価格：未定

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　株式会社フロム・ソフトウェアは、プレイステーション 3用ハイスピードメカアクション「ARMORED CORE 4 (アーマード・コア4)」を、11月に発売する。価格は未定。

　「ARMORED CORE 4 (AC4)」は、自分好みにカスタマイズした人型汎用兵器「アーマード・コア」を操って戦うメカカスタマイズアクション「ARMORED CORE」シリーズの最新作。今作では、今までにリリースされたシリーズ10作品とは全く異なる世界観を持ち、新しいストーリーが展開する。また、プラットフォームがPS3に変わったのを機に、新ACプログラムエンジンを開発するなど、ゲームシステムも一新されている。

　「AC4」の世界では新しいテクノロジーが登場する。その重要なカギとなるのが「コジマ粒子」と呼ばれる新物質。さまざまな用途、特に軍事面においては高い活用可能性が見出され、さまざまなテクノロジーに応用されている。しかし、生態活動に深刻な悪影響を及ぼす危険性の高い環境汚染源ともなっている。

　この「コジマ粒子」を転用した技術は「コジマ技術」と呼ばれ、同技術の先端企業である、「アクアビット」、「レイレナード」、「オーメル・サイエンス・テクノロジー」の3社が熾烈な情報戦を展開している。この技術は「アーマード・コア」にも採用されており、以前の第1世代を「ノーマル」、新技術導入後の「アーマード・コア」を「ネクスト」と呼び分けている。

　「コジマ技術」によって生み出されたものの1つに「プライマルアーマー(PA)」がある。これはコジマ粒子を安定還流させた防御障壁で、多くの攻撃に対し、極めて高い防御力を発揮。装甲と違い、攻撃を受けて一時的に減衰しても、自動的に回復するといった利点を持つ。欠点としては、貫通効果の高い攻撃には比較的弱いことと、周辺の環境に重大な汚染を生じさせる恐れがある。

　また、「コジマ技術」はブースタにも応用され、「オーバードブースト(OB)」が誕生した。これは、瞬間的に爆発的な加速を実現した新しい推進機構。しかし、コジマ粒子が「OB」にまわされるため、PAが自動的に減衰していくという欠点もある。「OB」に加え、アスピナ機関の「アレゴリーマニュピレイトシステム(AMS)」という操縦機構が組み込まれた「ネクスト」は、「クイックブースト(QB)」と呼ばれる強力な瞬発機構を持ち、短距離ではあるが前後左右へ瞬間的な急加速といった独特の挙動が可能となっている。

　これらの新技術により、従来の「ARMORED CORE」シリーズとは異なるカスタマイズや戦略、戦術、アクションが要求されるだろう。

【スクリーンショット】
「コジマ技術」により誕生した「プライマルアーマー」。コジマ粒子発生機構から発生したコジマ粒子は、コア部放出機構より機体周囲に放出され、機体を保護し、軽微なダメージは無効化してくれる。ただし、オーバードブーストなどでコジマ粒子を大量に使用すると「PA」は減衰していってしまう
左右前後へ瞬発移動で、緊急回避に利用できる。また、急激なドリフトターンや、クイックで予測不可能な挙動で敵を翻弄するなど、操作感も変化している
クイックブーストでミサイルを回避するシーンの連続画面
ドリフトターンの連続画面。移動しながら素早く方向転換したいときに有効だ

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※画面は開発中のものです。

□フロム・ソフトウェアのホームページ
http://www.fromsoftware.jp/
□「ARMORED CORE」シリーズのページ
http://www.armoredcore.net/
□「ARMORED CORE 4」のページ
http://www.armoredcore.net/ac4/
□関連情報
【2004年4月8日】PS2 ゲームレビュー「アーマード・コア ネクサス」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040408/acn.htm

(2006年9月15日)

[Reported by 滝沢修]