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価格:9,240円(通常版) PS2用「三國志11」は、同社が3月に発売したWindows版からの移植作。シリーズ初の3D1枚マップを採用し、内政と戦闘が同一マップ上で展開される。これに合わせ、内政では1枚マップ上の決められた範囲に施設を建造する「箱庭内政」方式を採用。戦闘では街を攻撃すると都市にダメージが及ぶなど、1枚マップならではの仕組みが取り入れられている。 勢力の成長要素としては、「技巧」という要素が取り入れられた。これはコマンドを使うことで獲得できる「技巧ポイント」を消費して、「技巧」を研究するというもの。「技巧」は、槍兵、騎兵、発明、火攻など8系統に分かれており、それぞれ4段階にレベルアップし、兵科の攻撃力上昇や新兵器の登場といった強化が図れる。 一騎討ちでは、従来の1対1での戦いから、同部隊の武将が援軍に駆けつけるという要素が加わった。集まった武将を交代させながら戦うことで、さらに奥深い作戦が取れるようになった。またグラフィックスも3D化され、ビジュアル面でも強化が図られている。 また前作にもあった「舌戦」では、勝敗を決める心理バーのほかに、「怒り」の要素が追加された。舌戦中に怒りがたまり「憤怒状態」になると、通常は使用できない特殊な技を出せるようになる。相手の心理バーを減らすだけでなく、相手の怒りを貯めさせないような戦い方も必要になる。 シナリオは、184年の「黄巾の乱」から、225年の「南蛮制圧」まで、史実にのっとった7本と、仮想シナリオ「英雄集結」を合わせた8本を収録。特定のシナリオと君主をセットにした「おすすめシナリオ」や、武将達が遊び方を解説するチュートリアルモードも搭載する。 さらにPS2版のオリジナル要素として、「寡兵の曹操軍で、大軍の黄巾賊と対決する」といった、特殊な条件下でのステージシナリオが3本追加される。さらに特定の条件を満たしてクリアすると、新たに史実シナリオが2本追加される。
このほか、関平の兄「関寧」や、諸葛亮の友人「崔州平」、張飛の妻「夏候氏」など、18人の武将が新たに登場する。また音声は新たに日本語も収録し、Windows版で使われていた中国語と切り替えられる。
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□コーエーのホームページ (2006年6月26日) [Reported by 石田賀津男]
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