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株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCEI) は、米ImmersionがSCEIおよびソニー・コンピュータエンタテインメント アメリカ (SCEA) をフォースフィードバック機能のパテントを侵害したとして起こしていた訴訟で、カルフォルニア連邦地方裁判所が米Immersionの訴えを認め、損害賠償とゲーム機の販売差し止めを命じる判決を出したことを公表した。損害賠償額は約9,070万ドル。 今回の訴訟は2002年に、ゲームパッドやジョイスティックを扱う米ImmersionがSCEI、SCEA、米Microsoftを相手取り起こした訴訟。コントローラが震えるDUALSHOCK機能および、フォースフィードバック機能を持つXbox用コントローラ、その機能を利用しているゲームソフトが同社の特許を侵害しているとしてカリフォルニア連邦地裁に提訴していた。
現地時間の3月24日に下されたこの判決についてSCEIは「特許は侵害していないと考えており、裁判で白黒つけていきたい (広報部) 」としており米連邦高裁に控訴することを明らかにしている。ゲーム機の販売差し止め命令については、判決文の中に控訴すれば「販売差し止め命令」が執行停止となる条文があることから、SCEIおよびSCEAが控訴することでゲーム機の販売は継続されることとなる。 (2005年3月28日) [Reported by 船津稔]
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