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価格:5,229円
今回は、物語序盤のエピソードを中心に登場キャラクタ、戦闘シーンなどを紹介していく。 【12話】 「昔ね――、嫌なことがあるといつもここへ星を見に来たんだ」(シオン)
兄ジンと再会するシオンだったが、その逢瀬も気まずいまま、再び街へと足を向ける。そこで偶然出会ったアレンの励ましを受け、シオンは穏やかな気持ちを取り戻すのだった。
【13話】 「(このコードを打ち込めば、Y資料は守られる。迷う必要はないはず――)」(ユリ)
U.M.N.管理センターでは、ユリ・ミズラヒ立会いの下、モモの解析が始まろうとしていた。珍しくモモに優しい言葉をかけるユリ。しかし、Jr.はその真意を感じ取っていた。頑なな態度を崩さない彼女に、Jr.は幼い日の秘めた約束を話す。ジギーは、かつてユリと同様に子供を亡くしたと語った後、モモも自分の娘だと思えないかと彼女に提案する。
モモの解析のプロテクト解除直前、人格層を停止状態のモモが何かを訴える。アルベドが仕掛けていたトラップが発動し、Y資料流出の危機が。データを破棄しようとするユリ。だがそれは、人間で言うなら命を奪うに等しい行為だった。だが、モモは自らの意志で精神を自爆させ、ヨアキムの遺産を守りぬこうとしたのだった。
一方、連邦議会には、移民船団の教皇が姿を現す。そしてミルチア紛争の謎に迫るべく、ジンに助力を求めるヘルマー。ゾハルを入手せんとする各組織の動きにより、事態は大きく動き出していた。
【14話】 「一人ぼっちは――ヤダぁっ! ルベドが死んだら、僕も死ぬぅっ!!」(アルベド)
モモを救うため駆けつけたシオンとアレン。アレンのサポートにより、シオンらはエンセフェロンダイブするが、そこは、モモのモデルとなった少女、サクラ・ミズラヒの内的世界だった。14年前、Jr.(ルベド)がガイナン(ニグレド)やアルベド達と共に、対ウ・ドゥの訓練をしていたユーリエフ・インスティテュートやサクラの家で、シオンらは、Jr.の記憶を追体験していく。
アルベドは、不死ともいえる再生能力をルベドとガイナンに見せつけ、誰もがこうすればいいと語る。だが、それは彼だけの能力だと知り、そこから少しずつアルベドは心が壊れていく。
サクラの病気の原因を取り除く治療は、ミッションとして行なわれた。ユリと当時軍人だったヘルマーも立ち会い、過酷な試練を与えられたU.R.T.V.達に同情を見せる、だが、遺伝子上の父・ユーリエフは動じなかった。
サクラの下にダイブしたルベド達。そこに突如としてウ・ドゥの欠片が襲い掛かり、サクラは恐怖のあまり、逃げ出してしまう。標準体達は次々と汚染されモンスター化し、ルベドらを襲った。それらに捕まったルベドは、サクラを守るべくアルベドを行かせる。だが、ようやく駆けつけた時、サクラは――。
【15話】 「ルベド、見ているか! さあ、俺たちの新世界で待ってるぜ」(アルベド)
Jr.の記憶はサクラの死では終わらなかった。時は、ミルチア紛争の最終局面を迎えようとしていた。今度こそサクラの死を乗り越えようとするJr.。その姿にシオンもまた、過去を乗り越える決意を新たにする。現実の世界では、ガイナンがJr.を案じつつ連邦主星に向かう。しかし、それは彼の意志ではなかった。
ネピリムの歌声装置でのウ・ドゥとの対峙、ルベドの連鎖遮断、標準体達の暴走――。そして、ネピリムの歌声に戻ったJr.は、アルベドと対峙する当時の自身を見る。怒りに我を忘れかけたJr.。危険を察したモモの意識が戻ったことでY資料が流出し、その負荷によりモモの精神は今度こそ壊れようとした。その時――。
全員が無事にエンセフェロンから帰還したものの、Y資料は流出。アルベドは旧ミルチアへと至る鍵を手にする。同じ頃、ミルチア紛争の頃に死亡したはずのディミトリ・ユーリエフが復活。その手段とは――。
本作は、「ゼノサーガ エピソード I [力への意志]」と「ゼノサーガ エピソード II [善悪の彼岸]」をひとつにまとめたタイトルであるが、2つの物語をひとつの物語に再構成するにあたり、原案に沿ったオリジナルのエピソードが追加されている。そして、エピソード I と II とは違ったキャラクタの視点から物語が語られたり、原案には存在したが明かされることのなかった物語も語られるという。
墓地に葬られているのは、亡くなった人の身体だけじゃない。暗く、冷たく、深く、静かな土のなかにもっと別のものが――。 眠っていることがあるんだ。 ■ 「アンドリュー、アーキタイプとの遭遇」
だが、同時に俺にはもうひとつの顔があった――。 好んで、二つの仮面を手にしたわけじゃあない。 俺はただ、求めていただけだ。俺が俺であることをやめず、世界と語り合う方法を――。 ■ 「カナン、ノイズが埋め込まれたあの日――」
もっともそれは――、人によっては多大な価値を持つものらしい。 巨大な陰謀の真相だの、紛争の影の真実だの、ご大層な肩書きを聞かされた。 いずれにせよ、俺の任務には、関係のないシロモノだ――。だが、ノイズは常に解析されることを求めて、俺の脳裏で呻き続ける――。 そう、あの時から――。
■ ノンプレーヤーキャラクタ(NPC) 【ディミトリ・ユーリエフ】Dimitri Yuriev
身長:188cm 体重:75kg 享年:不明 年齢:不詳 生前は枢機院の議員の一人で、ユーリエフ・インスティテュートの設立者。Jr.(ルベド)やガイナン(ニグレド)、アルベド、シトリンなどのU.R.T.V.の遺伝子の提供者。 当時は枢機院でもかなりの実力者であり、現在でも連邦内部に数多くの信奉者が存在している。ミルチア紛争の頃に死亡したといわれていたが、復活を遂げる。 【サクラ・ミズラヒ】Sakura Mizrahi
性別:女 ヨアキム・ミズラヒとユリの娘であり、モモのモデルとなった少女。脳に先天的な障害を持っており、実世界においては感情を表すことも話すこともできない。治療の為に、ユーリエフ・インスティテュートへと預けられた際、対ウ・ドゥ用の訓練を行なっていたルベドと出会うが、治療を兼ねたU.R.T.V.の演習中に命を落とす。 【シトリン】Citrine
性別:女 U.R.T.V.個体No.668。ユーリエフによって創られた668番目のU.R.T.V.女性体。何らかの特別な能力が備わっており、それはニグレドと同じものらしい。幼少時代、ニグレドに対してのみ接触を計っている。 【ヘルマー】Helmer
性別:男 第二ミルチア自治政府代表討議員。ガイナンやJr.の良き理解者で、クーカイ・ファウンデーション設立の立役者。ゾハルとウ・ドゥの危険性に早いうちから気づいており、それらを未然に防ぐ為、現在もクーカイ・ファウンデーションと共にさまざまな活動を行なっている。軍人時代はジンの上官であり、ユリやユーリエフとも親交があった。 【セルギウス17世】Sergius X VII
性別:男 宗教組織「移民船団」の教皇。長い間、政治の場に姿を現すことはなかったが、第二ミルチアとファウンデーションへの嫌疑事件を機に、オリジナルゾハルを巡る政治の表舞台に登場する。 ■ その他のキーワード 【U.R.T.V.】 ウ・ドゥ-レトロヴァイラスと読む。ウ・ドゥの波動と反存在波長を持つことで、ウ・ドゥとの対消滅を目的とした兵器。計画の立案者であるディミトリ・ユーリエフの遺伝子情報を使用し対ウ・ドゥ用に生み出された、生体兵器(デザイナーズチャイルド)である。全部で669体が製造され、それぞれの固体にはNo.001からNo.669までのナンバリングが施されている。そのうち変異体には固有の名称がつけられている(ルベド(Jr.)、アルベド、ニグレド(ガイナン)、シトリン)。 【惑星ザバロフ】 ザルヴァートル派の勢力が根強い惑星で、ユーリエフ・インスティテュートが開設されている。ヨアキムと別居したユリ・ミズラヒは、サクラとともにこの惑星に住んでいた。ミルチア太陽系に近い太陽系に属するため、ミルチア紛争時は星団連邦治安維持派遣艦隊の根拠地となった。 【ミルチア紛争】 ツォアル事変の最終局面となる紛争で、シオンの故郷であるミルチアが戦場となり、連邦政府軍とU-TIC機関との激戦が繰り広げられた。連邦政府軍は、ミルチアに対し三度の降下作戦を実施し、第三次降下作戦には、特殊部隊であるU.R.T.V.も投入している。記録では、三次降下作戦の折にU-TIC機関創設者であるヨアキム・ミズラヒによって引き起こされたゾハルの暴走が原因で、局所事象変移が起こりミルチアは何者も近づくことができなくなってしまったとされている。 【U.M.N.管理センター】
第二ミルチアにあるU.M.N.転移ゲートの管理施設。かつてはヴェクター・インダストリーの転移ゲート制御施設だった。現在も関連施設、資材の98%をヴェクターが供給している。 ■ 戦闘シーン
キャラクタ(E.S.)は、個性に合わせた強力な技を持っている。これらを連続出して高ダメージを与えることができた場合、カットインによる演出効果が現れる。本作ではE.S.で移動するマップもあり、そこでは迫力あふれるロボバトルを楽しむことができる。E.S.にはパイロットとサブパイロットが搭乗しており、搭乗者やその組み合わせによって、技が変化するという。
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□ナムコのホームページ (2006年1月23日) [Reported by 志賀康紀]
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