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カプコン、PS2「DEMENTO」 |
価格:6,990円
株式会社カプコンは、4月21日の発売を予定しているプレイステーション 2用ゴシック サイコホラー「DEMENTO (デメント)」の最新情報を公開した。
シネマティクス・ディレクターとして俳優/映画監督・竹中直人氏が参加していることでも注目を集めている「DEMENTO」は、大学に通う18歳の女性“フィオナ・ベリ”が事故に巻き込まれ気がつくと見知らぬ古城にとらわれの身となっていたところから始まる。彼女は同じようにとらわれの身となっていたホワイトシェパードの“ヒューイ”とともに城からの脱出を試みようとするが、城の住人達は彼女の行く手を悪意を持って阻む。
今回公開された情報は主人公フィオナのパートナーであるヒューイと城の執事リカルドについての詳細。それでは早速、ヒューイとリカルドの情報を紹介したい。
■ ヒューイ
ヒューイとの信頼関係がゲーム攻略の鍵となる |
これは、実際に起こりうる出来事をゲームに反映している結果なのである。例えば捨て犬や子犬を家で飼うことになっても、いきなり飼い主になつくことは滅多にない。犬と仲良くなる為に「話しかけたり」、「撫でたり」といった感じで多少なりともスキンシップを取ることで、犬の警戒心をとき仲良しになるのが一般的ではないだろうか。
本作ではこのことを踏まえ、AIによって完全に再現された本物の犬がゲームに登場している。それがヒューイである。当然だがヒューイは犬なので言葉は通じない。意思の伝達はフィオナの身振り手振りとなってしまう。だが、ヒューイはフィオナの行動を全て見ている。そしてヒューイ自身がフィオナを主と認めるかを決めることになる。お互いの信頼関係が築ければ、パートナーの存在は心強いものとなることはまちがいないだろう。
ヒューイへの命令は右スティック(R3ボタン)で行なうが、状況によって同じ入力でも命令が異なる。例えば右スティックを上方向に入力すると、通常時は指定方向に「行け」、「調べろ」という命令となるが、追跡者と遭遇時は「攻撃しろ」、攻撃中は「応援」という命令に変化する。
■ リカルド
事故からフィオナを救出し、古城に連れてきたのはこのリカルドである。城内でフィオナを襲おうとしているデビリタスを制した彼は、フィオナがこの城に来た経緯を説明し、城の後継者であることを継げる。
普段のリカルドは、礼儀正しく、その格好からは想像できないほど紳士的な人物。しかし、無抵抗のダニエラに暴力を振るいながら執拗に何者かの居場所を問い詰めている姿をフィオナは盗み見てしまう。
さらに、フィオナを城に留めておくために銃口を向けながら淡々と語りかけることも。紳士と狂気の二面性を持つリカルドの本性とは?
人形を愛し、フィオナに対して異常なまでの執着を示す異容な男、デビリタス。無機質で冷たい微笑を向ける美しい女、ダニエラ。礼儀正しく、時に荒々しく隠密に行動する男、リカルド。そして、常にフィオナを見続けている謎の視線。
「DEMENTO」は、従来のホラーゲームでは体現することのできなかった、得体の知れない欲望・恐怖に、精神的にとことん追い詰められる世界を作り上げている。謎に包まれた城と住人の人物像が垣間見える最新のスクリーンショットを最後に一気に紹介する。
【スクリーンショット】 | ||
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□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□「DEMENTO」のページ
http://www.capcom.co.jp/demento/
□関連情報
【2004年10月15日】カプコン、PS2「DEMENTO」4月21日発売決定
公式ページではイベントシーンの配信や壁紙ダウンロードなど実施
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050204/demento.htm
【2004年1月15日】古城に幽閉された少女の狂気からの逃亡劇
カプコン、PS2「DEMENTO」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041015/dem.htm
(2005年2月25日)
[Reported by 志賀康紀]
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