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3月18日~19日 開催 会場:新宿文化センター
料金:SS席10,000円、S席8,000円、A席4,000円
「サクラ大戦・紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪~」は、シリーズ最新作のプレイステーション 2用ドラマチックアドベンチャー「サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~」に登場する「紐育星組」のメンバーによるステージイベント。チケットの前売りは1月29日よりすでに開始しており、料金はSS席10,000円、S席8,000円、A席4,000円、大人+小学生以下各1名のファミリー席(S席のみ)は12,000円。 記者会見の出席者は、総合プロデューサーの広井王子氏と紐育星組9人のうち、ダイアナ・カプリス役の松谷彼哉さんと振付け/ボブ・ラッシー役の田村連さんを除く7人。星組としては初めてのレビュウショウということで、出演者たちの意気込みが感じられる会見となった。なお、松谷さんは欠席したものの、会見に合わせてコメントを寄せてくれた。
出演者たちは稽古がはじまったばかりで、「ようやく実感が沸いてくるとともに、期待と不安の両方を感じながらも楽しく演じたい」と言うと、サニーサイド役の内田直哉さんは「楽しくやるのもいいですけど、そんなに甘くもないので、みんなでカバーして、楽しみにして見に来た人たちに『来てよかった』と思えるようなステージを作っていきたいです。まわりがみんな若いので、みんなの力で僕を引っ張ってくれるように(笑)」とベテランらしいコメントでほかの出演者らの笑いを誘い、彼らの緊張をやわらげていた。 小林沙苗さん(ジェミニ・サンライズ役): もう少し先の話だと思っていたので、こんなに早くて驚いています。台本をいただいて、今までに2曲振り付けをしてもらったら『やっぱり私はこういうのが好きなんだな』と、あまりうまくできてないところもあるのですが、自分が楽しめるのが大きいかなというのを感じました。これから一生懸命練習して完成させて、みなさんに喜んでもらえたら、嬉しいなと思います。 皆川純子さん(サジータ・ワインバーグ役): 華組の先輩方に追いつこうと思いながらも、今のレベルでは追いつけるとは思っていないのですが、私たちなりに無我夢中で頑張って、自信を持って舞台に立って、当日は楽しみたいと思います。 齋藤彩夏さん(リカリッタ・アリエス役): 私はもともと舞台がものすごく大好きっ子なので、紐育星組のみなさんと一緒に立てるのが嬉しいです。今度のショウで紐育(星組)のフレッシュなカラーを出したいです。 園崎未恵さん(九条昴役): (昨年クリスマスのディナーショウで)皆さんより一足先に舞台に立っているので、ドキドキは終わって妙に落ち着いています。ディナーショウで教えてもらったことを忘れないうちに、紐育の公演ができるというのが、私にとってすごくいいタイミングですし、新鮮なうちにできるのが私の中ではラッキーに感じています。ショウでは頑張って、お客様に何か1つでも心に残せたらいいなと思います。 紐育星組のドラマCDのストーリーの中で、振り付け家として登場するボブ・ラッシーを田村連さんが演じられていて、今回のショウでは同じ田村連さんに実際の振り付けをしていただいているのですが、非常におもしろい方で、あんなに「ワン・ツー・ワン・ツー」とは言いませんけど、ドラマCDそのままの雰囲気でした(笑)。“星組の舞台を作っていく感じではなくて、私たちがもう星組で、舞台を作っているんだよ”という雰囲気を感じています。あと、「蝶々婦人」をやります。 菅沼久義さん(大河新次郎役): 私もディナーショウでは舞台に登っているのですが、ようやく紐育星組のみんなと本当の意味でのスタートが切れると思うとすごく嬉しくて、でも、これから大変な稽古が始まるので気を引き締めて稽古に挑んで、皆さんの前に立てればと思っています。 内田直哉さん(サニーサイド役): いままでいろいろなレビュウショウを見てきましたが、僕の知っている限りでのレビュウはとんでもないことです。それを我々がやろうとしているということでドキドキしています。無理なことはできませんが、少しでも努力していかなければ、いいものはできません。せっかくこういう場を設けてくれたわけですから、それに僕らが応えられるように「レビュウってなんなんだろう?」とそこまで考えながら作っていければいいなと思います。 あと、以前、僕はボブ・ホッシーの1番弟子という方の振り付けを受けたことがあります。彼の振り付けを目の前で見たときに非常に個性がありました。田村連さんの振り付けも似ているかはともかく、非常に個性的でおもしろい振り付けになると思います。たぶんそういう意味でボブ・ラッシーという個性的な名前をつけていただいたのではないかなと思います。そのへんもこれから期待しながら楽しみたいです。 本名陽子さん(吉野杏里役): 金メダルを取りました荒川静香選手ではないですが、ようやく実感が沸いてきたなと。私自身はまだ稽古が始まっていないのですが、観客のみなさんと一体化できるように、またみなさんの情熱に負けないようにやりたいです。今回が1回目ということで、大きな大きな1歩になるんじゃないかなと思っています。
松谷彼哉さん(ダイアナ役): ドキドキとワクワクが共存している感じです。新しい事を始めたり、知らない世界を切り開いていくということは、冒険と同じで、恐くもあり、楽しみでもあります。観に来て下さったお客様と素敵な時間を共有できる喜びでいっぱいです。
■ キャラクタの衣装を着用してみての感想
小林さん: 当日着てみたらかわいらしい、すばらしい衣装でした。でも、小学生以来のミニスカートで、女装した男性みたいなそわそわした心境でした。 皆川さん: 私は茶色い肌に全身黒いスーツを着て鏡を見たら、「誰だこれ?」という人がいました(笑)。でも、着るとちょっとはサジータに近づけたかなと思いました。 齋藤さん: 緑のワンピースの上に金と銀の2丁拳銃を下げて、その上からマントを羽織るので、もっと動きづらいかなと思っていたのですが、そうでもなかったです。着た姿は自分ながらにかわいいなと思いました。 園崎さん: 脚を出すのが苦手というかできれば避けたい人間なので、私の人生でもっとも短い丈の衣装になりました。みなさんから「似合う似合う」と言われて、いい気になって、ディナーショウの舞台に立ったら、お客様からも好評で「感動しましたー!」というお手紙もいただきました。撮影した写真を見て「うわ、昴の頭身と同じだ」と思いました。 菅沼さん: 12月のディナーショウで1度経験しているので、衣装を着てすんなり新次郎になりきれました。ディナーショウでプチミントとして登場したら「意外と男らしかったんだね。プチミントが似合ってなかったよ」と言われたので、もしプチミントになることがあったら、今度はもう少し女らしく着こなしてみたいです。 内田さん: 衣装を着ての撮影は楽しかったです。ほんとは動きのある写真が大好きなので、大扇風機とかを使いたかった(笑)。 本名さん: 私は地毛にするか、かつらにするか迷ったのですが、リアルな杏里を目指すということでほぼ地毛でやっています。小さい頃から着物は着慣れていたので和服は楽しかったです。いろんな方に「かわいい、かわいい」と言われて頭に乗って、自分でも写メを撮ったりしてしまいました。
松谷さん: ダイアナの衣装を見た時は「あ、これでやっと着られる♪」と思ってすごく嬉しかったです。白衣もキラキラしていて、髪の色も蛍光色できれいなんですよ。照明が入ると光輝くと思います。早く皆様に動くダイアナ(笑)を観てほしいですよね。
最後に広井氏は「10年前に帝都をやったときと同じように、初めてのメンバーとステージを作るということでドキドキしている。初めてのショウというのは1回しかない。1回目の“初々しさ”というのは消えていく魔法のようなものですから、第1回目というのをぜひ目撃していただきたいなと思います。2回、3回とやっていきたいと思って、必ずいいショウになっていくものですが、でも1回目の新鮮さ、初々しさ、危うさ、そういうのを含めたものはたぶん1回しか表現できないものですから、そのドキドキを僕もみんなと一緒に味わいたいと思いますので、ぜひご覧ください」と締めくくった。
1.「あなたとならば ~アラウンドザワールド~」
2.「その名はロデオ(ロデオとジュリエットより)」
3.「ビバ! ハーレム(ビバ! ハーレムより)」
4.「愛の花(マダムバタフライより)」
5.「ジャングルレビュー(ジャングルレビューより)」
6.「Try」
□セガのホームページ (2006年2月27日) [Reported by 滝沢修]
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