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SCEJ、発売まで1週間となった話題作
PSP「モンスターキングダム・ジュエルサモナー」の魅力を徹底紹介

2月23日 発売

価格:5,040円

 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの国内ビジネスを担当するソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン (SCEJ) は、PSP用RPG「モンスターキングダム・ジュエルサモナー」を2月23日に発売する。価格は5,040円。

 「モンスターキングダム・ジュエルサモナー」は、「真・女神転生」シリーズをはじめとし数々の名作RPGを手懸けてきた、岡田耕始氏(株式会社ガイア)が株式会社アトラスを独立後、初プロデュースとなるRPGタイトル。プラットフォームは発売から約1年が経過し、成熟期に入ったといえるPSP。PSPのハード機能をフル活用した本作は、ストーリー展開、戦闘シーン、モンスター育成といったRPGの王道を地で行く内容に加え、新規オリジナルタイトルとして多くのユーザーから注目を浴びている。

【世界設定】

 命はいつか、仄かな輝きを放つ石(ジュエル)と化す。

 少年は、母の仇を倒すため、4人の若き晶換師たちは、それぞれの想いを馳せるため。

 様々な想いを抱えてジュエルを求める者たちが交錯し、新たな時代への道を切り拓く。

 それは、拓かれし時代に生きる若者たちの物語。



【背景設定】

「導力革命による福音と混迷の時代~ジュエルサモナー(晶換(しょうかん)術師)の誕生~」

 “ジュエル”と呼ばれる、モンスターの結晶をエネルギー源とした“導力(どうりょく)文明”が発展し、人々の暮らしが飛躍的に豊かになった時代。しかし、急激すぎる繁栄は福音をもたらすだけではなく、混迷や招かざる客“シナー”を呼び寄せてしまう。 この未曾有の危機を回避するため、人類は持てる英知のすべてを結集して、歴史上から姿を消したモンスターをその結晶であるジュエルから具現化させる“晶換術”を編み出すことに成功する。

「ジュエルの力を具現化しモンスターを編み出す者達~ジュエルサモナー~」

 ジュエルサモナーは、晶換ジュエルを手にした時に独自の能力を発揮する晶換術師と呼ばれる存在。腕輪や杖の中にジュエルをはめ込むことでそのジュエルの持つ力を、龍や獅子など実体ある形として具現化する。

 それを“晶換獣(=モンスター)”と呼び、命令を下すことで様々な能力を発揮させる。具現化される形やその性能はジュエルの種類によって違うが、“輝力(きりょく)”と呼ばれる晶換に必要なエネルギーがなくなると、晶換獣は消えてしまう。ジュエルサモナーになるには、古(いにしえ)のモンスター遣いの血と、修道会と呼ばれるジュエルサモナー養成組織で正式な訓練を受ける必要がある。




■ 主要キャラクタ紹介

● ヴァイス:主人公 / CV:千葉進歩

ヴァイス シャッテン
 性別:男
 年齢:18歳
 身長:175cm
 体重:61㎏

 幼い頃(8歳ぐらい)にシナーによって母を殺されており、その復讐の為、仇となるシナーの行方を追っている。母を殺され、シナーへの憎しみの気持ちを強く持っている。シナーに対抗できる唯一の存在とされるジュエルサモナーの存在を知ってはいたが、頼りにならないと認識している。

 その力に頼ろうという気持ちを持っておらず、自らがジュエルサモナーになるつもりもなかったが、母の遺品にジュエルがあり、修道会で訓練を受けていないにもかかわらず、このジュエルからだけはモンスターを晶換することができる。他人からの干渉を嫌い、押し隠した内面を知ろうとする者を激しく拒絶する。常に他人と距離を置く、無口で無愛想な非社交的性格である。

-ヴァイス専用モンスター『シャッテン』-

 常闇の深淵より生まれし凶神。欲望に疼く乾いた心を持つ者にその力を貸し与え、その者に対する敵を完膚なきまでに排除する。母の形見のジュエルから晶換されるモンスターであり、その素性・能力等は謎が多い。シャッテンはドイツ語で「影」を意味する。

-特徴-
・攻撃力、魔力、すばやさが高い。
・対立(光)以外の弱点属性がない。

● リン:パーティーキャラクタ / CV:雪乃五月

リン カグツチ
 性別:女
 年齢:19歳
 身長:173cm
 体重:56㎏

 かつて地上に存在したマウルークと呼ばれた人々の末裔。ジュエルを使った動力などが存在しない島国で育ったため、進んだ文明に対して少なからず警戒心を抱いている。ジュエル(モンスター)に対しては強い尊敬の念をもっており、世界にとって重要な存在として、精霊や一種の神のように捉えている。

 故郷の島国には、シナーの脅威によって世界が滅びるという預言があり、危機感を感じた部族を代表して、サモナーとなる修行を受けることになった。その能力を使って故郷の危機を回避したいと考えている。

 観察力に優れ、物事に対して冷静に決断することができる。また、男らしくさっぱりとした性格と言葉遣いから、修道会の内部では頼れる存在。しかし、他人に気持ちを伝えるのが苦手で、無表情で何を考えているか分からないと思われがち。

-リン専用モンスター『カグツチ』-

 火を司る守護獣。灼熱の炎を纏った真紅の肢体が、近づく全ての物を焼き尽くすと言われている。

-特徴-
・魔力、魔法防御、運が高い。
・攻撃力、すばやさが高くはない。
・ステータス異常耐性が高い。
・相克(水)にはとても弱い。

● グレイ:パーティーキャラクタ / CV:鳥海浩輔

グレイ アネモス
 性別:男
 年齢:18歳
 身長:170cm
 体重:54㎏

 導力革命を進める文明発展推進派・国家元首イアザードの息子。

 幼い頃から我侭で、両親に対する愛情もほとんどない。また、父の思惑について知ろうともせず、国家元首である父に反発する子供じみた思いから、ジュエル利用について対立関係にある修道会に留学生として自らをねじ込んだ。しかし基本的な考え方は父と似たところがあり、ジュエルを保護すべき立場の修道会の意に反した行動(モンスターを道具のように扱う)を取ることがある。

 ヴァイスに対して激しいライバル意識を抱いている。かつての「エンチャンター※」に強いあこがれを抱き、ジュエルサモナーとして「強さ」を求める。物事を理詰めで考えるのが苦手で、何事も勢いに任せた行動を取る。それゆえ失言も多く、他者からは落ち着きがないという印象を持たれがちである。どちらかといえば高慢で、自尊心が強く、人を見下す傾向がある。

 ※かつてモンスターと共に暮らし、使役する能力を持っていた人々のこと。ジュエルサモナーたちの間では伝説として語り継がれている。

-グレイ専用モンスター『アネモス』-

 風を司る守護獣。素早い動きとその鋭利な身体で敵対する者を切り裂く事から、刹那の暗殺者との異名を持つ。

-特徴-
・魔力、物理防御、すばやさが高い。
・ステータス異常耐性が高くはない。
・相克(氷)にはとても弱い。

● エリシア:パーティーキャラクタ / CV:堀江由衣

エリシア タツッコ
 性別:女
 年齢:16歳
 身長:157cm
 体重:46㎏

 修道会のお膝元にある町に住む少女で、修道会で訓練を受けているサモナー候補生の中では最も能力が高い。ジュエルに対しては一種のアクセサリーのような捉え方をしており、稀少であればあるほど価値が高い=ブランド品のように捉えている。16歳の女の子、一番難しい年頃。

 大人ぶったり、可愛く見せたり、スタイルや服装を気にしたり、恋にも憧れたりなど……かなり現代的な要素が強い。見かけどおりの天真爛漫さで、その行動力に周囲の人間は否が応でも巻き込まれる事になる。自意識が強い。ジュエルサモナーとしての素質は候補生の中でも群を抜いており、他の候補生が扱えないクラスのモンスターも晶換できる。ただし、自信過剰であるが故、失敗を招くことも多い。

 子供っぽいと思えるほど自信たっぷりな発言が多く、グレイとは性格的に合わないらしく、よく言い争いをしている。

-エリシア専用モンスター『タツッコ』-

 氷を司る守護獣。その肉体は既に滅び、思念体と化している。現在の姿は晶換師のイメージによって具現化した姿でしかない。

-特徴-
・魔力、魔法防御、運が高い。
・LP、攻撃力、物理防御が高くはない。
・ステータス異常耐性が高い。
・相克(火)にはとても弱い

● バーズ:パーティーキャラクタ / CV:大川透

バーズ ニグル
 性別:男
 年齢:24歳
 身長:194cm
 体重:89㎏

 老けて見えるがジュエルサモナーを目指す24歳の学生。

 落ち着いていて多くの知識を持ち、ヴァイスのよき相談相手にもなってくれる。つねに憂いを称えた表情と達観した発言から、どこか老成した印象を受ける。知識探求欲が強く、理論や推理も得意。また、多くの経験から導き出されるアドバイスは的確で、仲間からの信頼も厚い。

 しかし、それらすべては仲間の目から、真実の自分を隠すために作り上げた殻でもあり、じつは、ジュエルサモナーになる以外にも、ある目的があるようだ。

-バーズ専用モンスター『ニグル』-

 水を司る守護獣。深遠な知識と温和な性格を持ち、悠久の昔より世界の行く末を見守ってきた。

-特徴-
・物理防御、魔法防御が高い。
・攻撃力が高くはない。
・ステータス異常耐性が高い。
・相克(雷)にはとても弱い。


■ その他のキャラクタ紹介

● ラズニ / CV:小川真司

ラズニ
 性別:男
 年齢:70代前半?
 身長:178cm
 体重:70㎏

 修道会そのもののリーダーでもある老賢者。ヴァイスを気遣う優しい学園長だが、普通の人間とは思えない大きな謎を秘めている。

 包み込むような優しさと物事に動じない落ち着きを持ち、周囲の信頼が厚い人物。修道会の設立者として尊敬される人物であるが、一方でひょうぜんとしてとらえどころがない面も。時に人知を超えた存在であるかのような、達観した印象を与える事もある。母親の仇を探すための力を求めたヴァイスを修道会へと誘い、戦う術を教え込んでいく……。時にはヴァイスに対して試練を与え、厳しく接するが、それはすべて彼を一人前のジュエルサモナーに成長させる為の彼なりの優しさの顕れとなっている。

 自らの人生をモンスターと“モノリス※”の研究に奉げており、晶換能力も大陸一と名高い。ジュエルを文明に利用することに対しては非常に消極的で、国の発展の為にジュエル導力の推進を強行する国家元首、イアザードに対しては嫌悪感を抱いている。ジュエルサモナーとしても教育者としても偉大な人物だが、その経歴や年齢、修道会を設立した目的なども一切不明とされている。

 ※宇宙創世の時から存在したとされる謎の巨大物体。物語と世界背景の鍵を握る存在。修道会の管理下に置かれており、その巨大な物体は、修道会のシンボル的な存在ともなっている。

● イアザード / CV:清川元夢

イアザード
 性別:男
 年齢:55歳
 身長:172cm
 体重:55㎏

 ジュエルの技術利用を推し進めて、国を発展させてきた指導者。民を守るためにジュエルを利用したが、それによってシナーをも発生させてしまった。

 この大陸に存在する国家の元首で、グレイの父親。十数年前に現在の地位について以来、ジュエル導力の推進を強行し、急激に国家を発展させた功労者である。表面的には、頭脳明晰で政治的手腕に長けた優れた指導者だが、その実体は、権謀術数に長けた野心家で、時代がかった喋り方が特徴の堅物。とはいえ、国の発展のために最善の行動を取っていると自負している。

 ジュエル導力への執着心が強く、視野が狭い面もある。息子であるグレイを無視するようにしているのも、そこに起因している。

● アンジュ / CV:平松晶子

アンジュ ユニコーン
 性別:女
 年齢:20代後半
 身長:164cm
 体重:52㎏

 母のように優しく、時に厳しく指導するヴァイス達の担任教師。しかし、時折見せる思いつめる表情……。過去の彼女に何があったのか……。優れた指導力と協調性、慈愛を秘めた気品ある物腰、修道会の学園長ラズニに次ぐ晶換能力とカリスマ的な存在。

 ヴァイスに対しては、ジュエルサモナーの候補生を指導する教官であり、優しく見守る母親的な存在。強い責任感と使命感による厳しい言動が、時に彼女を冷たく見せてしまう。ヴァイス達の教師という立場以外、謎が多い女性。彼女は、一体何者なのか?

-パートナーモンスター『ユニコーン』-

 鋭く立派な角は何かを傷つけるためではなく、慕って寄り集まってくる弱い生き物たちを導くために使われる。

● ジカード / CV:中田譲治

ジカード グリフォン
 性別:男
 年齢:30代前半
 身長:184cm
 体重:73㎏

 天才的な晶換術を繰り出す。常に仮面を被り、素顔を隠している人物。その正体は、かつてその名を大陸中に轟かしていたジュエルサモナー。当時は英雄として扱われていたが、ある時、修道会からその姿を忽然と消してしまった。

 その彼が、突然主人公・ヴァイスの前に現われた……。一体、彼の目的とは!? 仮面で身を隠し、年齢や経歴を始め、全てが謎に包まれた人物。敵なのか、味方なのか!?

-パートナーモンスター『グリフォン』-

 鳥類の上半身と獣類の下半身を持つモンスター。宝石を巣の中に収集といった習性があるとされているが未だに巣を見た者は居ない。

● ザット / CV:置鮎龍太郎

ザット
 性別:男
 年齢:22歳
 身長:184cm
 体重:73㎏

 修道会の3、4年前の卒業生。ジュエルサモナーとしての能力はさほど高くないが、就学時からクラスメイトの妨害工作し、他人の功績を奪い、成績を保ってきた。その結果、一応プロとしての評価はそれなりに高い。

 ザットは伝説の英雄であるジカードにあこがれていて、「こういう姿をしていた」というジカードの情報を真似した服装をしている。ただし、その情報は不正確な上に自分自身の趣味も入っており、ジカード本人とはあまり似ていない。また、そそっかしく早合点が多いため、任務の成功率は極めて低い。

-パートナーモンスター『ビートル』-

 多くは森に生息している。体格の割にはかなりの力持ちで人間を引っくり返せるほど。好物は樹液でいつも木に止まっている。

● リヒト:翼を持つシナー

リヒト
 遥か昔、光り輝く星の海から降臨せし凶神。

 両翼から放たれる光は、すべてを薙ぎ払い、浄化する力を持つと言われる。ヴァイスが“翼を持つシナー”と呼び、追い求め続ける母の仇敵である。母親殺害の狙いや、その後の行動における意図等々、すべてが謎に包まれている。

 畏怖すら感ぜずにはいられないその風貌から、凄まじいまでの戦闘力を持っていることは想像に難くない、最凶のシナー。


■ 物語序盤のストーリー紹介

 モンスターの結晶(ジュエル)を用いた”導力(どうりょく)文明”は、人々に豊かな暮らしもたらすと共に、“シナー”という悪も呼び寄せてしまう。シナーに母を殺された少年「ヴァイス」は、母の形見のジュエルから晶換されるモンスター「シャッテン」とともに仇捜しの旅を続ける。シナー退治を請け負いながら、母の仇“翼を持つシナー”捜しの日々を送っていた。

 正式な訓練を受けることもなくモンスターを晶換できる彼は、ふとしたことから、ジュエルサモナー養成組織修道会へと入ることになる。修道会に入ったヴァイスは様々な人々と出逢い、やがて、世界全体をも左右する大きな運命の流れへと巻き込まれていく……。

【母の仇を探すヴァイス~修道会へ】
ヴァイスは、酪農の村アレ=ムザで村長からシナーを退治する依頼を受けていた 母の仇であるシナーではなかったが、無事に退治したときに謎の男に出会う 水辺の町アズル=モンドでジュエルサモナー訓練生と出会う。今から訓練のようだ
ジュエルサモナー訓練生は、若い人が多いためかどことなく頼りなさそう 女性の訓練生がモンスターに襲われている。見過ごすことはできないので助けに この女性が訓練生達の先生のようだ。その強さはヴァイスの上をいくのだろうか
シナーの秘密が解かるかもしれないということで、修道会に行ってみることになる 湖に囲まれた建物がジュエルサモナー達の本拠地である修道会 修道会の頂点に立つ男、ラズニ。彼なら母の仇であるシナーを知っているかもしれない
修道会にいれば、シナーの情報が入手できることを知り、修道会入りを決意する 訓練生達とチームを組んでの訓練が始まる。こいつらと組んでだいじょうぶだろうか 仲間などは必要としない主義であるが、目的の為に利用させてもうらう……
【パーティーを組んでの初依頼~灯台】
パーティーを組んでの初任務はアイテム「大事なクオーツ」の入手が目的 ライバルである委員長チームよりも先に『大事なクオーツ』の入手に成功!! 『大事なクオーツ』を持ち錬成工房へ……マイスター:ミカエラが迎えてくれる
錬成工房にはマイスター:ジェロウの姿も 酪農の村アレ=ムザより依頼がきた ヴァイスが以前に倒したシナーが生きているとのこと
改めてシナー討伐へ向かうヴァイス一行。なぜ、倒したはずのシナーが復活したのか 街道で、偶然出会った隊商達に護衛を頼まれることになる。それほど危険な状況のようだ その夜、モンスターの襲撃を受け不利な状況を招いてしまう。一瞬たりとも気を抜けない
先日の隊商護衛を評価され、改めて護衛の依頼が。目指すは交易都市レドゥー=マンド 道中に突如現れた、ド派手なサモナー「ザット」こいつは、敵なのか味方なのか!? レドゥー=マンドに到着したヴァイス達。この先ヴァイス達を待ち受ける運命はいかに?



■ 序盤に登場するモンスター

両生類としては珍しく、乾いた場所に好んで生息するカエルの一種サハギン。ガマの油を分泌して肌を乾燥から守っている。氷属性 斜面に生えるコケを岩ごとかじって食べる幼虫サンドワーム。成長するとサナギになると言われているが、いまだ発見されていない。土属性 日中は甲羅に手足を引っ込めて岩に擬態するロックタートル。親子でも見分けがつかないようで、必死に子供を探す親の姿は珍しくない。水属性
捕食される側の代表だが、傷ついたものを助ける性質のため味方も多いフェアリーラビット。やわらかい土に巣穴を掘り大家族で暮らす。風属性 生理的な嫌悪感を与える容姿は外敵から身を守るための大きな武器である。じっくり見れば、意外とラブリーなイモムシ。光属性 仲間のジラフと一緒に森や草原などで跳ね回って遊んでいるリトルジラフ。人を見つけるとイタズラしたくて仕方なくなるおてんばな性格。雷属性
全身の炎が熱いせいなのかいつも走り回っているフレイムタートル。寿命になると燃え尽きて真っ白な灰になってしまう。火属性 人里に現れ、家畜を襲う猛獣ウルフ。群れのリーダーには従順な性質があるため、幼いうちに信頼関係を築けば生涯の友となる。氷属性 野生を感じさせない、ふくよかな体型を維持するために日夜努力を惜しまないエルバード。とにかく食べまくる姿には圧倒される。水属性
遺跡防衛のためだけに存在する生命体で、他の生き物とは一線を画するゴーレム。いつ、どのようにして生まれたのか謎に包まれている。土属性 大きくてカッコイイ大人のドラゴンに憧れている子竜ドラゴンパピー 。低い段差を利用して飛行訓練をしており長く飛べるように努力している。火属性 鋭い牙と鱗の生えた腕が特徴のベヒモ。好奇心が強く、人間の使う道具に興味がある。寂しがりやでいつも仲間と行動している。土属性



■ 晶換獣(=モンスター)の成長

 本作の特徴は、ジュエルサモナーがジェイルから呼び出す晶換獣の存在。バトルの基本は晶換獣達が戦う。晶換獣にはレベルの概念があり、戦闘を繰り返すことでレベルアップしていく。また、晶換獣のジュエルに様々な水晶(クオーツ)を与えることで融合練成を行なうが、ある条件を満たした時に進化するようになっている。さらに、戦闘以外の成長方法として、練成と呼ばれるシステムがある。錬成には「融合錬成」と「強化錬成」の2種が存在している。また、育成したモンスターを使って通信対戦を行なったり、欲しいモンスターの交換などもできる。

【ゲームスタート時パーティーモンスター】
ヴァイス リン グレイ
エリシア バーズ


-融合錬成-

 融合錬成は「錬成盤」と呼ばれる器具を使い錬成を行なう。プレイ中に得られる様々な水晶をジュエルに融合して、属性攻撃力を高めたり、新アビリティを習得させることが可能。

-強化錬成-

 強化錬成は「アルケミーパワー」と呼ばれるポイントを消費してアビリティやパラメータ、経験値を強化することのできる。錬成工房にいる、マイスター:ジェロウはアビリティを、マイスター:ミカエラはパラメータを強化できる。

【モンスター進化例】
捕獲時のレオ
【ファイアーレオ】 【ウインドレオ】 【ウォーターレオ】
レオに「炎のクオーツ」を5個溶かす レオに「風のクオーツ」を5個と、何らかのクオーツ(属性問わず)を5個溶かす レオに「水のクオーツ」を5個と、何らかのクオーツ(属性問わず)を5個溶かす



■ 戦闘システム

八相図
 世界の理が八つの属性から世界ができているという、本作の哲学論をベースにした戦闘システムを採用している。

 八つの属性には、「対立関係」を持つ光と闇、「相克関係」を持つ火・氷・風・土・雷・水が存在している。「対立関係」とは簡単に言えば、「光は闇を照らし、闇は光を遮る」ということ。「相克関係」は、「火は氷に強く、氷は風に強く、風は土に強く、土は雷に強く、雷は水に強く、水は火に強い」ということになっている。すなわち、属性の関連を知ることが、最強のモンスター作る上で最も重要なことになる。


■ ゲームサウンドアーティストが夢の競演

 名作と呼ばれるタイトルには、必ず名曲と呼ばれるゲームミュージックが存在している。本作は、ゲームの楽しさを追求するだけではなく、ゲームサウンドの存在をも追求し、ゲーム業界誕生以来、現在も語り継がれる名作ゲームにおいてサウンドを担当した多数のゲームサウンドアーティストが参加している。(表中敬称略)

細江慎治 「リッジレーサー」シリーズ、「スパイクアウト・バトルストリート」など
崎元 仁 「ファイナルファンタジーXII」、「グラディウスV」など
光田康典 「クロノトリガー」、「クロノクロス」、「ゼノギアス」など
伊藤賢治 「新約 聖剣伝説」、「カルドセプト セカンド」など
下村陽子 「ストリートファイターII」、「フロントミッション」など
岩田匡治 「オウガバトル」シリーズ、「ファイナルファンタジータクティクス」など
増子 司 「真・女神転生」シリーズなど
鈴木康行 「巨人のドシン」、「太陽のしっぽ」など
佐宗綾子 「ストリートファイターEX」、「ファントムキングダム」など
緒方貴宏 「魔剣」シリーズ、「真・女神転生NINE」など



■ プロデューサー岡田氏からのコメント

「モンスターキングダム・ジュエルサモナー」制作にあたって

GAIA 岡田耕始氏
 オリジナルゲームを開発したいという思いからガイアを立ち上げた時に、ちょうどSCEさんからPSPでの開発の話を頂きまして、このプラットフォームであればゲームの原点に立ち返ることができるのではと思い、RPGの開発に着手しました。本作はRPGとしてのベースの面白さを盛り込んだ上で、携帯ゲーム機の手軽さと利便性を活かすという制作コンセプトを掲げました。

 戦闘などのシステム的な遊びとメッセージ性の強いストーリーの両立を図っていますので、PSPの持ち味を活かして手軽にRPGをプレイしてもらえればと思います。また、PSPの携帯性を活かした遊びとして、実時間と連動してモンスターのカスタマイズを行なう「錬成(育成)」システムなど、普段のライフスタイルの中での遊び、といったゲームプレイも用意しています。さらにPSPの横長画面を活かした画面レイアウトなど様々なチャレンジもしていますので、御期待ください。

(C) Sony Computer Entertainment Inc.

□プレイステーションのホームページ
http://www.playstation.jp/
□「モンスターキングダム・ジュエルサモナー」のページ
http://www.playstation.jp/scej/title/js/
□関連情報
【2005年10月24日】SCEJ、「秋葉原エンタまつり」でクリエイターズセッション開催
「ワンダと巨像」からは上田氏、海道氏、「モンスターキングダム」からは岡田氏
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20051024/scej.htm

(2006年2月15日)

[Reported by 志賀康紀]



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