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KONAMI、「メルヘヴン」オンリーイベント「メルフェス 2006」
DS「メルヘヴン 忘却のクラヴィーア」先行販売は20分で完売

8月26日 開催

場所:池袋サンシャイン 文化会館4階・展示ホールC

 株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、少年サンデーに連載され現在テレビ東京などでアニメ放送され人気を集めている「メルヘヴン」のイベント「メルフェス 2006」を、8月26日に開催した。会場は池袋サンシャイン 文化会館で、入場料は無料。2005年10月に開催されて以来2度目となる。

 会場には「スペシャルグッズ販売コーナー」が設置され、イベントならではの特別商品が販売されると合って大人気。中でも9月7日発売予定のニンテンドーDS用ソフト「メルヘヴン 忘却のクラヴィーア」は、約2週間早くイベント会場で先行販売されるとあって人気を集め、約20分で完売したという。同作ではストーリーモードでARMを集め、デッキを組んで通信対戦に挑むことになるため、人より早くゲームをスタートさせることはそれだけで有利になる。そういった意味では人気が集中したのもうなずける。

 会場には「メルヘヴン 忘却のクラヴィーア」の試遊台がズラリと13台並べられ、ストーリーモードと通信対戦が一足早く楽しめた。どちらも夕方まで試遊台の前に行列が出来、ユーザーの興味が高いことを示していた。

ズラリと設置された、9月7日に発売される予定のニンテンドーDS用ソフト「メルヘヴン 忘却のクラヴィーア」の試遊台。全部で13台設置され、そのうち4台で通信対戦モードが楽しめた
スペシャルグッズ販売コーナー。約2週間早く発売された「メルヘヴン 忘却のクラヴィーア」は開場後約20分で完売したとか 会場では「メルヘヴン カルデアの悪魔」のデータ配信も行なわれた。3種類のデータを時間別に配布 「メルヘヴン 忘却のクラヴィーア」の紹介ステージでは、ステージ上で来場者にも体験してもらった。「参加したい人~?」のかけ声に、みな積極的に手を挙げていたのが印象的


 ステージイベントでも発売直前と言うこともあり「メルヘヴン 忘却のクラヴィーア」の紹介イベントが行なわれていた。「忘却のクラヴィーア」は、アルヴィスにかけられた呪いを解くために、なんでも願いを叶えるというARMを探し、謎の都クラヴィーアを目指すという完全オリジナルストーリー。登場するARMも400種類ということでかなりのボリュームとなっている。対戦は最大で4人まで同時に対戦が可能。ステージ上で通信対戦を体験した来場者は「面白かった。タッチペンを使ったARMの発動はやりやすかったです」と好感触だったようだ。

 ここでアニメ「メルヘヴン」に出演している声優陣が乱入! ギンタ役のくまいもとこさん、ドロシー役の中島沙樹さん、ファントム役の斎賀みつきさんがステージに現われ、会場は一気にヒートアップした。声優陣もゲームをやってみたいということで、急遽ゲーム大会に。まずはくまいさんと斎賀さんが対戦。使用キャラクタはもちろん自分が演じている各キャラクタ。戦いはくまいさんが押し気味かと思われたが、最後は斎賀さんが逆転勝ち。2回戦目はくまいさんと中島さんが対戦。今度はくまいさんが派手なARMを的確に決め勝利を飾った。

 最初はタッチペンを使うことに馴れずに苦しんだと言うが、戦闘はARMを選択し発動、攻撃対象をタッチペンで指定……という流れのため、馴れれば直感的というかアクションゲーム的な楽しさもあるのだろう。斎賀さんも「わかりやすくなっている」とコメントしていた。ゲームを進めるコツとして同社広報の岡田さんは「ストーリーモードを遊んでいただいて、ARMをたくさん集めることがやはり勝利への早道。お試し対戦というモードが用意されていて、すぐに様々なARMが使用できるので、そこで感覚を掴んでください」と来場者にアドバイス、「通信対戦を楽しんで欲しい」とアピールした。

「メルヘヴン 忘却のクラヴィーア」の紹介ステージに乱入という形で登場した、アニメ「メルヘヴン」の声優さん達。登場したのは、ギンタ役のくまいもとこさん、ドロシー役の中島沙樹さん、ファントム役の斎賀みつきさん。「対戦しましょう」ということで、1回戦はくまいさんと斎賀さんが対戦し、逆転勝ちで斎賀さんが勝利。2回戦目はくまいさんと中島さんが対戦。今度はくまいさんが派手なARMをバリバリ決め、勝利をものにした


 さらにステージでは、DS「メルヘヴン カルデアの悪魔」のゲーム大会の準決勝・決勝大会が行なわれた。朝からゲーム大会に参加していたという強者達。最終戦にコマを進めたのは“おおつか”くんと“あつみ”くん。しかし、この二人。会場で知り合い意気投合し、仲良くなったのだという。こういったほほえましい展開もイベントならでは。しかし、ゲームがスタートすればそこは真剣勝負の世界。二人とも真剣な面持ちでDSに向かった。

 今回のゲーム大会は、キャラクタを育て上げた各々のニンテンドーDS用ソフトで勝負を行なうということで、これまでどれだけゲームをプレイしてきたかというのが重要な要素となる。決勝戦は3人対3人で行なわれ、先に3人を倒した方の勝利となる。1人倒れれば、もう一方のプレーヤーのキャラも倒されるなど、戦いは一進一退の拮抗した戦いとなった。

 頭脳戦の展開となったが、最後はレインドックなどのARMを的確に決めたあつみくんが勝利を飾った。ゲームの解説を担当していたKONAMIの岡田さんは「予想のつかないARMを揃えデッキを組んでいて、こんな使い方をするんだと勉強になった。大人より子供のほうが使い方がいいのかも……」と感心していた。

 イベントで明らかにされたが、9月7日に発売される「メルヘヴン 忘却のクラヴィーア」の舞台となるクラヴィーアが、アニメにも登場するのだという。つまり、ゲームがアニメに先行すると言うことになるわけで、ゲームファンはもとよりアニメや原作ファンも「メルヘヴン 忘却のクラヴィーア」をプレイしても損ではない。ボリュームもアップしていることだし、是非注目していただきたい。

会場で朝から開催されていた、DS「メルヘヴン カルデアの悪魔」のゲーム大会の準決勝戦、決勝戦がステージ上で行なわれた。最後に決勝戦に駒を進めたのは“おおつか”くんと“あつみ”くん。先に3人倒した人が勝ちとする決勝戦ルールで行なわれ、一進一退の戦いとなったが、最後はあつみくんの地力が勝った。2人は仲が良さそうだったが、会場で知り合い意気投合したのだとか。イベントならではの風景だ
何度か開催されていた「カードゲームルール教室」。多くの人が楽しみながらルールを教わっていた 会場には「カードガチャ」が置かれ、カードを購入することができた。ステージ近くに設置されていたため、イベント終了後などは多くの来場者が群がっり、一時的に混雑していた 会場内には、あちこちにクロスワードパズルのヒントが掲げられていた。答えても賞品はないとのことだが、スタッフの来場者を喜ばそうとする細かな仕掛けが感じられた


(C) 安西信行/小学館・ShoPro・TV Tokyo

□コナミデジタルエンタテインメントのホームページ
http://www.konami.jp/
□「メルフェス 2006」のページ
http://www.konami.jp/th/card/mar/event/index_mf.html
□「メルヘヴン」ゲームソフトシリーズのページ
http://www.konami.jp/gs/game/mar/
□「メルヘヴン ザ・アームバトル」のページ
http://www.konami.jp/th/card/mar/
□関連情報
【8月23日】KONAMI、「メルヘヴン」の祭典「メルフェス 2006」開催
DS最新作の体験会やゲーム大会、トークショウなど
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060823/mel.htm
【4月19日】コナミデジタルエンタテインメント、「メルヘヴン ザ・アームバトル」
第5弾はDS「メルヘヴン カルデアの悪魔」と連動
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060419/mel.htm
【2005年10月17日】「メルヘヴン」オンリーイベント「メルフェス2005」を開催
約8,000人のファンが詰め掛け大盛況
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20051017/mel.htm

(2006年8月28日)

[Reported by 船津稔]



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