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価格:5,040円
PSP「新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ -another cases-」は、2003年11月に発売されたプレイステーション 2用ソフト「新世紀エヴァンゲリオン2」にシナリオやイベントなどが追加されたアレンジバージョン。ジャンル名が示すとおり、本作は“エヴァンゲリオンの世界のなか”で生活するゲーム。登場する全キャラクタは、AI(人工知能)により各自の意思で好き勝手に行動。総監督である庵野秀明氏自身の思考、知識、作家性などが反映された「ゲームマスターAI」の存在により、ゲーム内では状況に応じてさまざまなイベントが発生する。
操作キャラクタは、「碇シンジ」、「綾波レイ」、「惣流・アスカ・ラングレー」など、シナリオごとに変化。日常生活を過ごす「フリーターン」と、敵キャラクタ「使徒」と戦う「戦闘パート」を交互に繰り返しつつストーリーが展開していく。フリーターンは、A.T.と呼ばれるテンションに似たパラメータを上げるのが主目的。日常行動や他キャラクタとの係わり合いで変化。「使徒」との戦闘では、このA.T.が高いほど有利になる。ただし、これらはあくまでも強制されるものではなく、各パートでの行動は、基本的にプレーヤーの裁量にまかされている。
新要素「インパルス」は、行動を起こす“きっかけ”になるパラメータ。インパルスは、A.T.が低い、さらには辛い体験をするほど上昇。蓄積されたインパルスは、消費することでさまざまな特殊行動が実行できる。インパルスの上限値は、インパルスを実行すると少しずつあがっていく。つまり、ゲーム終盤になるほど大掛かりな特殊行動が行なえるようになる、ということだ。
新シナリオは、ゲームを進めていくうちに順次追加されていく仕組み。シナリオごとにエンディングが個別に用意されているほか、PS2版では使えなかった「冬月」、「リツコ」、「青葉」などのキャラクタが操作できるようになる。シナリオが多数追加されたことにより、イベントのボリュームも大幅にアップしている。初めての人はもちろん、PS2版をやりこんだ人も新鮮な気持ちでプレイできそうだ。
(C)GAINAX/Project Eva.・テレビ東京 (C)1997 GAINAX/Eva製作委員会 (C)2006 NBGI
□バンダイのホームページ (2006年4月5日) [Reported by 豊臣和孝]
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