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【連載第179回】 あの、おもちゃを徹底レポート




着せ替えができる新感覚のコミュニケーショントイ!
タカラ「きぐるみキグミ〜」

「きぐるみキグミ〜」
発売 タカラ
価格 2,499円
電源 ボタン電池LR44×2(内蔵)
発売日 発売中



 現在、少年少女の間で「たまごっちプラス」が大変なブームになっている。日本全土を巻き込んだ初代「たまごっち」の狂乱的なブームとその終焉を一度体験した身としては、こんなにも早くリバイバルするとは想像すらしていかなった。しかし、ペットのように可愛がることができて、いつでも持ち歩けるタイプのトイは、不変の魅力があるのだろう。

 今回紹介する「きぐるみキグミ〜」は、そんな第2次“バーチャルペット”ブームの最中に、大ブレイクが期待されるアイテムだ。従来のアイテムに比べ、カスタマイズの要素が多く、筆者のような30半ばのおじさんでも楽しめるようになっている。


別売の着ぐるみでいろいろな姿の「キグミ〜」と遊べる

パッケージ。“売り”がギッシリと書き込まれ、新機軸をアピール
 「きぐるみキグミ〜」は、前述の通り“バーチャルペット”とも、“携帯型コミュニケーションゲーム”とも言い表せられるアイテムだが、過去のアイテムにはないアイデアがたくさん盛り込まれている。数々のアイデアの中で、筆者が注目したのは以下の3点。

1. 本体を包む着ぐるみの着せ替えが可能
2. タッチペンを使って操作する
3. 携帯電話の電波に反応する

 どれもが新しく「どんな遊びが可能になっているだろう?」とワクワクさせられるものばかりだ。これらの要素は、順を追って紹介していきたい。

「きぐるみキグミ〜 ももいろウサギのつもり」 「きぐるみキグミ〜 パンダのつもり」


 「きぐるみキグミ〜」本体の大きさは、5センチ程度。手のひらにスッポリと収まるコンパクトサイズだ。

 中央に液晶画面がある本体は、それ自体が「キグミ〜」という設定。液晶画面には「キグミ〜」の顔が描かれ、状況に応じて喜怒哀楽を表現する。

 「キグミ〜」らしさを最も体現しているのが、本体をすっぽり包む着ぐるみ。「キグミ〜」は着ぐるみが大好きという設定があり、別売の着ぐるみを使えば、好みのコスチュームに変えられるのだ。

 着ぐるみの名前もふるっている。「ももいろウサギのつもり」や「きなこいろのイヌのつもり」、あるいは「クロネコになれるはず」、「アヒルのコドモになれるはず」のように、すべて末尾に「〜のつもり」か「〜になれるはず」が付いているのだ。「キグミ〜」自身は犬やパンダに変身したと思っているのだが、はたから見ると正体は「キグミ〜」だとバレバレ。そんな「キグミ〜」のお茶目な一面が表現されていて、ニンマリとさせられる。

 筆者も別売の「アヒルのコドモになれるはず」を手に入れ、着せかえを体験した。体全体を包んでいる着ぐるみを着せ替えるので、以前の姿と見た目に大きく異なり、インパクトが大きかった。まるで、新品の「キグミ〜」をもう1個手に入れたかのような印象があった。着せ替え人形のようにシャツやズボンを変えるだけなら、ここまでの面白さを演出することはできなかっただろう。

別売の着ぐるみ。「キグミ〜の着ぐるみ アヒルのコドモになれるはず」 「ももいろウサギのつもり」が、アヒルタイプに早変わり



言葉を教えると噂話を続々と生成する

 「キグミ〜」とのコミュニケーションは付属のタッチペンを使って行なう。「キグミ〜」の顔である液晶画面をタッチペンでちょこんと触れると、入力になる。画面サイズが小さいので、文字やアイコンが多少見づらく感じられるが、取扱説明書を参照しながら一度試せば、簡単にマスターできる。

 タッチペンはPDAやニンテンドーDSなどで採用され、すでに身近にあるものだが、キャラクタの顔に触れながら遊ぶ感覚が新鮮だった。指で頬をツンツンとつつく感じに近いだろうか。こうした“バーチャルペット”はバーチャルであるがために触ることができなかったのだが、タッチペンの採用によってこれまで以上の親しみやすさが感じられる。

 「キグミ〜」とのコミュニケーションは、言葉遊びが基本。ユーザーが「キグミ〜」に言葉を教えると、「キグミ〜」がそれを元にうわさ話を作って教えてくれる。教えられる情報は、大きく分けて「人の名前」と「単語」の2種類がある。例えば人だったら、名前を入力したあと、ユーザーとの関係や好き・嫌いを補足する。単語なら、言葉を入力したあとそれが何を意味するのか、場所の名前なのか、体の一部分なのか、などの大まかなジャンルを登録する。

 「キグミ〜」は、こうして入力した言葉を使い、奇想天外な噂話を生成してくれる。「京子がラブレターにハマりこんじゃってヤバイらしいよ〜! ラブレターの買いすぎで気づいたら部屋がラブレターまみれ! ご近所のうわさになっているってさ〜」、「みのるは将来地元にパソコンの店を開きたいらしいよ! マジで!?」。

 ゲームファンにはおなじみの「どこでもいっしょ」を彷彿とさせるアイデアではあるが、プッと吹き出す笑える話が多く、感心させられる。

「キグミ〜」はコミュニケーションが好き。どんどん話しかけてくる 会話の内容によって、表情がめまぐるしく変わる
人の名前や好きな言葉をどんどん登録しよう タッチスクリーンの感度は良好で、操作しやすい


 この言葉遊びは、携帯電話とも連動している。携帯電話の近くに置いておくと、電話が着信したときに、驚いた表情を披露する。このときに本体のボタンを押すと「いまのだれ?」と聞いてくる。こうして友達や知人の情報を「キグミ〜」に記録し、彼らにちなんだ噂話が増殖していく仕組みになっているのだ。こうした遊びは、知っている人たちに関われば関わるほど面白くなるもの。言葉の入力を促し、しかも飽きさせない優れたアイデアだと思う。

携帯電話のそばに「キグミ〜」を置いているイメージ 電話の着信を感知すると、驚いた表情をみせる


着ぐるみを外し、「キグミ〜」同士をくっつけるとデータをまぜることができる
 「キグミ〜」同士の連動もある。着ぐるみを脱がし、お尻の部分にある端子をくっつけると、それぞれの「キグミ〜」に登録された単語が交換されるというものだ。言葉の交換によって、噂話のバリエーションがますます充実する。

 こうした携帯ゲームには“お約束”ともいえるミニゲームもある。ゲームを始めると液晶画面に「キグミ〜」の歯が表示され、その上にゴキブリのような姿をした虫歯菌が表示される。上の歯から下の歯へ、中央の歯から右端の歯へと機敏に動き回る虫歯菌をタッチペンでつぶしていくと、つぶした数に応じてアクセサリーがもらえる。ゲームはシンプルだが、小さな物をブチブチと潰す感覚が実に心地よく、終わったとたんにもう一度遊びたくなる、ちょっとした中毒性がある。

 ミニゲームで手に入れたアクセサリーは、「キグミ〜」が身につけられる。アクセサリーに応じて、メガネをかけたり、頭にサラサラヘアーのウィッグをかぶったりして、「キグミ〜」の姿が一変する。筆者は口紅を塗ってとたんにセクシーになった「キグミ〜」が気に入って、ずっとこの姿でプレイをしていた。

虫歯菌を退治するミニゲーム アクセサリーをつけてサラサラヘアーに変身! 口紅を塗ってセクシーさをアピール!


 着ぐるみのアイデアと併せると、まさに自分だけの「キグミ〜」を作れる。大人でもこれだけ遊べるのだから、子供たちはさぞかしハマるだろうなぁ……。

(C)TAKARA Co.,Ltd. 2005


□タカラのホームページ
http://www.takaratoys.co.jp/
□「きぐるみキグミ〜」のページ
http://www.takaratoys.co.jp/kigmy/


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(2005年3月31日)

[Reported by 元宮秀介]


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