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★PCゲームレビュー★

数百のユニットが1万年もの時代を越えて
戦争を繰り広げる、人気歴史RTSの日本語版

「エンパイア・アースII 日本語版」

  • ジャンル:リアルタイムストラテジー
  • 開発元:Mad Doc Software
  • 発売元:ライブドア
  • 価格:8,980円
  • 対応OS:Windows 2000/XP
  • 発売日:10月28日(発売中)



 紀元前1万年の太古の昔から23世紀の未来世界までを舞台に、槍や投石器といった原始的な武器から戦車に核ミサイル、果ては二足歩行ロボの戦闘までをカバーした壮大な歴史RTS(リアルタイムストラテジー)、それが「エンパイア・アースII 」だ。

 RTSで“エンパイア”といえば、なんといってもマイクロソフトの「Age of Empire」シリーズが有名だが、「Empire Earth」はそのリードデザイナーのひとりである、Rick Goodman氏が開発に携わった作品だ。「Age of Empire」から基本的な流れは受け継ぎつつ、大きく発展させたのが「Empire Earth」であり、本作「エンパイア・アースII 」はその続編になる。

 前作である「Empire Earth」から実に4年ぶりの続編となるのだが、今回の開発はRick Goodman氏率いるStainless Steel Studiosではなく、拡張パックを手がけたMad Doc Softwareが担当している。


■ 前作「Empire Earth」から4年、何がどう変わったのか!?

 「エンパイア・アース II」は4年ぶりのシリーズ最新作というだけあって、前作に比べて格段の進化を遂げている。中でもグラフィックス面の強化とユニット数の増加、それに天候や領土といった新要素の追加が大きな特徴だ。

 グラフィックスはRTSらしく“RTSとしてうまくデフォルメされた美しさ”に磨きがかかっており、のっぺりしがちな小型ユニットまでも細かく作りこまれ、水面の反射や影、爆発や炎上といった効果もより美しく、派手になっている。

 新要素である天候の変化については、季節によってフィールドにランダムで雨や雪が降ったり、雷が落ちたりする。吹雪や砂嵐の際は、その画面効果のせいでプレーヤーの視界が悪くなるだけでなく、各ユニットの移動速度や命中率が落ちたりと、戦闘にも影響を与える。

 ただ、グラフィックスが進化した分、要求されるPCスペックもそれなりに高い。特にゲーム終盤における、複数の陣営が数百ものユニットを同時に動かすような展開に突入すると、低スペックのPCではグラフィックスオプションをかなり下げないとゲーム全体が非常に遅くなってしまう。また天候の変化もゲームにあまり影響を与えないわりには、全体的に遅くなるという事から、マルチの対戦では天候変化の設定をオフにされがちだったりする。

 本作は日本語版という事で、ローカライズについてはゲーム中のメニューやメッセージ、ユニット解説などテキスト関係はすべて日本語化されている。音声部分は英語版そのままで吹き替えはないが、チュートリアルの解説などは同時にテキストも表示されるので、音声が英語のままなのはむしろゲームの雰囲気を崩さないという点で歓迎だ。

戦争シーンのズーム。ゲームでは時代に応じてさまざまなユニットが登場する。文明を発達させれば、ユニットもどんどん進化していく 時代が進化すれば、こんな未来兵器も生産可能になる。写真は新型潜水艦にロボット兵器。騎士の時代と比べるとまるで違うゲームのようだ ものすごい数のユニットらが激突しあうのが本作の醍醐味だ。戦力が整ってくるゲーム後半だと、数百のユニットが戦うシーンもよくある
城壁を破壊し、敵の領土へ大軍団が突入! 一気に首都を落とす。爆発や炎上の効果もハデで、大規模な戦争シーンは見ていて気分爽快 天候の変化も本作からの要素。写真は雨が降ってきたシーン。さらに雨から激しい嵐になって、雷が落ちるとユニットにダメージが 雪が降ってくると建物や地表も真っ白になる。吹雪になれば、画面がこんなに見づらくなり、ユニットの視界や速度、射程も落ちてしまう

PCの性能によっては、快適に遊ぶためにグラフィックスの設定を落とす必要も出てくるだろう。写真は左から設定画面、最低画質、最高画質だ。普段は遠目から引き画面でプレイしているため、違いがわかりにくいが、ズームしてよく見ると一目瞭然だ


■ システムはRTSの王道、ユニットのバリエーションはものすごい数に

 ゲームシステム、流れは一般的なRTSのシステムそのままだ。自分の領土に建物を作り、資源を採集して、ユニットを生産し、戦争で領土争いを繰り広げるシミュレーションゲームである。

 最初にプレーヤーはある決まった“時代”に、“街の中心”という建物と、そこで生産できる“市民”ユニットを保持した状態でスタートする。市民は資源を回収しながら建築物を作り、建築物からはユニットを作っていく。リアルタイムで指示通り動く各種ユニットに指令を与え、自らの帝国を繁栄させていくわけだ。

 前作にはなかった特徴としては、マップに国境線が引かれて領土の境界が明示されている事が挙げられる。その領土を得るには“街の中心”や“要塞”を建てる必要がある。それぞれ領土には建てられる建築物の数が決まっていて、トータルのユニット数にも影響し、また自国領土内ではユニットの能力も上がる。つまり、軍備を増強するには領土の拡大が不可欠であり、国境付近の防衛線と拠点の構築、攻城戦や篭城といった戦略がより重要度を増し、面白くなっているのだ。

 また歴史系RTSの場合、自らの文明を発達させて新兵器を開発していくのが重要なポイントとなるが、本作では“大学”や“神殿”を建てテクノロジーポイントを貯め、新テクノロジーを開発していく。

 テクノロジーは素材加工だったり社会制度だったり、発明だったり、その効果は戦闘ユニットの性能アップから資源採集の効率を上げるもの、建物に付加価値を与えるものなどさまざまで、たくさんのテクノロジーが開発できれば、さらに自らの文明全体の“時代”をも進化させる事もできるようになる。

 時代は紀元前1万年の石器時代から青銅器、中世、産業革命に近代を経て、最終的には23世紀の機械生命体時代まで全15段階あり、各時代ごとに生産できるユニットや建物なども変わる。それに伴い戦争の戦術も大きく変化し、史実でも鉄砲や大砲の台頭で騎馬隊が衰退していが、それと同じような事がゲーム中でも起こる。

 ゲームではこういった時代の進歩がめまぐるしく、また時代とともに建築物や市民の服装も大きく変化し、土や木でできた建物から、石やレンガ製へ、果てはコンクリートのビルといったように、各時代に応じてガラリと都市の外観も変わってくる。

画面下で進化させるテクノロジーを選択中。日本語で説明も出る。テクノロジーを6つ進化させれば、時代を次に進められる 敵の都市や重要施設は破壊するだけでなく、歩兵系ユニットで侵略し、自分のものにできる。写真は赤く光っている都市を歩兵で侵略中だ 簡単に城壁が設置できるのも、本作の特徴だ。国境付近に城壁と要塞でいかに防衛ラインを構築するか、また攻略するかが楽しかったりする
兵器の中には簡易要塞のように兵を中に篭らせて戦うやぐらや、城壁を突破するための杭のようなものも登場。時代とともに進化もする 画面最上部、「XI」というのが時代を表す。現在11番目の時代(近代時代)という意味。時代移行期には、新旧の兵器が混合で部隊を組む事も 4番目の時代(鉄器時代)の日本の建物とユニット。甲冑の武者やちょんまげなどそれっぽいが、一部中国っぽい兵隊や建物も

 圧倒されたのが、これらユニット類のボリュームだ。最初にプレーヤーが選択できる文明(そのプレーヤーの勢力)もインカ、マヤ、アステカといったものからアメリカ、ドイツ、そして日本に中国、朝鮮まで全14勢力におよび、トータルで500種類を超えるユニットや建築物が登場する。この数は前作と比べても3割以上増えている事になる。

 中には特殊な能力を持った指導者ユニットや、その文明、時代ならではのユニークユニットもあり、たとえば日本なら“侍”に“忍者”、“ゼロ戦”。ドイツなら“ヤークトパンター”、イギリスなら“MI6諜報員”といった具合に、とにかくユニットのバリエーションが豊富だ。

 ここまで登場ユニットが多いと、ゲームのバランス調整も難しくなるのだが、本作では各時代、どんな強力なユニットであろうとも必ず不得手とする対抗ユニットが存在し、ユニットごとの相性を明確にしている。

 たとえば歩兵系ユニットで強い順に並べると、軽歩兵→重歩兵→軽騎士→重騎士→軽歩兵となり、言わばジャンケンのようなすくみ関係になる。ゲームではさらに軽砲や重砲といった車両系ユニットや、艦船、航空ユニットも登場するので、すべての相性を覚えるには、だいぶゲームをやりこむ必要があるだろう。

 ただテーマが壮大でユニットの種類や扱える数も多く、内政から外交、文明の開発まで管理すべき事も多いため、こういった歴史系RTSに慣れている人でないと、最初は少し戸惑ってしまうかもしれない。

 しかし生産から開発、戦争など根本的な流れはシンプルであり、各ユニットのAIもそれなりに賢く、自動化されて使いやすくなったインターフェイスなどもあるため、実際に数回プレイすれば、初心者でも遊び方のコツはすぐ理解できるはず。各ユニットの相性についても、最初はよく理解できなくても、数で押していけばなんとかなるので、そう難しく考える必要はないだろう。

 なにより本作はチュートリアルが充実しており、ゲームの基本的な流れから外交、戦闘ユニットの相性まで、プレイしながら順を追って丁寧に解説してくれるため、まるでRTSをプレイしたことのないビギナーでも、段階を経て覚えていけるようになってる。

 さらに付け加えておくと、以前からこの手のRTSでは資源採集の管理がめんどうだったが、本作では市民管理機能が搭載され、だいぶラクになっている。どの資源に何人市民ユニットが割り当てられ、手の空いている市民は何人なのか。本作ではそういった管理、配分が、簡単に行なえるようになっているのだ。これは地味ながら、とても便利な機能だった。

視界が広く、移動速度が速い斥候。放っておいても自動でマップ中を歩き回って偵察してくれるコマンドがあるのが嬉しい どこの資源に何人の市民を配分するか、一発で行なえる市民管理機能。カーソルの数字が遊んでいる市民なので、これを配分してやるわけだ 経済力や国力、軍事力が他国より秀でると、指導者ユニットが現われる。これはかなり強力なユニットであり、特殊な能力を持っている


■ 史実を題材に、さまざまなミッションが楽しめるシングルプレイキャペーン

 シングルプレイは用意されたシナリオをクリアするキャンペーンと、マップやルールを好きに設定して対戦を楽しむスカーミッシュの2種類になる。

 キャンペーンは朝鮮編、ドイツ編、アメリカ編がそれぞれ8づつ、合計24シナリオが用意され、これは実際の歴史上の流れや戦争を再現しつつ、一部オリジナルな展開も付け足したストーリーになり、たとえば朝鮮編なら紀元前2333年から西暦676年までの、朝鮮半島で燕や漢といったさまざまな民族との紛争、統一までが展開される。

 アメリカ編なら1898年の米西戦争、1918年の第一次世界大戦ムーズーアルゴンヌ戦、1943年の第二次世界大戦北アフリカ戦から、果ては2070年の未来戦争まで展開する。さらにシングルのキャンペーンでは朝鮮、ドイツ、アメリカ編とは別にターニングポイントと称してノルマンディ上陸作戦をドイツか連合軍で、中国三国の時代を魏か呉でプレイする4シナリオも遊べる。

 これらの難易度は6段階から選べ、最低難易度を選べば敵の生産速度や敵ユニットの性能も大きく落ちるので、操作の不慣れなRTSビギナーでも楽しみながら勝てるレベルになる。筆者の場合、実はこの手の本格的なRTSは久しぶりだったのだが、キャンペーンを6段階のうちの中間、“普通”難易度でプレイしたところ、序盤からなかなか手ごたえがあり、だいぶ苦戦してしまった。

 たとえば朝鮮シナリオの3つめは、序盤で敵の大軍勢が攻めてくる中、街を死守しなければいけないのだが、筆者の朝鮮軍は軍備を整える前に侵攻され、一方的に蹂躙される始末。当初はもう絶望的なほどの戦力差で、難易度を下げようかと思ったくらいだった。

 が、何度も戦略を変え防衛拠点を変えつつ、地の利を生かして“監視塔”や“要塞”を迅速に建築したり、兵隊を自動生産コマンドで拠点へ送り出す事を覚えたりしていくと、敵の大軍勢ともなんとか渡り合えるようになり、結果的にギリギリで勝利をもぎ取る事ができた。ひさびさのRTSでこの達成感は非常に嬉しく、こういった試行錯誤と戦略の研究こそRTSの楽しみであり醍醐味だと実感できた。

 キャンペーンシナリオについては、さまざまなミッションが用意されており、全28シナリオとボリュームもそれなりにあるのだが、選択可能な文明がドイツ、アメリカ、朝鮮の3勢力しかないのが残念だ。全14文明分とまでは言わないが、あともう2~3文明分くらいキャンペーンを遊びたかった所ではある。

 ちなみに本作にはマップエディタも付いている。完全日本語化されており、マップやミッションをかなり細かく製作できるので、自分でオリジナルシナリオを作ってみるのも面白いだろう。

朝鮮編の3番目のシナリオ。画面上部から燕王朝の軍勢が大量に押し寄せてくる。準備している時間も短い。要塞を建てて壁を作り、耐えまくり アメリカ編で最初のシナリオは、1898年の米西戦争が再現されている。キューバでスペイン軍を追い払う。丘の上にある要塞を歩兵で攻略する マップエディタといっても、マップだけでなくスクリプトやシナリオなど、細かい設定も可能だ。すべて日本語化されているのが嬉しい


■ フリープレイによるひとり対戦モード「スカーミッシュ」がかなり楽しい!

 「スカーミッシュ」モードはマップやルール、コンピュータAIの陣営などを自由に設定して、最大10陣営が戦う、言わばフリープレイになる。本作のマルチプレイは、スカーミッシュの対戦相手がAIから人間になったものだ。

 このスカーミッシュでは非常に細かくルールが設定できる。敵全滅や都市の占領、王ユニットの生存など、勝利条件に応じて複数のゲームモードが用意され、時代範囲からランダムマップの地形やサイズ、天候やゲーム速度まで細かくカスタマイズ可能だ。

 AIもなかなかよくできており、地形の特性をきちんと考えて防衛施設を構築したり、外交を行なってきたりもする。ともすればマルチの練習用、なんて考えられがちなモードだが、そんなオマケ的なできではなく、かなり遊べるモードだった。

 実をいうと筆者が最もハマったのが、このスカーミッシュモードだ。特に2~4陣営くらいで中サイズのランダムマップでプレイするのが時間的にも調度良く、ゲーム難易度もやや高めにしておくと程よい手ごわさで、仕事の合間に気分転換で始めたつもりが、気が付けば1~2時間くらい、夢中でユニット生産と戦争ばっかりしている事もあったほどだ。

 なにより気軽に始められるという点が大きく、いろいろな文明、時代を設定してユニットの能力を試してみたり、CPUのレベルを上げてチャレンジしてみたり、楽しく遊ばせてもらった。

 AIの強さもシングル同様、6段階から選べて、それとは別に各プレーヤーにハンデも設定できるため、RTS初心者なら、まずこのモードでゲームのコツをつかみ、各種ユニットの能力や攻略パターンを覚えていくのが良いかもしれない。

 最後にインターネットでのマルチプレイにも触れておこう。CPU相手の対戦で面白いのだから、人間相手ならもっと面白い、というのは言うまでもない。拮抗したゲームならなおさらだ。

 何度かマルチ対戦を経験してみたが、本作のようなコアなファン層が多いRTSで、しかも続編となると、マルチプレイ人口に対する上級者の比率がかなり多いように思えた。筆者もシングルプレイである程度鍛えて、英語版のマルチプレイに何度も挑戦したのだが、毎回笑っちゃうほどボッコボコに負けてしまう。上級者はユニットごとの相性をちゃんと理解してるし、その文明や時代ごとの強力なユニットや戦略をちゃんとわかっている。そもそもユニットの生産スピードからして全然違う。あらためて、本作の奥の深さを思い知った次第だ。

 本作ではプレーヤー間の実力差を埋めるために対戦でハンデの設定もできるようになっているが、肝心の実力を評価するシステムがないので、ハンデはあくまで自己申告での設定になる。これがやや残念で、実力に合わせたマッチングシステムがないなら、スコアや戦績のような実力を測るモノサシみたいなものがあればよかったのに、と思う。

 さて、肝心の日本語版である本作のマルチだが、残念ながら現状では人がかなり少なく、同じ腕前の相手を探すどころか、いっしょにプレイできる対戦相手自体を探す事すら難しい状況だったりする。

 その最も大きな理由がゲームのバージョンだ。マルチのユーザー数はもともとそれほど多くはなく、その大多数が英語版ユーザーだ。日本人でもこの手のゲームが好きな人は日本語版登場前に英語版を買ってしまっている人も多い。

 しかし日本語版はVer1.05で、なぜか5月に登場している英語版のVer1.1すら適用されていない。英語版は11月の中旬にさらにパッチが出てVer1.2になっているが、違うバージョン同士は対戦できないので、本作での対戦は日本語版ユーザーのみ限られてしまう。

 実は日本語にローカライズされたPCゲームの一番不安な点がここにある。代理店が違っていた前作「エンパイア・アース日本語版」でも英語版パッチから日本語版パッチが出るまでにかなり長時間かかったようだが、パッチが出ただけまだマシなほうで、一昔前なら、パッチすら期待できないゲームも多かった。

 今回、ライブドアはかなり早い段階で本作のパッチ開発を表明しており、日本語版用の最新パッチは近日リリース予定との事だ。これくらい早めに対応してもらえるのは、ローカライズPCゲームが好きな筆者としては嬉しい限り。

 海外産PCゲームの場合、ゲームを売ってしまえばそのまんまというメーカーも多い中、ライブドアのこういった姿勢は高く評価したい。今後もこういったパッチ関係はできる限り頑張って、後々までサポートし続けて欲しいと思う。

 歴史RTSといえば、すぐ思いつくものだけでも「Age of Empire」や「Rise of Nations」、「Empires」に「Cossacks」とさまざまなものが出ている。シリーズ化され、続編が今でも出ているものも多く、昔から根強い人気を誇っているジャンルだ。本作は完成度も高く、そういったコアなファンにもおすすめできる作品と言える。と同時に、数百ものユニットが大戦争をする迫力、市民管理機能や自動生産、自動策敵といった補助機能の充実、オプション設定の豊富さや日本語解説などから、ぜひRTS初心者にも遊んで欲しいゲームでもある。シミュレーションに興味があったけど、難しそうで……なんて人は、英語のデモ版も出ているので、一度試して欲しい。

スカーミッシュではルールを細かくカスタマイズできる。シングルキャンペーンで登場しない文明は、ここで選択してプレイしてやろう スカーミッシュではまさになんでもあり。時代を15番目(機械生命体時代)に設定して、超未来兵器で戦争を楽しんでみたりもできる バージョン違いで対戦できないロビー。現状で日本語版である本作では対戦相手がほとんど見つからない。早くパッチが出て欲しい

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【エンパイア・アースII】
  • CPU:Pentium 4 1.5GHz以上(Pentium 4 2.2Ghz以上)
  • メモリ:512MB以上(1GB以上推奨)
  • HDD:2GB以上
  • ビデオメモリ:64MB以上


□ライブドアのホームページ
http://www.livedoor.com/
□「livedoor GAMES」のページ
http://games.livedoor.com/
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(2005年11月28日)

[Reported by 三須隆弘]



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