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4月28日以降順次発売
「グラナド・エスパダスタイル」は、特にオンラインゲームでは一般的となっているハードベンダーとのタイアップ企画をひとつにまとめてブランディングしたもの。通常、タイアップ企画は、ハードの発売時期、あるいはメーカーの戦略に左右されて、散発的になりがちだが、「グラナド・エスパダスタイル」では一種のブランドとして取り扱うことで、継続性と相乗効果が期待できる。ユーザーとしても、同作をプレイするために必要なハードウェア情報を、製品レベルで確認でき、メリットが大きい。 HUEは、よく知られているように韓国のゲームメーカーHanbitと日本のハードメーカー日立製作所との合弁会社だが、国内のマーケティングは日立から来たスタッフが担当している。今回の同時多発的なタイアップ企画はいかにもハード大手の日立らしいマーケティングといえそうだ。 今回発表された関連商品は、PCとビデオカード。PCは10万円台のメインストリーム帯が中心で、タイアップ内容は、大前提としてゲームクライアントがプリインストールされており、メーカーによって500円分のWebMoneyが付いたり、5,000円割引が受けられたりする。通常、PCとのタイアップは、ハイエンド帯が中心になっているが、現時点では比較的買いやすい価格帯になっているのが特徴といえる。 ビデオカードは、Albatron製のNVIDIA GeForce7シリーズ5製品。5製品とも「グラナド・エスパダ」オリジナルパッケージデザインが採用されており、ゲームクライアントDVDが同梱されている。もともとNVIDIAは「グラナド・エスパダ」の開発で協業関係にあり、今回のプロモーションもその延長線上にある。HUEでは、今後もNVIDIAとプロモーションを継続していく方針としている。
ただ、エンドユーザーレベルから見て気になるのは、「グラナド・エスパダ」がまだオープンβテスト中という発展途上の段階にあり、正式サービス開始日、並びにビジネスモデルも未確定という部分だろう。また、ソースネクストから発売予定のパッケージの詳細も未確定である。「グラナド・エスパダ」をプレイするためにハードウェアの購入を希望するユーザーは、そのあたりの情報の公開を見定めてからでも遅くはないだろう。
□ハンビットユビキタスエンターテインメントのホームページ (2006年4月27日) [Reported by 中村聖司]
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