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「ポケットモンスター」たちと思う存分遊ぶことができる |
会場:2005年日本国際博覧会ささしまサテライト事業
De La Fantasia会場
入場料:無料
開園と同時にオープンする「ポケモンだいすき郵便局」の局長に就任するデリバードの就任式に駆けつけたピカチュウとニャース。登場と共に小さな子供たちの歓声が上がった。やはり大人気キャラクタだ |
「ポケパーク」は、愛知で開催される「2005年日本国際博覧会(愛・地球博)」のささしまサテライト事業De La Fantasia会場にて開催されるイベントで、3月18日から9月25日までの期間限定で開催される。入場は無料だが、中にあるアトラクションは有料となっている。営業時間は平日が10時から20時まで、休日は9時から20時までだが、季節や曜日によって時間延長も予定されている。事前にホームページなどで調べておくといいだろう。なお、3月中は春休みということもあってすべて休日の営業時間で運営される。
De La Fantasia会場はあおなみ線のささしまライブ駅から徒歩1分、名古屋駅からでも徒歩10分程度という立地のよいところにある。旧笹島貨物駅跡地なので、新幹線に乗っていてもすぐ隣なので、目に入る位置にある。「ポケパーク」以外にも109シネマやいろいろな施設が集中している。
その中にある「ポケパーク」は、「ポケモンたちと一緒に遊べたらなぁ……」というファンの夢を叶えるテーマパーク。園内にはあちらこちらにポケモンのフィギュアが飾られ、世界観を再現している。本日入場することができたラッキーな招待客の人たちもポケモンがデザインされた帽子「なりきりポケモンキャップ」を被り、心底楽しんでいる様子だった。
「ポケパーク」は入場は無料だが、中にあるアトラクションは有料となっている。たとえば観覧車の「ポケモン大観覧車」は800円。ピカチュウに乗ることができる「ピカチュウの森」は600円といった具合だ。これらアトラクションを利用するときに必要となるのがプリペイド型電子マネーのエディカード(Edy)だ。会場入り口にはポケモンがデザインされた「ポケパーク」デザインのエディカードが2,000円で販売されている。これを購入し、お金をチャージして初めて使用することができる。エディカードにチャージすることができる機械は会場のあちらこちらに用意されているので、足りなくなったなと感じたら追加でチャージすればいい。ちなみに、いくつかのショップでもエディカードを使って食事したりすることができる。
アトラクションは有料だが、実は体験して終了と言うだけではない。実はアトラクションを体験するとポケモンカードを1枚だけプレゼントしてくれるのだ。たとえば「ピカチュウの森」を体験すれば「ポケパークのピカチュウ」というポケモンカードをくれる。カードがくれるとなれば、やはりすべてのアトラクションを体験しておきたいと思うだろう。1回の来場ですべて回ることは難しいかもしれないが(おそらく大変な来場者となるだろうから)、是非ともチャレンジしていただきたい。
アトラクションは12種類用意されているが、なんと言っても注目は、リアルにモンスターボールを手にしてポケモンを捕まえる疑似体験ができる「ポケモンわくわくサファリ」だろう。本日のイベントでも公開とほぼ同時に120分待ちとなり、真っ先に入場終了となった人気アトラクションだ。
アトラクションの舞台はサファリゾーン。来場者は入り口でサファリボールとポロックをもらい、サファリゾーン内で150秒という制限時間内にポケモンを捕まえるわけだ。まずはサファリボールを受け取った時、サファリボールと来場者を関連づけさせて来場者の顔写真を撮影する。その後レクチャーを受けてからサファリゾーンに入ることになる。
サファリゾーンの壁に設置されたポケモンの形をしたセンサーがピカピカと光ったら、そのセンサーに持っているサファリボールを近づけるとポケモンを捕まえることができるのだ。制限時間の150秒が終了し外に出るとそこにはパソコンが並んでいる。パソコンの前に自分のサファリボールを置くと、一番最初に撮影した自分の写真と、どんなポケモンを捕まえたかのデータを一瞬でマッチングして画面に表示。表示データを印刷して、記念に認定書を特製台紙と一緒にプレゼントしてくれる。
これは富士通の技術が使われており、なかなか楽しいアトラクションに仕上がっているので、是非とも体験してほしいところだ。まるで自分がポケモンの世界に入ったかのような気分になることだろう。ちなみにここでもらうことができるポケモンカードは「ケンタロス」だ。
「ポケパーク」内ではないが、隣接するラバーモささしま内にある109シネマズ名古屋ではここでしか見ることができない映像アトラクション「ポケモン3Dアドベンチャー ミュウを探せ!」が上映されている。映画であるためあまり詳しくお伝えすることはできないが、ピカチュウとニャースが繰り広げるアクションたっぷりの冒険を、3D映像で楽しむことができる。
比較的オーソドックスなタイプの3D映像だが、入り口でもらう3Dメガネをつけてみると効果抜群。もちろん制作側も3Dになることを意識して制作しているだけに、演出も迫力満点だ。ちなみにこの映画は前述の12個のアトラクションに入っていない。しかし、これも立派にひとつのアトラクションで、映画を鑑賞するとポケモンカードをもらうことができる。プレゼントされるカードは「ポケパークのジラーチ」だ。
【3D映画「ミュウを探せ!」】 | ||
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「ポケパーク」の隣にあるラバーモささしま内にある109シネマズ名古屋では映像アトラクションとして「ポケモン3Dアドベンチャー ミュウを探せ!」を上映する。ここでしか楽しめないもので、これも立派なアトラクションのひとつ。アトラクションを体験するともらうことのできるカードは「ポケパークのジラーチ」 |
このほかにも人気のアトラクションがずらりと会場には勢揃いしている。初日で一番人気のあったのが前述の「ポケモンわくわくサファリ」だが、それをのぞくと、男の子に圧倒的な人気を誇っているレックウザの「バトルコースター裂空」、乗ると名古屋を一望することができる「ポケモン大観覧車」といったところ。
「バトルコースター裂空」はミニミニコースター。レックウザに乗ってかなりのスピードでコースを3周まわる。小さい子にはちょっときついかもしれない。というのも、降りてからお母さんにすがりついて泣いている子供もいた。
「ポケモン大観覧車」は流石に一番目立つアトラクションだ。大観覧車全体の骨組みがモンスターボールのカラーリングになっているだけでなく、それぞれのゴンドラがモンスターボールのデザインとなっている。さらにゴンドラに乗り込むとポケモンが描かれているのだが、ゴンドラごとに出迎えてくれるポケモンが違うのだ。大観覧車だけあって、かなり遠くまで見渡せて天気がよければ気持ちのいいことだろう。
アトラクション以外にも「ポケモンだいすきクラブステージ」では各種イベントが開催されるほか、成績次第ではここでしか手に入らない景品がプレゼントされる「ポケモンゲームコーナー」など楽しめる施設が目白押し。
そして忘れてはならないのが「ポケモンショップ“R”」。「ポケパーク」のグッズが多数発売されている。このショップの設定もこっていておもしろい。“R”はもちろん“ロケット団”のR。なんとこのショップはロケット団の資金稼ぎだというのだ。まぁ、そんなことはお構いなしに魅力的なグッズはたくさん並べられているので、どんどん買ってしまう訳なのだが。
ちなみに「トイザらス ポケパークストア」も開設されているので、どうしてもロケット団の資金協力したくない人はこちらでもどうぞ(両方見た方がいいかと思いますが)。
□ポケパークのホームページ
http://www.pokepark.jp/
□関連情報
【2月25日】「ポケットモンスター」の遊園地「ポケパーク」
「愛・地球博」の開催にさきがけ3月18日よりオープン
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050225/poke.htm
(2005年3月13日)
[Reported by 船津稔]
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