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「Nintendo's E3 2005 Press Conference」レポート 〜その2〜
「Game Boy Micro」の発表など盛況な携帯ゲーム

5月17日(現地時間) 開催

会場:Grand Ballroom Hollywood & Highland Complex

 任天堂株式会社は、米ロサンゼルスにあるGrand Ballroom Hollywood & Highland Complexにて、「Nintendo's E3 2005 Press Conference」を5月17日(現地時間)に開催した。

 今回のE3は、任天堂、SCE、マイクロソフトの3社が揃って次世代ゲーム機を発表するという点に注目が集まっていた。そんな中、任天堂のカンファレンスでは、まずニンテンドーDSのタイトルを紹介し、続いて新型のゲームボーイアドバンス本体「Game Boy Micro」を突然発表。その後にRevolutionのプロトタイプを公開するという流れで展開された。これは携帯ゲーム機市場にもぬかりはないという、同社の姿勢を表すものといえるだろう。



■ 一番小さくて高性能なGBA「Game Boy Micro」

「Game Boy Micro」を披露するReggie Fils-Aime氏
 文字通りの隠し玉として用意されたのが、「Game Boy Micro(ゲームボーイ ミクロ)」。Nintendo of AmericaのReggie Fils-Aime副社長がカンファレンスでの発表中、突然、懐から取り出して見せた。

 製品としては、GBAのラインナップに入るもので、GBASPに続く3種類目のバリエーションとなる。従来のGBAやGBASPと比べ、格段に小型化されているのが特徴。スクリーンも小さくなってはいるが、解像度は従来どおりで、明るさは一番だという。また本体前面のスクリーンカバーは変更が可能で、さまざまなデザインを楽しめる。

 また、同社が発売しているGBASP/NDS用AVプレーヤー「プレイやん」にも対応する。この組み合わせでポータブルAVプレーヤーとして見れば、かなり小型で、かつ安価な製品となりそうだ。

 北米地域では2005年秋発売予定となっているが、日本国内での発売は未定。



■ WiFiを活用したNDS用タイトル

DS用のWiFi対応ソフトは、世界25社で開発されている
 携帯ゲーム機の話題は「Game Boy Micro」に持っていかれた格好になってしまったが、ニンテンドーDS用タイトルもいくつか発表されている。特に、WiFi(無線通信)対応のソフトを前面に押し出した展開になっており、このチャレンジを是が非でも成功させたいという同社の熱意が伝わってくる。

 DSのWiFiサービスは、これまでDSの無線通信範囲にいる人との接続が基本だった。そして今後は、先日弊誌でお伝えしたとおり、インターネット経由の接続をサポートする。これはもちろん、ソフトウェア側での対応も必須となるため、これからインターネット接続対応のソフトが登場することになる。

 カンファレンスでは、同社が開発中のインターネット接続対応ソフトとして、「Mario Kart DS(マリオカートDS)」と、「Animal Crossing DS(どうぶつの森DS)」が発表された。

マリオの帽子をかぶった犬を連れて登場した宮本氏
 また、日本では既に発売され、大ヒットとなっている「Nintendogs」や、「エレクトロプランクトン」も紹介された。英語版の「Nintendogs」によるデモプレイでは、宮本茂氏が「すれちがい通信で見つかった友達」役で登場するというパフォーマンスも行なわれた。

【Animal Crossing DS(どうぶつの森DS)】



■ DS「マリオカートDS」ラウンドテーブル

「マリオカートDS」を解説する紺野秀樹氏
 カンファレンスの後、Hollywood & Highland Complex Mann Chinese Theatreにて、DS用「マリオカートDS」のラウンドテーブル(合同記者会見)が開かれた。この会見に臨んだのは、「マリオカート」シリーズの制作を担当している紺野秀樹氏と、宮本茂氏のおふたり。

 まず「マリオカートDS」のスペックについて、無線通信による8人同時対戦が可能になることが明らかにされた。8人というと、コースを走る全てのキャラクタをプレーヤーが操作することになる。さらにゲームシェアリングにも対応し、1本のソフトで8人対戦が可能になるという。多人数での通信となるとタイムラグも気になるところだが、紺野氏は「秒間60フレームでキビキビ動く」と自信の一言。

 またWiFi接続にも対応し、インターネット経由での4人対戦が可能。紺野氏は、「人と人とのコミュニケーションを大切にし、対戦して楽しいものを作ってきた」と「マリオカート」シリーズのコンセプトについて語っているが、まさにWiFiサービスにぴったりのタイトルといえるだろう。

 また紺野氏は、WiFiサービスへの参加率について繰り返し言及。「『マリオカートDS』を買ったほとんどの人がWiFiで遊ぶことを目指す」と意気込みを語った。

 なお、「Mario Kart DS」は、E3会場にプレイアブル出展され、通信プレイが体験できる。こちらのプレイレポートは、E3開幕後に改めてお伝えしたい。

 また会見の中に宮本氏は、「ずっとコミュニケーションを重視してきたので、DSでは買った人がすぐ繋がるようにしたかった」という「ピクトチャット」導入のエピソードや、自らが担当するDSソフトについて、「5歳から95歳まで、家族で遊べることを大切にして作っている。みんなで遊べる道具になってきた。これからもさらに進めていきたい」といった制作方針などを語った。

【Mario Kart DS(マリオカートDS)】


(C)Nintendo

□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□任天堂 E3関連情報のページ
http://www.nintendo.co.jp/n10/e3_2005/index.html
□関連情報
【5月18日】任天堂、「Revolution」の仕様の一部や
この秋発売予定のGBASP互換機「Game Boy Micro」など発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050518/revo.htm
【5月11日】任天堂のWiFi無線通信サービスに関して、
スクウェア・エニックス和田社長が強力なバックアップを宣言!!
「どんなコンテンツで応えていくかが、我々の勝負」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050511/s_e.htm
【5月9日】無線LANスポット開設、ユーザーのAPも使用可能!!
任天堂、岩田社長よりWiFiを利用した
無線通信サービスに関するコメントを独占掲載!!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050509/ninten.htm

(2005年5月18日)

[Reported by 石田賀津男]


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