攻撃を繰り出してくる敵とのシーンも映像には織り込まれていた。また、映像の冒頭では穏やかにザックスと会話をしていたセフィロスがザックスと激しく戦闘しているシーンも見られ、FF VIIの根源にあるシナリオが描かれていきそうだ。ザックスと行動をともにしていると見られるソルジャーが、白い片翼を広げているという、意味深なシーンも見られた。



□「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-」のページ
http://www.square-enix.co.jp/ccff7/


■ その他のタイトル「FF VII アドベントチルドレン」のブルーレイディスク版など

・ブルーレイディスクムービー「FF VII アドベントチルドレン コンプリート」
・発売日:2007年予定
・価格:未定

・PS2「キングダムハーツ ファイナルミックス+」
・発売日:2007年春発売予定
・価格:未定

・ニンテンドーDS「フロントミッション ザ・ファースト」
・発売日:今冬発売予定
・価格:未定

・GBA「ファイナルファンタジーV アドバンス」
・発売日:10月12日
・価格:5,040円(税込み)

・GBA「ファイナルファンタジーVI アドバンス」
・発売日:11月30日
・価格:5,040円(税込み)

 ここまでに紹介したもの以外にも非常に多彩で豊富なスクウェア・エニックスブースの出展内容。昨年にDVD・UMDで発売された映像作品「「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」は、ブルーレイディスク版が2007年に発売される。解像度のアップ、複数言語の対応のほか、一部シーンを新規編集版にリニューアルしているという。クローズドメガシアターで上映された映像では、セフィロスが剣でクラウドを貫いているシーンなどが挿入されていた。

 キングダムハーツは北米版を元に追加要素を加えた「キングダムハーツII ファイナルミックス」と、GBAで発売された「キングダムハーツ チェインオブメモリーズ」をPS2用にフルリメイクした「Re:チェインオブメモリーズ」を2本セットにした「キングダムハーツ ファイナルミックス+」を出展。2007年春に発売予定。「キングダムハーツII ファイナルミックス」にはイベントシーンの追加やバトル、マップギミックの追加、音声は宇多田ヒカルさんが歌う主題歌を含め英語版が収録される。

 フロントミッションシリーズからは、スーパーファミコンで発売された記念すべき第1作をニンテンドーDSに移植する。タイトルは「フロントミッション ザ・ファースト」で今冬発売予定。プレイアブル出展されており、ユニットにカーソルを合わせると、ステータス画面が上画面に表示される。また、戦闘時にもマップ画面は下画面に表示されたまま、上画面で戦闘の場面が展開されていた。プレイステーション版の完全移植に新規の追加要素が加わるということだ。タッチペンの操作にも対応するとのこと。

 ファイナルファンタジーシリーズのGBA移植タイトルでは、「ファイナルファンタジーV アドバンス」、「ファイナルファンタジーVI アドバンス」がニンテンドーDS Liteでの動作状態で展示されていた。基本的にはスーパーファミコン版そのままの移植だが、どちらもむしろ新鮮な印象を与える。「ファイナルファンタジーV アドバンス」は10月12日、「ファイナルファンタジーVI アドバンス」は11月30日に発売予定。

□スクウェア・エニックスのホームページ
http://www.square-enix.com/jp/
□東京ゲームショウスクウェア・エニックスのサイト
http://www.square-enix.co.jp/tgs06/
□「東京ゲームショウ2006」のページ
http://tgs.cesa.or.jp/

(2006年9月23日)

[Reported by 山村智美]



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