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価格:7,140円
今回公開されたのは、ベリオ・トロープ役の高橋美佳子さんの収録現場。実は高橋さんは、もう1つの役も担当しているのだが、誰なのかはゲームをプレイして確認していただきたい。
この日の収録が終わったところで、収録やゲームについて、お話を伺った。 ・ベリオ・トロープというキャラクタについて 高橋さん: 優等生で、物静かな中にもしっかりとした芯を持っている娘ですね。同性として好感が持てるし、つっぱったりして素直じゃないところもあったりして、素直になれないベリオっていうところがかわいいです。きちんとして、しっかりとしているところは憧れている気持ちもあり、私もちょっと背伸びして演じている感じがあったりします。 ・実際に演じてみての感想や印象に残ったところは? 高橋さん: 学園長への発言とかみんなをまとめなきゃいけないっていうシーンなど、常に難しいセリフを言っていて、「こんな言葉、今時使うのかな?」と思うくらい難しい漢字が多く、スラスラと読めないセリフが出てくるたびに「また難しい漢字出てきちゃった。また難しいこと言ってるよ、ベリオ」と思いながら、何度も辞書引いたりしていたのが大変でした。 最初のうちは主役の「大河くん」を呼ぶときには、ツンケンして呼びかけていたのが、後半は“うっとり”や“にこにこ”みたいな、いろいろなパターンで「大河くん」と呼んだのが印象に残っています。 ・ベリオ以外でおもしろいキャラクタや好きなキャラクタはいますか? 高橋さん: どのキャラも好きなんですが、リリィはすごい好きですね。ベリオとリリィは仲が良いのですが、リリィはベリオよりももっと素直になれない、きつめの女の子なんですけど、大河くんを好きになっていくにつれて、口調とかも変わっていくのを見ていて「素直じゃない女の子ってかわいいな」と思いました。でも、「リリィ」って言いづらいんですよ(笑)。何度となく「リリィ」って言ってるんですけど、何回言っても言いづらいです。でも、リリィはすごく好きです(笑)。 あと、ナナシが好きです。ナナシはなんかテンション高く、あんまり何にも考えてなくて、おバカなキャラがいない中に1人だけ異色なキャラという感じで、緊迫した雰囲気なのに「○○ですの~♪」みたいなことを言って皆が「ズコッ」となるのがいいです(笑)。 ・お気に入りのシーンは? 高橋さん: ベリオは心にキズをたくさん負っている女の子で、過去にいろいろなことがあって僧侶のようなことをしているっていう伏線があるのですが、そういった部分がちょっとずつ見えてきたりするシーンはドロドロした空気になったりして、泣きながら訴えるじゃないですけど、そういうシーンは演じていても、リアルというか生っぽくて、「ベリオはいろいろなものを抱えてやってきたんだな」というのが出ていてすごく好きです。 あと、大河くんとラブラブになるシーンは、2つの全く異なる人格をやらせていただいているので、控えめなのと押せ押せで強気という2パターンで演じられたのが嬉しかったし、おもしろかったです。 ・「デュエルセイヴァー デスティニー」の見どころ、聴きどころは? 高橋さん: すごくシナリオがしっかりしているので、お話を流れで追っていただきたいです。女の子がたくさん出てくるんですが、みんなバックボーンがすごくしっかりしているので、どのキャラクタと仲良くなっていってもおもしろいと思います。私はあんまりベリオみたいな役を演じる機会がなかったので、新鮮にやらせていただきましたし、あまり聞いたことがない雰囲気なんじゃないかなと思いますので、ぜひベリオルートをハッピーエンドまで進めてください。 ・最後にファンに一言お願いします
高橋さん: 今、絶賛制作中です(笑)。がんばってベリオを演じている最中なんですけど、私にとって珍しい雰囲気の、メガネをかけた僧侶の女の子をやらせていただくことになりました。すごく楽しんで演じていますので、ぜひたくさんの方にプレイしていただけたら、ありがたいです。今秋の発売を楽しみしていてください。
(2005年6月30日) [Reported by 滝沢修]
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