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価格:3,990円
「アドベンチャープレイヤー(以下、ADVP)」は、データを入れ替えるだけで様々なオリジナルコンテンツを楽しむことができる再生エンジン。「ADVP」公式サイトにラインナップされたゲームコンテンツを無料でダウンロードすることで、多種多様なジャンルのゲームをプレイすることができる。 また、専用のゲーム製作ツール「ADVPスタジオ」を使用することでユーザー独自のオリジナルコンテンツを作ることもできるという。詳しい詳細は先日開催された説明会の様子を参照してもらいたい。
今回は、「ADVP」本体に最初から収録されている3本のアドベンチャーゲーム「怪奇圏(かいきけん)」、「Echo Night#1」、「ハコノナカ」について紹介していきたい。 「怪奇圏」
「怪奇圏」は、日常の何気ない行動がいつしか奇怪な世界の扉を開いてしまうというホラーサウンドノベル。画像とテキストによるテキストサウンドノベル形式で、物語の佳境に究極の2択を迫られ、選んだ選択肢によってエンディングが変化する。シチュエーションの異なる3話を収録しており、プレイ時間は約30分程度だという。ダウンロードコンテンツにて続編を配信することも予定されている。
「Echo Night#1」 '98年にプレイステーション専用ソフトとして発売され、好評を博した「Echo Night」の新作が「ADVP」に登場。舞台は、前作「Echo Night」から遡ること2年。あの忌まわしき失踪事件前の処女航海。13人の亡霊たちの“想い”を叶えて、安らかな眠りを授けることがゲームの目的。
基本システムはスキンと呼ばれるウインドウ構成(メイン画面、メッセージ表示画面、コマンド画面の3つに分割)で、コマンド選択型を採用。コマンドを選択し、メイン画面で様々な情報を集め、ストーリーを展開させていくというアドベンチャーゲームとしてはオーソドックスなスタイルとなっている。プレイ時間は約7~9時間で、どこでもセーブ&ロードが可能。 「ハコノナカ」 一切の装飾を排除し、線画と効果音のみで作られた世界はプレーヤーの想像力を喚起させるという。じっくりと思考し、館の随所にあるトラップを解除し、屋敷の主人を捜し出して手紙を届けることが目的。
基本システムは「Echo Night#1」と同様でスキン分割画面を採用。命令コマンドは実に76種類にもおよぶ。この膨大な動詞コマンドを駆使して謎を解いていく。コマンドは総当りで選んでいけばクリアできるというものではなく、あくまでもプレーヤーが思考し、トライ&エラーで解決方法を見つけていくというスタイル。場所移動には擬似3D空間を作り上げ、あたかも屋敷内をさまようという没入感を演出している。プレイ時間は約17~20時間。所定位置にてセーブ&ロードが可能。 (C) 2005 FromSoftware, Inc. All rights reserved. ※画面は開発中のものです。
□フロム・ソフトウェアのホームページ (2005年4月22日) [Reported by 志賀康紀]
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