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会場:ベルサール神田
AOGCは、BBAが2005年から毎年2月に開催しているオンラインゲームに特化したゲーム開発者向けのカンファレンス。毎年2月に開催されることもあり、オンラインゲーム市場のその年のゆくえを占う意味で、注目に値するイベントとなっている。 3回目を迎えるAOGC2007では、基調講演にマイクロソフト執行役Xbox事業本部長泉水敬氏を迎え、「コミュニティ」をテーマにさまざまなセッションの開催が予定されている。過去をひもとくと、2005年はスクウェア・エニックス代表取締役社長和田洋一氏とエンターブレイン代表取締役社長浜村弘一氏、2006年はガンホー・オンライン・エンターテイメント代表取締役社長森下一喜氏が基調講演を担当してきた。 見方を変えると、2005年はゲームパブリッシャー、2006年はオンラインゲームパブリッシャー、2007年はプラットフォーマーの登場ということになる。あらゆるゲームプラットフォームがオンライン化した2007年にふさわしい人選といえる。また、マイクロソフト単体で見ても、Xbox 360とコミュニティというくくりでは、E3 2006でビル・ゲイツ会長自らが発表したLive Anywhere戦略がある。いよいよその具体的な戦略が明かされるのか、あるいはまったく別のサプライズが提示されるのか。その内容は大いに注目されるところだろう。
そのほか、有料セッションの講演者のリストには、ガンホー・オンライン・エンターテイメント取締役開発本部長堀誠一氏、コーエー執行役員松原健二氏、ゲームポット代表取締役社長上田修平氏、サイバーステップ代表取締役社長佐藤類氏、さくらインターネット代表取締役社長笹田亮氏などなど、国内を代表するオンラインゲームパブリッシャーの責任者が名を連ねている。AOGC2007も例年以上に建設的な提案が行なわれることを期待したい。 (2006年12月21日) [Reported by 中村聖司]
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