アイディアファクトリー、「ソウルズ」シリーズの魂を受け継いだ PS2用シミュレーションRPG「ブレイジング ソウルズ」
2006年1月 発売予定
価格:7,140円(通常版)
9,240円(限定版)
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イメージイラスト |
アイディアファクトリー株式会社は、プレイステーション 2用シミュレーションRPG「ブレイジング ソウルズ」を、2006年1月に発売する。価格は、通常版が7,140円、特典の同梱された限定版が9,240円。
「ブレイジング ソウルズ」は、同社が異なるシリーズで共有しているファンタジー世界“ネバーランド”を舞台とする「アイエフ ネバーランド」シリーズの最新作。タイトルに「ソウルズ」があるように、「新紀幻想 スペクトラル ソウルズ」および「同 2」の続編として基本的な部分は継承しながらも、新たなストーリー、システム、世界設定、要素など、大きな進化を遂げ、タイトルもリニューアルされての発売となる。
舞台は七年戦争から十数年後のネバーランド。主人公のゼロスは、報酬さえあれば、物資の搬送から暗殺までなんでもこなすコントラクターとして、各地を旅している。その彼がある日、強大な魔力を秘めたエネルギーの結晶体「コア・エレメンタル」を手に入れたところからストーリーが始まる。
【ストーリー】 |
七年戦争と呼ばれるネバーランド戦役から十数年の月日が経ち、世界は戦乱の時代から安定の時代へと移り変わり始めていた。しかし、大地に刻まれた傷跡は深く、いまだ癒されずにいた。特に、「異界の魂」と呼ばれる者を召喚するために失われた魔力は計り知れず、そのために世界のバランスは崩れ、モンスターが凶悪化し、大きな問題となっていた。
そんな中、コントラクター(請負人)を生業とするゼロスは、とある事件をきっかけに
強大な魔力を秘めた素(エネルギーの結晶体)である玉石、「コア・エレメンタル」を手に入れる。コントラクターとして仕事を請けながら、各地を巡るゼロス。その行く先々で目にする数々の「エレメンタル」。それを追うようにして現れるヒトゲノム――ヒトゲノムは神が人に代わる新たな種として作り出したもの――たち。
ある者は種の抹殺を、ある者は力を欲しコア・エレメンタルを手に入れるために、ある者はただ破壊を楽しむために、ある者は奪われたものを取り戻すために、ゼロスの前に現われる。
ゼロスに引かれるように集まるエレメンタルと、ヒトゲノムとの戦いを通じ、自らの出生の秘密に迫っていくゼロス。新たなるストーリーがここから広がっていく……。
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ゲームは、探索、マップ発見、創作、戦闘を繰り返して進行する。シナリオは存在するが、一部の特定イベント以外はほとんど決まった道筋はなく、プレーヤーの好きな順番で進められる。また、途中に遭遇するイベントも多数用意されており、飽きることなくプレイできる。
従来のソウルズシリーズでは、戦闘フィールドと探索(移動)フィールドは別々に扱われていたが、今作ではこの2つが同一フィールドで展開する。新しいフィールド上には木箱や岩、橋、ブロックなどのオブジェクトが設置されているが、敵は配置されておらず、エンカウント率で戦闘が制御される。エンカウント率は、オブジェクトを動かすなどの行動をとるごとに上昇し、100%になると敵が出現する。
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戦闘の新要素「ブレイクアーツ」 |
攻撃システムでは、「ソウルズ」シリーズおなじみの派手なエフェクトの連続攻撃やオリジナルスキルの連携による合体技などは健在。さらに「耐性」という要素が加わった。敵の耐性を0まで下げた状態(ブレイク状態)で攻撃すると、「ブレイクアーツ」が発動し、大ダメージを与えることができる。この「耐性」には衝撃、破壊、貫通の3種類があり、特定の武器で攻撃するか、スキルを使うことで減っていく。敵によってはブレイク状態でないとダメージを与えられないこともあるという。
パッケージは通常版のほか、特典の同梱された限定版が発売される。特典は、ネバーランドと本作にまつわるさまざまな設定とイラストを収録した設定資料集「ネバーランド アーカイブBOOK」、本作の音楽とオリジナルドラマを収録したサントラ&ドラマCD「Approaches the mystery +α」、登場人物たちの詳しいプロフィールが書かれたオリジナルトレーディングカード9枚セットの3点。
さらに予約特典として、カラーイラストやイメージイラスト、キャラクタの立ち絵、キャラクタボイスなどを収録したデジタルデータ集が用意されている。
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限定版の特典 |
予約特典 |
【登場キャラクタ】 |
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ゼロス CV:加藤 将之本作の主人公。過去の記憶がないが、全く気にしていない。両腕はひじから先が義手で、そこにコア・エレメンタルを装着して膨大な魔力を扱う |
アデル CV:野川 さくらヴァラノワール勇者育成学部を首席で卒業し、両親の仇を探す旅に出る。常に厳しい表情をしているが、話してみると意外と人付き合いは良い |
アリア CV:藍川 千尋記憶を失いさまよっていたところをゼロスに助けられ、行動を共にする。魔法の腕は超一級品だが、なぜそれほどの魔力を有しているのかは不明 |
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デューザ CV:保志 総一朗アデルとともにゼロスの前に現れ、なぜかわからないが同行することになる。寡黙な人物だが、戦闘能力はゼロスに匹敵するほど高い |
ブリジッテ CV:野中 藍各地の遺跡や私腹を肥やす資産家などからオタカラをハンティングして生活している少女。亡くなった両親と同じコア・エレメンタルを探している |
エトヴァルト CV:野宮 一範四源聖の1人として「風の紋章」を受け継いでいる。祖父の影響を強く受け、ヒトゲノムの研究もしている。誠実かつ実直な人物で、融通が利かないことがある |
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ユーニス CV:藍川 千尋エテロと双子のヒトゲノム。性格や嗜好など細かい点までエテロと酷似。人間を拷問するのが趣味 |
エテロ CV:ふじた れいこ容姿は子供だが、実際の精神年齢は高く、子供っぽく振る舞っているのは見た目を利用してのこと。平気で残酷なことができる |
【スクリーンショット】 |
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フィールド上ではオブジェクトを破壊したり、動かすことで新たな道が開けることも |
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多数用意されたイベントがプレーヤーを飽きさせない |
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アクティブポイント(AP)によるターン制の戦闘システムを継承。エンカウントした際には、そのままのオブジェクト配置から戦闘が始まるため、戦闘に入るタイミングが重要となる |
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強力な合体技や必殺技も健在。今作ではさらに「コンビネーションアタック」という新システムも搭載された |
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コレクターズショップでは、戦闘の際のチェーン数や最大ダメージを記録。一定のチェーン数を達成すると貯まるチェーンポイントを使ってレアなアイテムと交換できる。さらにコレクションファイルをコンプリートすると「通り名」が与えられ、ステータスが変化する |
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本作ではモンスターの合成なども行なえるようになった |
装備品の「合成」や「開発」が行なえる開発所 |
人を派遣するギルド |
(C)2006 IDEA FACTORY
□アイディアファクトリーのホームページ
http://www.ideaf.co.jp/
□「ブレイジング ソウルズ」のページ
http://www.ideaf.co.jp/blazing/souls.html
□関連情報
【2004年10月8日】アイディアファクトリー、「ネバーランド」シリーズ最新作
PS2「新紀幻想 スペクトラル ソウルズ II」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041008/souls2.htm
(2005年10月28日)
[Reported by 滝沢修]
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